「羊術師/Ovinomancer」を編集中

{{#card:Ovinomancer}}

珍しい、[[バウンス]]ではない[[青]]の[[クリーチャー]][[除去]]。しかも[[再生]]不可が付いている。しかし[[基本土地]]3枚を[[手札]]に戻すのはかなりのリスクである。また、これのせいで繰り返し使うのが難しくなっている。（[[羊]][[トークン]]の方はあまり気にしなくてよい。）

何らかの手段で[[速攻]]を与え、[[ETB]][[能力]]の[[解決]]前に[[起動型能力]]を[[起動]]してしまえば、3[[マナ]][[ソーサリー]]除去のようにして使える。問題は、そのタイミングで速攻を与えられるのは基本的に[[赤]]の[[カード]]だという点だろう。

[[千年霊薬/Thousand-Year Elixir]]との相性が良い。3マナソーサリーのようにして、マナが続く限り何度でも除去をしてくれる。手札に戻すのは[[コスト]]なので、[[優先権]]がこちらにある限り相手の[[インスタント・タイミング]]のクリーチャー除去では妨害が難しい。これに対しては、羊術師を[[唱える]]のに[[対応して]]千年霊薬を除去するのが有効な対処法となる。

*[[騙し討ち/Sneak Attack]]で出すと面白いかもしれないが、それならもっと優れた[[クリーチャー]]がいくらでもいる。
*[[ビジョンズ]]初出時は'''ソーサラー'''/''Sorcerer''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていた（ただし女性形である[[魔術師の女王/Sorceress Queen|ソーサレス]]と同一として扱われていた時期がある）。1999年7月頃の[[オラクル]]更新で[[ウィザード]]に変更され、[[Magic Online]]での[[ビジョンズ]]のリリースに伴う2006年1月のオラクル更新で[[人間]]のクリーチャー・タイプを獲得した。
**日本の[[テーブルトークRPG]]では、ソーサラーを「妖術師」と訳すものが多く、その点でもカード名との間で駄洒落が成立していた。
*このカードは、[[Wikipedia:ja:ブリザード・エンターテインメント|ブリザード社]]のコンピューター・ゲーム『[[Wikipedia:ja:ウォークラフト|ウォークラフト]]』に敬意を表したものである。その中に敵対ユニットを羊に変身させる呪文があって、このゲームは、ビジョンズのデザインをしている時期、[[R&D]]チームのお気に入りだったそうだ。（→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sheep-2002-05-28 Sheep!]参照）
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]として収録され、さらにその次の[[次元の混乱]]の[[羊術/Ovinize]]の[[カード名]]の元となった。
==関連カード==
*[[猿術/Pongify]] - 2つ目の能力と同じ効果を持つ[[インスタント]]。ただしトークンは3/3の[[類人猿]]。（[[次元の混乱]]）
**[[急速混成/Rapid Hybridization]] - トークンの[[クリーチャー・タイプ]]が[[カエル]]・[[トカゲ]]になった猿術の[[同型再版]]。（[[ギルド門侵犯]]）
**[[現実変容/Reality Shift]] - 破壊の代わりに追放し、トークンを生成する代わりに[[予示]]を行う猿術。2マナ。([[運命再編]])
**[[鴉変化/Ravenform]] - 破壊の代わりに追放し、[[飛行]]を持つ1/1の[[鳥]]にする猿術。アーティファクトにも対応する。[[予顕]]付きの3マナソーサリー。([[カルドハイム]])
***[[再造形/Resculpt]] - 4/4の[[エレメンタル]]に変身させる鴉変化。予顕を持たない2マナのインスタント。([[ストリクスヘイヴン：魔法学院]])

==参考==
*[[カード個別評価：時のらせんタイムシフト]]
*[[カード個別評価：ビジョンズ]] - [[アンコモン]]