黒ウィニー

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2019年10月5日 (土) 11:43時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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黒ウィニー(Black Weenie)は、メインのウィニーデッキの総称。

目次

概要

と同じく、小型クリーチャーの質は優秀。かつては黒には暗黒の儀式/Dark Ritualが存在したため、白ウィニーよりも重めクリーチャーも投入された。

黒というの特性上、黒のカードでは除去されにくいため、黒コントロールに強い。また手札破壊や除去などの要素が入れられるため、デッキの柔軟性が高く、コントロール全般、特にパーミッションに強い。また、黒得意のスーサイド要素を利用したデッキも存在する(→スーサイドブラック)。

反面、黒はエンチャントアーティファクト割れないため、黒の防御円/Circle of Protection: Black1枚に完封されてしまうこともある。また十字軍/Crusade栄光の頌歌/Glorious Anthemを擁する白とは対照的に、第6版以降は有能な全体強化エンチャントに恵まれなかったため白ウィニーに圧倒されてしまっていた。

ラヴニカのギルド~基本セット2021期

エルドレインの王権からロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwainを獲得したことで、これを中心に据えた黒単色アグロデッキが登場した。


Ayara, First of Locthwain / ロークスワインの元首、アヤーラ (黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)

ロークスワインの元首、アヤーラか他の黒のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
(T),他の黒のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

2/3


Murderous Rider / 残忍な騎士 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)

絆魂
残忍な騎士が死亡したとき、これをオーナーのライブラリーの一番下に置く。

2/3
Swift End / 迅速な終わり (1)(黒)(黒)
インスタント — 出来事(Adventure)

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。あなたは2点のライフを失う。(その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)


どぶ骨/Gutterbones漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion騒乱の落とし子/Spawn of Mayhemなどのクリーチャーを連打し、これらによる攻撃と、アヤーラのドレイン能力対戦相手ライフ削り切る。除去を兼ねる残忍な騎士/Murderous Riderも強力。

サンプルレシピ

Mono-Black Aggro [1]
土地 (23)
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain
19 沼/Swamp
クリーチャー (37)
3 ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwain
2 脚光の悪鬼/Footlight Fiend
4 どぶ骨/Gutterbones
4 漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion
3 真夜中の死神/Midnight Reaper
4 残忍な騎士/Murderous Rider
3 真夜中の騎士団/Order of Midnight
4 オルゾフの処罰者/Orzhov Enforcer
4 忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods
2 悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks
4 騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
呪文 (0)
サイドボード (15)
2 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
2 はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage
2 見栄え損ない/Disfigure
2 軍団の最期/Legion's End
4 害悪な掌握/Noxious Grasp
3 朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur

カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期

前環境の黒ウィニーはゾンビデッキが主だったがイニストラードを覆う影ブロックが落ちた事により主要部族であるゾンビの数が少なくなり、黒赤アグロから赤を抜いたような形の黒単機体と呼ばれる黒ウィニーにシフトしていった。


Bone Picker / ホネツツキ (3)(黒)
クリーチャー — 鳥(Bird)

このターンにクリーチャーが死亡していたなら、この呪文を唱えるためのコストは(3)少なくなる。
飛行、接死

3/2


Heart of Kiran / キランの真意号 (2)
伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)

飛行、警戒
搭乗3(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が3以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
あなたはキランの真意号の搭乗コストを支払うのではなく、あなたがコントロールするプレインズウォーカー1体の上から忠誠(loyalty)カウンターを1個取り除いてもよい。

4/4

展開としてはオーソドックスな黒ウィニーであり、戦慄の放浪者/Dread Wandererなどの軽量級クリーチャーを展開して殴りつつホネツツキ/Bone Picker機体に繋げていく。

サンプルレシピ

Mono Black [2]
土地 (20)
4 イフニルの死界/Ifnir Deadlands
16 沼/Swamp
クリーチャー (25)
4 ホネツツキ/Bone Picker
4 戦慄の放浪者/Dread Wanderer
2 才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
4 夜市の見張り/Night Market Lookout
4 遺跡の略奪者/Ruin Raider
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
3 敵意ある征服者/Vicious Conquistador
呪文 (15)
4 致命的な一押し/Fatal Push
3 板歩きの刑/Walk the Plank
1 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
4 キランの真意号/Heart of Kiran
3 超常的耐久力/Supernatural Stamina
サイドボード (15)
2 才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
1 超常的耐久力/Supernatural Stamina
1 板歩きの刑/Walk the Plank
2 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
4 強迫/Duress
2 過酷な精査/Harsh Scrutiny
2 失われた遺産/Lost Legacy
1 街の鍵/Key to the City


