魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation

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[[フォーゴトン・レルム探訪]]で登場した[[ダンジョン]]の1つ。
 
[[フォーゴトン・レルム探訪]]で登場した[[ダンジョン]]の1つ。
  
リソースか[[ライフ]]を要求する部屋能力を持ち、死神の揺り篭まで進めば「アトロバル」という強力な戦力が手に入る。[[デメリット]]しかない土牢を通れば最も短い[[ダンジョン探索]]3回で踏破可能だが、失うリソースがあまりに大きくお勧めできない。
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リソースか[[ライフ]]を要求する部屋能力を持ち、死神の揺り篭まで進めば「アトロパル」という強力な戦力が手に入る。
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最奥部までのルートは互いの[[リソース]]を削りながら進む左ルートと、[[デメリット]]しかない土牢を通る右ルートの2種類。右側は全ダンジョン最も短い[[ダンジョン探索]]3回で踏破可能だが、失うリソースがあまりに大きいためどちらを選ぶかは熟慮すること。
  
 
このダンジョンを踏破することは[[アーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlich]]を召喚する条件となっている。
 
このダンジョンを踏破することは[[アーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlich]]を召喚する条件となっている。
  
双方のライフを削りつつ戦力を強化できるので[[アグロ]]向けのダンジョン。
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双方のライフを削りつつ戦力を強化できるので[[アグロ]]向けのダンジョン。ライフを詰める性能については頭一つ出ているため、[[リミテッド]]では中盤から終盤戦にかけて優位を取れている場合に選ぶのが良い。
  
 
*あなたの[[手札]]が無かったり[[クリーチャー]]や[[アーティファクト]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していなくても、あなたは土牢へ進んでもよい。
 
*あなたの[[手札]]が無かったり[[クリーチャー]]や[[アーティファクト]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していなくても、あなたは土牢へ進んでもよい。
 
*日本語版には、土牢の「土地1つ」が「土地・カード1枚」となっている[[誤訳/名訳|誤訳]]があり、訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。
 
*日本語版には、土牢の「土地1つ」が「土地・カード1枚」となっている[[誤訳/名訳|誤訳]]があり、訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。
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==ストーリー==
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'''魂を喰らう墓'''''/Tomb of Annihilation''とは、[[D&D]]のモジュール(シナリオ集)のひとつ。レベル1-11までの長編アドベンチャーとなっており、入門編を終えたレベル5のキャラクターを転用して遊べる構成をとっている。
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平穏な暮らしを送っている人々の間を、ひとつの噂が駆け巡った。魂を捉え、奪ってしまう”死の呪い”の噂である。近しい人を失った者は無力さに打ちひしがれ、絶望と恐怖とが流行り病のように伝染していった。解決策を求め、冒険者達は熱帯のチャルト半島''/Chultan Peninsula''に向かう事となる。そして密林の奥深く、アサーラックが手招きする「魂を喰らう墓」へと。
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*2022年にダンジョンズ&ドラゴンズの日本語版の取り扱いが[[ホビージャパン]]から[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]日本支社に変更されたタイミングでこちらのシナリオの日本語版は絶版になっており、入手困難。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2023年11月24日 (金) 12:24時点における最新版

罠のある入り口  各プレイヤーはそれぞれ1点のライフを失う。
恐怖のヴェール
各プレイヤーはそれぞれ、カード1枚を捨てないかぎり2点のライフを失う。
土牢
カード1枚を捨て、クリーチャー1体とアーティファクト1つと土地1つを生け贄に捧げる。
落砂の監房
各プレイヤーはそれぞれ、クリーチャーやアーティファクトや土地のうち1つを生け贄に捧げないかぎり2点のライフを失う。
死神の揺り篭
「アトロパル」という名前で接死を持つ黒の4/4の伝説の神・ホラー・クリーチャー・トークン1体を生成する。

Tomb of Annihilation / 魂を喰らう墓
ダンジョン

罠のある入り口 ― 各プレイヤーはそれぞれ1点のライフを失う。(恐怖のヴェール、土牢へ)
恐怖のヴェール ― 各プレイヤーはそれぞれ、カード1枚を捨てないかぎり2点のライフを失う。(落砂の監房へ)
落砂の監房 ― 各プレイヤーはそれぞれ、クリーチャーやアーティファクトや土地のうち1つを生け贄に捧げないかぎり2点のライフを失う。(死神の揺り篭へ)
土牢 ― カード1枚を捨て、クリーチャー1体とアーティファクト1つと土地1つを生け贄に捧げる。(死神の揺り篭へ)
死神の揺り篭 ― 《アトロパル/Atropal》という名前で接死を持つ黒の4/4の伝説の神(God)・ホラー(Horror)・クリーチャー・トークン1体を生成する。


フォーゴトン・レルム探訪で登場したダンジョンの1つ。

リソースかライフを要求する部屋能力を持ち、死神の揺り篭まで進めば「アトロパル」という強力な戦力が手に入る。

最奥部までのルートは互いのリソースを削りながら進む左ルートと、デメリットしかない土牢を通る右ルートの2種類。右側は全ダンジョン最も短いダンジョン探索3回で踏破可能だが、失うリソースがあまりに大きいためどちらを選ぶかは熟慮すること。

このダンジョンを踏破することはアーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlichを召喚する条件となっている。

双方のライフを削りつつ戦力を強化できるのでアグロ向けのダンジョン。ライフを詰める性能については頭一つ出ているため、リミテッドでは中盤から終盤戦にかけて優位を取れている場合に選ぶのが良い。

[編集] ストーリー

魂を喰らう墓/Tomb of Annihilationとは、D&Dのモジュール(シナリオ集)のひとつ。レベル1-11までの長編アドベンチャーとなっており、入門編を終えたレベル5のキャラクターを転用して遊べる構成をとっている。

平穏な暮らしを送っている人々の間を、ひとつの噂が駆け巡った。魂を捉え、奪ってしまう”死の呪い”の噂である。近しい人を失った者は無力さに打ちひしがれ、絶望と恐怖とが流行り病のように伝染していった。解決策を求め、冒険者達は熱帯のチャルト半島/Chultan Peninsulaに向かう事となる。そして密林の奥深く、アサーラックが手招きする「魂を喰らう墓」へと。

[編集] 脚注

  1. 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月9日)

[編集] 参考

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