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− | '''4枚制限ルール'''(''four-card limit''、''"four-of" rule'')は、[[総合ルール]]に定められている[[デッキ]][[構築]]の制限の俗称である。 | + | '''4枚制限ルール'''(''Four Card Limit'')は、[[総合ルール]]に定められている[[デッキ]][[構築]]の制限の俗称である。 |
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− | ==ルール==
| + | 「[[構築]]および[[エターナル]]において、同一の英語名を持つ[[基本土地]]でない[[カード]]は、1つのデッキに[[メインデッキ]]と[[サイドボード]]合わせて4枚までしか入れてはならない」というもの。 |
− | [[構築]]デッキは、任意の枚数の[[基本土地]][[カード]]と、[[カード名|特定の英語名]]ごとに4枚以下の基本土地以外のカードからなる。[[サイドボード]]を使用する場合、この制限はデッキとサイドボードをあわせた状態で適用される。 | + | |
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− | [[マジック・イベント規定]]では、[[フォーマット]]別の制約も定義されている。 | + | [[多人数戦]]の認定構築形式[[トーナメント]]では、共同デッキ構築ルールを用いるため、同一の英語名を持つ基本土地でないカードは、1つのチームのメインデッキとサイドボードに合わせて4枚までしか入れてはならない。 |
− | *構築および[[エターナル]]において、[[特殊タイプ]]として[[基本]]を持っているか、あるいは文章にそう特に書いてあるカードを除いては、1人のプレイヤーの[[メインデッキ|デッキ]]と[[サイドボード]]を合わせて、英語版のカード名に直して同名のカードは4枚までしか入れることができない。
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− | *[[制限カード]]は1枚しか入れてはいけない。[[禁止カード]]は1枚も入れてはいけない。
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− | *[[双頭巨人戦]]と[[チーム戦]]の「共同デッキ構築規定」では、基本土地以外の、(英語版のカード名に直して)同名のカードは1人のデッキ(サイドボードも含む)にしか使用する事ができない。
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− | **このルールは[[ワールド・マジック・カップ16]]大会ルール発表と同時に施行されたもの。旧ルールでは、「特殊タイプとして基本を持っているか、あるいは文章にそう特に書いてあるカードを除いては、チームの全プレイヤーのデッキとサイドボードを合わせて、英語版のカード名に直して同名のカードは4枚までしか入れることができない」であった。
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− | [[リミテッド]]にはこの制限は存在しない。[[カードプール]]に同じカードが5枚以上ある場合には望むだけデッキやサイドボードに入れることができる。 | + | *[[リミテッド]]にはこの制限は存在しない。しかし、同じカードを5枚以上取れなければ特に意味はない。 |
− | *例えば[[コールドスナップ]]のリミテッドでは、これを利用して[[波及]]を持つカードをかき集める戦略が存在する。([http://web.archive.org/web/20090901023612/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/oiso/20060811_csp/index.html 参考]) | + | *[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]はこのルールを無視できる。 |
− | *一方、[[七人の小人/Seven Dwarves]]のようにカード自体に上限が設定されている場合、リミテッドであってもそれが適用される。 | + | *[[フロア・ルール]]では、デッキ構築の別の制約も定義されている。[[制限カード]]は1枚しか入れてはいけない。[[禁止カード]]は1枚も入れてはいけない。 |
| + | *[[マジック]]黎明期はこのルールはなく、[[稲妻/Lightning Bolt]]と[[山/Mountain]]だけのデッキや、[[チャネルボール]]なんてのも存在したと言われるが、ある意味都市伝説の類とされている。ちなみに[[コンピューターゲーム]]の一部でも4枚制限がないものもあり、特にリスクも無く[[1ターンキル]]が発生するデッキが作れてしまう。[[Magic Online]]では[[フリーフォーム]]が該当する。 |
| + | *トーナメントを除けば、ルールブックに記載されるようになったのは[[第6版]]からである。ちなみにこれ以前は、トーナメント以外では[[ライブラリー]]も最低40枚というルールだった。 |
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− | ==4枚制限を無視するカード==
| + | == 参考 == |
− | 特筆しない限り無制限に入れることができる。
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− | <!-- 登場順 -->
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− | *[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]
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− | *[[影生まれの使徒/Shadowborn Apostle]]
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− | *[[ネズミの群棲/Rat Colony]]
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− | *[[しつこい請願者/Persistent Petitioners]]
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− | *[[七人の小人/Seven Dwarves]](7枚まで)
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− | *[[ドラゴンの接近/Dragon's Approach]]
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− | *[[ナズグル/Nazgûl]](9枚まで)
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− | *[[人道に対する膿/Slime Against Humanity]]
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− | ==その他==
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− | *[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期はこのルールはなく、[[稲妻/Lightning Bolt]]と[[山/Mountain]]だけのデッキや、[[チャネルボール]]なんてのも存在したと言われるが、ある意味都市伝説の類とされている。[[コンピューターゲーム]]の一部でも4枚制限がないものもあり、特にリスクも無く[[1ターンキル]]が発生するデッキが作れてしまう。[[Magic Online]]では[[フリーフォーム]]が該当する。
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− | *[[トーナメント]]を除けば、ルールブックに記載されるようになったのは[[第6版]]からである。これ以前は、トーナメント外では[[ライブラリー]]も最低40枚というルールだった。
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− | ==参考== | + | |
| *[[用語集]] | | *[[用語集]] |
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