Foil

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(文章内容を考えて、配置など調整)
2行: 2行:
  
 
通常の[[ゲーム]]はもちろん、[[トーナメント]]でも使用することができる。
 
通常の[[ゲーム]]はもちろん、[[トーナメント]]でも使用することができる。
ただし、[[プレミアイベント]]などでは、カードの反りの違いにより[[マークド]]の問題を引き起こすことがあるため注意が必要である。特に、「ある特定のカードのみがFoil」とか、「すべての土地がFoil」である場合などはマークド扱いされやすい。Foilカードをデッキに入れる場合は、できるかぎり様々な種類のカード、できればすべてFoilにしておいた方が無難(金銭的問題もあるが…)。
+
ただし、多くのFoilカードには共通して独特の反りがあるため、[[プレミアイベント]]などでは[[マークド]]の問題を引き起こすことがある。例えば「ある特定のカードのみがFoil」などといった場合は特にマークド扱いされやすい。Foilカードをデッキに入れる場合は、できるかぎり様々な種類のカード、可能であれば全てFoilに統一した方が無難。
 +
 
 +
どちらかと言うと[[トーナメント]]での使用よりも[[コレクション]]的要素が強く、そのため強力なカードよりもイラストの美しいカードの方が高価となることが多い。特に[[天使]]は美麗なイラストが多く、[[コレクター]]も多いので、トーナメントレベルではない天使のFoilレアがトーナメントにおける[[トップレア]]のFoilよりも高価となることがよくある。
  
 
パックに封入されている割合は、[[ウルザズ・レガシー]]から[[オデッセイ]]までは100枚に1枚、[[トーメント]]以降は70枚に1枚、[[第10版]]以降は56枚に1枚となっている。購入したパックに封入されている以外にも、[[フライデー・ナイト・マジック]]の賞品や[[ジャッジ褒賞]]によりさまざまな箔押しの[[プロモーション・カード]]が配布されている。
 
パックに封入されている割合は、[[ウルザズ・レガシー]]から[[オデッセイ]]までは100枚に1枚、[[トーメント]]以降は70枚に1枚、[[第10版]]以降は56枚に1枚となっている。購入したパックに封入されている以外にも、[[フライデー・ナイト・マジック]]の賞品や[[ジャッジ褒賞]]によりさまざまな箔押しの[[プロモーション・カード]]が配布されている。
  
以前のものは、内枠だけが光っており、テキスト下部に流星マークがあったが、現在のカードではイラスト部も光っており流星マークもなくなった。
 
  
*流星マークは[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社のロゴ。
+
*以前のFoilカードは内枠だけが光っていて、テキスト下部に流星マークがあった。現在のものはイラスト部も光っており流星マークもなくなった。
*[[アンヒンジド]]を除いた全てのFoilカードは黒枠で刷られている。
+
**流星マークは[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社のロゴ。
 
*[[エキスパンション]]によっては、1つのパックに2枚以上のFoilが入っていることもある。
 
*[[エキスパンション]]によっては、1つのパックに2枚以上のFoilが入っていることもある。
*独特の反りがある。時間がたつとさらに反りが目立つように。
 
 
*材質的に傷が付きやすく、目立ちやすい。特に初期の頃のものは、製造時のこすれ傷や気泡なども多いため、完全美品は少ない。
 
*材質的に傷が付きやすく、目立ちやすい。特に初期の頃のものは、製造時のこすれ傷や気泡なども多いため、完全美品は少ない。
 
*[[プレーンシフト]]にはプレミアム版のみの絵が違うものがある。また、それらは通常のイラストでのフォイルも存在する。
 
*[[プレーンシフト]]にはプレミアム版のみの絵が違うものがある。また、それらは通常のイラストでのフォイルも存在する。
*[[アンヒンジド]]に、カードがFoilであることに意味のあるカードが存在する。→[[Super Secret Tech]]
+
*[[アンヒンジド]]のものを除いた全てのFoilカードは黒枠で刷られている。
 +
**また[[アンヒンジド]]には、カードがFoilであることに意味のあるカードが存在する。→[[Super Secret Tech]]
 
*[[第10版]]のFoilカードは、本来あるべき[[注釈文]]がすべて省略されている。その中には、Foilカード限定の[[フレイバー・テキスト]]をもつものも存在する。
 