テーロス・ブロック構築

黒単色ビートダウンないしビート・コントロール系のデッキ環境初期から存在している。


Pain Seer / 苦痛の予見者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

神啓 ― 苦痛の予見者がアンタップ状態になるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/2


Herald of Torment / 責め苦の伝令 (1)(黒)(黒)
クリーチャー エンチャント — デーモン(Demon)

授与(3)(黒)(黒)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3

クリーチャーによるビートダウン思考囲い/Thoughtseizeや各種単体除去でサポートするという方針は共通しているが、デッキの形は時期によって大きく異なる。

初期は軽量アタッカーの選択肢が乏しく、運命の工作員/Agent of the Fates授与カードの組み合わせによってアドバンテージを稼ぎながらライフ削り、最後はアスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel忌まわしき首領/Abhorrent Overlordなどの信心カードに繋げる重い構成のものが主流だった。このタイプについての詳細は黒単信心を参照。

神々の軍勢参入後は、優秀な授与カードである悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned責め苦の伝令/Herald of Torment単体強化との相性が良い苦痛の予見者/Pain Seerの登場により、アグロ寄りの構成のものが主流となる。デッキパワーも大きく上がり、一時トップメタとなるなど活躍した。

ニクスへの旅参入後は節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide饗宴の主/Master of the Feastを獲得したことで、さらに前のめりな構成のものが増加。プロツアー「ニクスへの旅」では使用率3位(参考/翻訳)となった。

サンプルレシピ(神々の軍勢後)

Mono-Black Aggro [3]
土地 (24)
20 沼/Swamp
4 静寂の神殿/Temple of Silence
クリーチャー (26)
4 運命の工作員/Agent of the Fates
4 アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
3 夜の咆哮獣/Nighthowler
4 苦痛の予見者/Pain Seer
3 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (10)
2 エレボスの加護/Boon of Erebos
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 胆汁病/Bile Blight
3 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
2 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
1 夜の咆哮獣/Nighthowler
4 ファリカの療法/Pharika's Cure
2 エレボスの鞭/Whip of Erebos


  • 神々の軍勢参入後のタイプ。

サンプルレシピ(ニクスへの旅後)

Mono-Black Aggro [4]
土地 (22)
22 沼/Swamp
クリーチャー (28)
4 節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
4 饗宴の主/Master of the Feast
4 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
4 苦痛の予見者/Pain Seer
4 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (10)
2 エレボスの加護/Boon of Erebos
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
3 胆汁病/Bile Blight
1 エレボスの加護/Boon of Erebos
2 脳蛆/Brain Maggot
3 夢の饗宴/Feast of Dreams
3 オドゥノス河の底さらい/Odunos River Trawler
2 骨読み/Read the Bones
1 信者の沈黙/Silence the Believers


  • ニクスへの旅参入後のタイプ。

ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期

この環境黒単色デッキとしてはコントロール要素の強いミッドレンジである黒単信心が主流だが、それとは別にアグロ寄りのものも存在している。



1マナパワー2のラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler苛まれし英雄/Tormented Heroをはじめとする軽量アタッカー単体除去手札破壊でサポートし、最後はモーギスの匪賊/Mogis's Marauderで押し切る。

環境初期におけるこのタイプのデッキ黒赤の形で組まれることが多かったが(黒赤ビートダウン参照)、神々の軍勢参入後は苦痛の予見者/Pain Seer責め苦の伝令/Herald of Tormentの登場により、黒単色のものも活躍できるようになった。

サンプルレシピ

Mono-Black Aggro [5]
土地 (23)
4 変わり谷/Mutavault
19 沼/Swamp
クリーチャー (25)
3 冒涜の悪魔/Desecration Demon
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
4 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
2 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
4 苦痛の予見者/Pain Seer
4 ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (12)
2 胆汁病/Bile Blight
2 肉貪り/Devour Flesh
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
4 闇の裏切り/Dark Betrayal
2 肉貪り/Devour Flesh
4 破滅の刃/Doom Blade
4 強迫/Duress
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead


イニストラード・ブロック期

イニストラード・ブロックで主要種族として取り上げられたゾンビを使用したビートダウンが存在する。



ミラディンの傷跡ブロックイニストラード・ブロック期のゾンビウィニー黒単または黒単+の構成で、ウィニーよりの構成が基本となる。

イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期のゾンビデッキミッドレンジ系の黒赤タイプが多くなったが、低マナ域の比重が高い黒赤や黒緑の構成も存在している。

ゼンディカー・ブロック期

ゼンディカーで強化された吸血鬼を使用した吸血鬼デッキが存在する。



時のらせんブロック構築

優良シャドークリーチャーを帰ってきた不吉の月/Bad Moonでサポートする。



墓地対策萎縮した卑劣漢/Withered Wretch、対コントロールサングロファージ/Sangrophage、対ビートダウン突然の俗化/Sudden Spoilingとなかなかいいものが揃っている。奈落のしもべ/Liege of the Pitのおかげでサイズ負けもある程度克服できる。堕落の触手/Tendrils of Corruptionの採用でダメージレースに強いのが特徴。

