霊異種/Aetherling

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2017年6月13日 (火) 20:00時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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AEtherling / 霊異種 (4)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

(青):霊異種を追放する。次の終了ステップの開始時に、これをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
(青):このターン、霊異種はブロックされない。
(1):霊異種はターン終了時まで+1/-1の修整を受ける。
(1):霊異種はターン終了時まで-1/+1の修整を受ける。

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炎異種/Torchling茨異種/Thornlingに続く、変異種/Morphlingリメイク第3弾。多彩な起動型能力により、打点・回避能力除去耐性を高いレベルで兼ね備えた非常に強力なクリーチャー能力的に、最も直系的な変異種のリメイクといえる。

マナは食うものの、攻撃時にはブロックされないパワー8になり、防御時には理論上無限大のタフネスとなれる。また、自身を一時的に追放する、虹のイフリート/Rainbow Efreetに類似した明滅能力が特に強力であり、ほとんどの除去を回避できるだけでなく、自身をアンタップする能力代わりに利用して警戒持ちのように振る舞うことや、コントロールデッキにおいて重要となる味方の全体除去の巻き添えを避けることもできるなど、非常に多芸。

特に打撃力と除去耐性は圧巻であり、ある程度盤面を制圧した後で速やかにゲームを終わらせることにおいては、これ以上ないというほど強力なカード。特に対コントロールでは出せればほぼ勝ち、というほど圧倒的優位に立てる。しかしまったく非の打ち所がないわけではなく、このカード自身の盤面制圧力はそれほど高くないことには注意しなくてはならない。本家と違って飛行得ることができず、また明滅能力を使用したターンは戦闘に参加できないためブロッカーとしては隙が残る。加えて除去を警戒するならマナを余らせた上で唱えることが必要となるので、本家より1マナ増えたことのリスクは額面以上に大きく、押されている状況でこれを出しても手遅れ、ということは十分考えられる。そのためビートダウンが幅をきかせている環境では、コントロールデッキにはこのカードを抜きにしてもある程度盤面を制圧できるだけのコントロール力が求められる。

構築では系コントロールデッキのフィニッシャーとして活躍。やはり対コントロールにおいては非常に強力であり、特に同型デッキに対しては魂の洞窟/Cavern of Soulsと併用してしばしば相手を絶望させている。専用の対策カードを取られることも多く、定番の真髄の針/Pithing Needleのほか、ラヴニカへの回帰ブロック構築では債務者の演壇/Debtor's Pulpitが使われることもあった。

リミテッドでは強力無比。ピックできたら最大限活躍させられるようにマナ基盤を整えたい。

  • 初出時の英語版カード名は「Ætherling」であったが、カラデシュ発売に伴うオラクル更新により、合字を用いない表記に変更された。詳細は霊気/Aetherを参照。
  • 変異種のバリエーションはいずれも5つの起動型能力を持っていたが、これは4つしか持たない。Mark Rosewaterは自身のコラムで「5つ目の能力を持たせようとしたものの、適切な能力が設定できなかった」と述べている。明滅能力が複数の用途を兼ねているのと、ルール文章を圧迫しているのが主な原因とのこと(参考/翻訳)。

[編集] 参考

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