相殺コントロール

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相殺コントロール(Counterbalance Control)は、その名の通り、相殺/Counterbalanceキーカードに据えたコントロールデッキの総称。

目次

[編集] 概要

コールドスナップ相殺/Counterbalanceが登場すると、それと相性のよい師範の占い独楽/Sensei's Divining Topを合わせたソフトロックコンボが開発された。

当時のスタンダードからエクステンデッド、また現在ではエターナルに居場所を見つけており、幅広いフォーマットで活躍してきたデッキタイプである。さらに他のデッキタイプとハイブリッド化し、ビートダウンコンボデッキのコントロール要素として組み込まれることがある。

[編集] 神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期

このシナジーを中心に据えたデッキは、当時のスタンダードではフィニッシャーに曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorを据えた構成が一般的であり、そこにドローエンジンとして闇の腹心/Dark Confidantを搭載したメガパーミッションデッキストラクチャー・アンド・フォース日本選手権06を制した。

また、氷雪コントロールの一種である青白氷雪コントロールにもこのシナジーが組み込まれていた。

[編集] エクステンデッド(インベイジョン期)

師範の占い独楽/Sensei's Divining Topほぞであるため、粗石の魔道士/Trinket Mageによるシルバーバレット戦術を併用したタイプが活躍した。


粗石の魔道士は師範の占い独楽を安定してサーチできる上、ライブラリー切り直すことで相殺/Counterbalanceによるカウンターを補助することができる。また、同じくライブラリーを切り直す手段としてフェッチランドを用いることができるのも大きい。

相殺コントロール登場当初はTrinket AngelTrinket Togなどが活躍した。

未来予知以降は、フィニッシャータルモゴイフ/Tarmogoyfを据えたCounterTop-Goyfが登場し、エクステンデッドの主流デッキの1つとして君臨した。

しかし、師範の占い独楽が2008年9月20日よりエクステンデッドにおいて禁止カードに指定され、エクステンデッドでの活躍は幕を閉じた。

[編集] レガシー

現在はエターナル環境でしか見られなくなってしまったこのデッキタイプであるが、レガシーでは引き続き活躍している。

デッキの形としては、エクステンデッドで活躍したCounterTop-Goyfがほぼそのまま移植されたほか、青緑スレッショルドに投入したBaseruption悟りの教示者/Enlightened Tutorで相殺・独楽・行き詰まり/Standstillを集めるランドスティル、このシナジーが重要なデッキパーツとなっているドレッドスティルなど、多くの派生デッキがレガシーのメタゲームを動かしてきた。

長い間レガシーのトップメタを走り続けたこのデッキタイプだが、メインデッキから採用できる相殺対策呪文である突然の衰微/Abrupt Decayが登場して凋落。このコンボに頼り切ることはできなくなり、以降は青白石鍛冶青白奇跡コントロールなどで中盤の下支えとして組み込まれるようになった。もちろん対戦相手を使っていなければロックにもなる。

[編集] 参考

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