相変わらずエンチャントアーティファクトに触れないが、環境に強烈な対黒エンチャントがないのが救い。手札破壊にも呆然/Stuporなどいいものがあるが、アンチ手札破壊的存在の十二足獣/Dodecapodクァーグノス/Quagnothのおかげで採用の見極めが難しい。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4 ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer
4 冥界の裏切り者/Nether Traitor
4 奈落の守り手/Pit Keeper
4 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch
4 奈落のしもべ/Liege of the Pit
4 魂の収集家/Soul Collector
4 掻き乱す恐怖/Roiling Horror
呪文 (8)
4 時間の恐喝/Temporal Extortion
4 不吉の月/Bad Moon
土地 (24)
24 沼/Swamp
サイドボード
3 深淵の大魔術師/Magus of the Abyss
4 突然の死/Sudden Death
4 堕落の触手/Tendrils of Corruption
4 小悪疫/Smallpox

神河ブロック構築

環境最強の装備品梅澤の十手/Umezawa's Jitteを活用する。



梅澤の十手を活かすウィニー白ウィニーが中心であったが、けちコントロールメタの主流となると、それに対抗するため開発された。

手札破壊頭蓋の摘出/Cranial Extractionなどの妨害要素を採用している。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (19)
3 血塗られた悪姥/Wicked Akuba
4 鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat
4 鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
4 残虐の手/Hand of Cruelty
2 剃刀顎の鬼/Razorjaw Oni
2 鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni
呪文 (18)
3 英雄の死/Hero's Demise
4 精神の槍/Psychic Spear
4 困窮/Distress
3 真髄の針/Pithing Needle
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
21 沼/Swamp
1 死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse
1 烏羅未の墳墓/Tomb of Urami
サイドボード
3 万力鎖/Manriki-Gusari
2 肉体の奪取/Rend Flesh
2 撲滅/Eradicate
3 不快な群れ/Sickening Shoal
1 剃刀顎の鬼/Razorjaw Oni
3 竹沼への沈み込み/Sink into Takenuma
1 血塗られた悪姥/Wicked Akuba

オンスロート・ブロック期

オンスロート・ブロック部族強化の流れに沿って、ゾンビクレリックなどのビートダウンデッキが登場する。



また、総帥の召集/Patriarch's Biddingによるリアニメイトを使用したゾンビ召集も登場。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (27)
3 腐敗を導く者/Shepherd of Rot
4 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch
4 ナントゥーコの影/Nantuko Shade
3 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend
2 要塞の暗殺者/Stronghold Assassin
4 陰謀団の執政官/Cabal Archon
4 腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator
3 墓生まれの詩神/Graveborn Muse
呪文 (9)
2 定員過剰の墓地/Oversold Cemetery
4 燻し/Smother
3 堕落/Corrupt
土地 (24)
23 沼/Swamp
1 邪悪な岩屋/Unholy Grotto
サイドボード
3 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
3 死を食うもの/Mortivore
2 チェイナーの布告/Chainer's Edict
2 迫害/Persecute
2 もぎとり/Mutilate
3 強迫/Duress

ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期

暗黒の儀式/Dark Ritualマナ加速して大型スーサイドクリーチャー戦場に出しよじれた実験/Twisted Experiment強化するツイスト・ブラックが登場。ウィニーとは若干動きが異なる。



