Jesper Myrfors

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ジェスパー・ミルフォーズ(Jesper Myrfors)は、マジックのアーティストであり、記念すべき初代アート・ディレクターである。生まれはスウェーデンだが、ワシントン州で育つ。

彼がアート・ディレクターであった期間はリミテッド・エディションからレジェンドまで（レジェンド以降から、Sandra Everinghamが引き継いだ）。その意味では、マジックのカードとアートの関係について舵取りを任されているため、非常に重要な人物であったといえる。Ron Spencerの代表作恐怖/Terror（イラスト）の絵を90度回転させたのもまさに彼である。

カードのイラストレーターとしてはリミテッド・エディションの平地/Plainsを描いていることから、その重鎮ぶりがうかがえるが、歴史的に見ればあくまで裏方に徹し、フォールン・エンパイアでその仕事を終えたため、日本では再録カードではじめてそのイラストを知るプレイヤーがほとんどである。

彼の代表作はTundra（イラスト）など4種のデュアルランド、奇妙な顔つきのエイトグ/Atog（イラスト）なども挙げられるが、何と言っても横綱はハルマゲドン/Armageddon（イラスト）だろう。この強力で、第５版まで絵が残ったこの印象的なカードは、彼の代名詞的存在といっても過言ではない。

• このほかにも、次のリストのように怪物や得体の知れない存在など、内なる恐怖感を与えるアートが多い。
  • バンシー/Banshee（イラスト）
  • 星界からの恐怖/Cosmic Horror（イラスト）
  • 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow（ザ・ダーク）（イラスト）
  • 堕ちたる者/The Fallen（イラスト）
  • Word of Command（イラスト）

• イラスト主導で製作されたザ・ダークでは、フレイバー・テキストに登場する人物の設定なども担当している。

• ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの産みの親であるPeter Adkisonと共にヒドゥン・シティ・ゲームズ(Hidden City Games)という非電源ゲームを制作する会社を創立。ベラ・サラ(Bella Sara)というアメリカの女児向けのTCGが売れ筋であるという。現在、同社はHidden City Entertainmentと社名が変わっている。

[編集] 手がけた有名なカード

• デュアルランド4種
  • Bayou（イラスト）
  • Scrubland（イラスト）
  • Tropical Island（イラスト）
  • Tundra（イラスト）
• オームズ＝バイ＝ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore（レジェンド）（イラスト）
• 黒死病/Pestilence（～第４版）（イラスト）
• 不吉の月/Bad Moon（～第４版）（イラスト）
• ゴブリンの王/Goblin King（～第４版）（イラスト）
• ハルマゲドン/Armageddon（～第５版）（イラスト）

[編集] 参考

• Jesper Myrfors - MTG Salvation Wiki (MTG Salvation Wiki)
• Hidden City Entertainment
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