*[[第10版]]のFoilカードは、本来あるべき[[注釈文]]がすべて省略されている。その中には、Foilカード限定の[[フレイバー・テキスト]]をもつものも存在する。
 
+
*他の[[トレーディングカードゲーム]]やトレーディングカードでは「チェイスカード」と呼ばれることもある。しかし、[[マジック]]では何故かあまり使われない。
他の[[トレーディングカードゲーム]]やトレーディングカードでは「チェイスカード」と呼ばれることがあるが、[[マジック]]では何故かあまり使われない。
+
**「光っている」とか「光り物」とか呼ばれることもある。
 
+
*「ホイル」という発音から間違われやすいが、Hoilではない。アルミホイルの「ホイル」と同義。
*アルミホイルの「ホイル」と同義。
+
 
*[[撃退/Foil]]とは関係ない(撃退のFoilは存在する。なんだかややこしい)。
 
*[[撃退/Foil]]とは関係ない(撃退のFoilは存在する。なんだかややこしい)。
*「光っている」とか「光り物」とか呼ばれることも多い。
 
*「ホイル」と呼ばれることもあるため間違われやすいが、Hoilではない。
 
  
Foilは[[トーナメント]]での使用よりも[[コレクション]]的要素が強い。よって強力なカードよりもイラストの美しいカードの方が高価となることが多い。特に[[天使]]は美麗なイラストが多く、[[コレクター]]も多いので、トーナメントレベルでない天使のレアでも、Foilになるとトーナメントでの[[トップレア]]のFoilよりも高価となることはよくある。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[継ぎ目]]
 
*[[継ぎ目]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2008年9月30日 (火) 10:11時点における版

Foil(フォイル)とは、ウルザズ・レガシーから登場した、光沢を出す箔押し加工を施した光っているカードのこと。プレミアム・カード(Premium Card)、キラカード、箔押しカードなどとも呼ばれるが、一般的にはFoilと呼ばれることが多い。

通常のゲームはもちろん、トーナメントでも使用することができる。 ただし、多くのFoilカードには共通して独特の反りがあるため、プレミアイベントなどではマークドの問題を引き起こすことがある。例えば「ある特定のカードのみがFoil」などといった場合は特にマークド扱いされやすい。Foilカードをデッキに入れる場合は、できるかぎり様々な種類のカード、可能であれば全てFoilに統一した方が無難。

どちらかと言うとトーナメントでの使用よりもコレクション的要素が強く、そのため強力なカードよりもイラストの美しいカードの方が高価となることが多い。特に天使は美麗なイラストが多く、コレクターも多いので、トーナメントレベルではない天使のFoilレアがトーナメントにおけるトップレアのFoilよりも高価となることがよくある。

パックに封入されている割合は、ウルザズ・レガシーからオデッセイまでは100枚に1枚、トーメント以降は70枚に1枚、第10版以降は56枚に1枚となっている。購入したパックに封入されている以外にも、フライデー・ナイト・マジックの賞品やジャッジ褒賞によりさまざまな箔押しのプロモーション・カードが配布されている。


  • 以前のFoilカードは内枠だけが光っていて、テキスト下部に流星マークがあった。現在のものはイラスト部も光っており流星マークもなくなった。
  • エキスパンションによっては、1つのパックに2枚以上のFoilが入っていることもある。
  • 材質的に傷が付きやすく、目立ちやすい。特に初期の頃のものは、製造時のこすれ傷や気泡なども多いため、完全美品は少ない。
  • プレーンシフトにはプレミアム版のみの絵が違うものがある。また、それらは通常のイラストでのフォイルも存在する。
  • アンヒンジドのものを除いた全てのFoilカードは黒枠で刷られている。
  • 第10版のFoilカードは、本来あるべき注釈文がすべて省略されている。その中には、Foilカード限定のフレイバー・テキストをもつものも存在する。
  • 他のトレーディングカードゲームやトレーディングカードでは「チェイスカード」と呼ばれることもある。しかし、マジックでは何故かあまり使われない。
    • 「光っている」とか「光り物」とか呼ばれることもある。
  • 「ホイル」という発音から間違われやすいが、Hoilではない。アルミホイルの「ホイル」と同義。
  • 撃退/Foilとは関係ない(撃退のFoilは存在する。なんだかややこしい)。


参考

QR Code.gif