また、マスクス・ブロック傭兵リクルート能力を生かすマーセナリーも登場。


テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期

黒シャドーウィニーに、スーサイド要素を入れたスーサイドブラックが登場。



特に憎悪/Hatredを入れたヘイトレッドは圧倒的な速度を誇った。


ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期

アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期に引き続き、5CBが活躍。

また、テンペストシャドーを軸とした黒シャドーウィニーが登場した。



しかし、本格的な始動は次のブロックからであった。

ミラージュ・ブロック構築

システムクリーチャーを多数採用した黒単色ビートダウンデッキが存在した。



ETB能力を持つネクラタル/Nekrataalなどを採用することで、アドバンテージを獲得しつつクリーチャー展開していくことができる。最後は生命吸収/Drain Lifeドレインでトドメを刺す。黒お家芸の手札破壊も採用できるため、スピードでは純粋なビートダウンに劣るものの安定性は高い。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (34)
3 墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoul
2 青褪めた騎士/Cadaverous Knight
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
4 墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari
3 隠された恐怖/Hidden Horror
1 悪戯なポルターガイスト/Mischievous Poltergeist
3 ネクロエイトグ/Necratog
4 ネクラタル/Nekrataal
3 下水ネズミ/Sewer Rats
4 卑屈な幽霊/Skulking Ghost
3 アーボーグ・ストーカー/Urborg Stalker
1 ガロウブレイド/Gallowbraid
呪文 (3)
2 生命吸収/Drain Life
1 冥府への貢ぎ物/Infernal Tribute
土地 (23)
18 沼/Swamp
1 七曲がりの峡谷/Winding Canyons
4 流砂/Quicksand
サイドボード
1 闇への追放/Dark Banishing
2 生命吸収/Drain Life
2 弱体化/Enfeeblement
3 絶望の荒野/Forsaken Wastes
2 ネクロマンシー/Necromancy
3 試練の石/Touchstone
2 アーボーグの報復/Urborg Justice
  • 製作者本人によるテキスト(→こちら)も参照のこと。

アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期

トップメタカウンターポストに対抗するために香港型黒ウィニーとよばれるデッキが作られ、一時期メタの頂点にのぼりつめた。



また、基本セット真鍮の都/City of Brassに加え、ビジョンズ知られざる楽園/Undiscovered Paradiseウェザーライト宝石鉱山/Gemstone Mineを得たことで5色デッキの構築が容易になり、黒のウィニークリーチャーを軸に、各の優秀な呪文を投入した5CBが登場した。



さらに、アイスエイジウェザーライトが使えた僅かな期間ではあったが、生き埋め/Buried Aliveを使うベリード・アライブも登場、同じくカウンターポストなどに善戦した。



初期

基本セット黒騎士/Black Knightを始め、Order of the Ebon Handストロームガルドの騎士/Knight of Stromgaldの3種12体の騎士を中核とした12Knights



不吉の月/Bad Moonもまだ健在のころである。

ハンド・アドバンテージを稼ぐため、最強のドローエンジンことネクロポーテンス/Necropotenceを使用する場合も多い。→ネクロウィニー


ネクロディスクなどはウィニーではないが、ネクロポーテンス/Necropotenceを使用することでウィニー並みにクリーチャーを引くことができたのである。

レガシー

レガシーでも時折組まれるデッキタイプである。



闇の腹心/Dark Confidantの強力なアドバンテージ能力と、強迫/Duress思考囲い/Thoughtseizeトーラックへの賛歌/Hymn to Tourachなどの手札破壊要素がデッキの骨格をなす。

カーノファージ/Carnophage肉占い/Sarcomancyといった1マナ2/2クリーチャーを採用するタイプや、Order of the Ebon Handストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusaderといった騎士を中心に据えるタイプ、ナントゥーコの影/Nantuko Shade惑乱の死霊/Hypnotic Specterといったコントロール要素の強いタイプなど、構成は様々。

暗黒の儀式/Dark Ritualが使えることを活かし、疫病スリヴァー/Plague Sliverファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorのような大型のスーサイドクリーチャーを投入したタイプもよく見られる。→スーサイドブラック

未来予知登場以降は、墓忍び/Tombstalkerが比較的高速かつ容易に召喚できることが判明し、大型クリーチャーの枠は墓忍びが占めているケースが多い。

また、には強力なメタカードが多く存在するため、それらを採用しやすいのも強みである。特に、萎縮した卑劣漢/Withered Wretchタルモゴイフ/Tarmogoyfが幅を利かせるようになってからは、メインで採用されることが多くなった。仕組まれた疫病/Engineered Plague虚空の力線/Leyline of the Voidといったメタ系エンチャントが採用できることも重要である。

サンプルレシピ(タッチ白)

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
2 墓所を歩くもの/Crypt Creeper
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 残虐の手/Hand of Cruelty
2 惑乱の死霊/Hypnotic Specter
3 Order of the Ebon Hand
3 疫病スリヴァー/Plague Sliver
2 ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader
呪文 (17)
3 Contagion
4 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
4 強迫/Duress
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
3 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
1 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 汚染された三角州/Polluted Delta
3 Scrubland
14 沼/Swamp
1 Underground Sea
サイドボード
3 仕組まれた疫病/Engineered Plague
2 根絶/Extirpate
4 虚空の力線/Leyline of the Void
3 真髄の針/Pithing Needle
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 カーノファージ/Carnophage
4 Order of the Ebon Hand
4 ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader
4 ナントゥーコの影/Nantuko Shade
呪文 (24)
4 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
4 暴露/Unmask
4 強迫/Duress
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 肉占い/Sarcomancy
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (20)
16 沼/Swamp
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
3 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 虚空の力線/Leyline of the Void
4 血清の粉末/Serum Powder
4 仕組まれた疫病/Engineered Plague

参考

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