紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swath

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Pyromancer's Swath / 紅蓮術士の刈り痕 (2)(赤)
エンチャント

あなたがコントロールするインスタントかソーサリーの発生源がいずれかのパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、それは代わりにそのパーマネントかプレイヤーにその点数に2をたした点数のダメージを与える。
各終了ステップの開始時に、あなたは手札を捨てる。


自分コントロールする火力呪文ダメージを2点増やすエンチャント。しかしその代償として終了ステップ手札をすべて捨てるというデメリットも持つ。

単体火力でも2点のダメージ増加というのはもちろん強力だが、全体火力分割火力ならばダメージを与える先全てに2点のダメージを増やせるためさらに強力である。よって火力呪文を多く投入したバーンデッキや全体火力や分割火力を多く投入したデッキであれば一見有効に働くように見える。しかし終了ステップに手札をすべて捨てるというデメリットは通常のデッキにとっては致命的であり、3マナという重さ軽さが何より重視されるバーンデッキにとって大きな足枷であり、これを出したターンにさらに火力を打つ余裕がある場面は少なく、そのメリットを生かすには今引きに頼るしかないことがほとんどだろう。これなら追加の火力を投入した方がマシなため、通常ならカスレアとして扱われてもおかしくはない。

しかし、同ブロックにはぶどう弾/Grapeshotという、このカードととてつもないシナジーをもつカードが存在していたため、スタンダード刈り痕ストームキーカードとして活躍した。

参考

QR Code.gif