ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza

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Karn, Scion of Urza / ウルザの後継、カーン (4)
伝説のプレインズウォーカー — カーン(Karn)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを公開する。対戦相手1人は、そのうち1枚を選ぶ。そのカードをあなたの手札に加え、他の1枚を銀(silver)カウンターを1個置いた状態で追放する。
[-1]:追放領域から、あなたがオーナーであり銀カウンターが置かれているカード1枚をあなたの手札に戻す。
[-2]:「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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ドミナリアにて、プレインズウォーカーとしては2枚目の登場をしたカーン忠誠度能力は、ドロー2種類とトークン生成

+1能力
対戦相手が選ぶカード濾過
普通に引くより無駄札を引く可能性が高く対戦相手にも情報が渡るが、忠誠度を上げつつ確実に手札を増やせる。有力なカードが追放されても-1能力で回収できるため、よほど切迫した状況でなければ対戦相手が選ぶという弱点もあまり気にならない。
-1能力
+1能力で追放したカードを手札に加える。
+1能力を使う程選択肢が増え、強力な効果になる。銀カウンターが置かれていればどのカードによって追放されたかを区別しないため、2枚目以降のカーンでも回収できるという点が嬉しい。
-2能力
アーティファクトの数だけのP/Tを持つ構築物・トークンの生成。
単体では大したことはないが、他のアーティファクトを並べておけば生産力に比して強力なサイズのトークンが出る。使えば使うほど他のトークンも強化されていくのもよい。

を選ばず、高い初期忠誠度とカード・アドバンテージボード・アドバンテージに直結する能力を持っているプレインズウォーカー。いわゆる奥義を持っていないが、アーティファクトを並べるデッキならば対処に困るサイズのトークンを連続で生成できるため、構成次第ではフィニッシャーとしても運用できる。

スタンダードでは赤黒ミッドレンジ白黒機体のアドバンテージ源として活躍したほか、アーティファクトを多用する緑青カーン即席デッキの中核を務めた。ローテーション後もコントロールビートダウンを問わず、幅広いデッキでアドバンテージ源や追加の勝利手段として採用された。

レガシーでも赤単プリズンに採用され、ドミナリア発売後の初の構築プレミアイベントであるグランプリバーミンガム18では、スタンダード部門、レガシー部門の双方の優勝デッキが採用するという活躍を見せた。

  • -1能力で手札に加えられる「銀カウンターが置かれているカード」は、その忠誠度能力を起動したカーンによって追放したものに限らない。
  • -2能力で生成できるトークンは、参照するカード・タイプは違えどウルザがカーンに似せて作った役畜/Beast of Burdenを想起させる。ドミナリアに収録されたトークン・カードも役畜のイラストを意識している[1]
    • このトークンはウルザのシンボル的な扱いをされているのか、以降もウルザ関連のカードが同性能のものを生成することがある[2]
  • スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」のコラボレーションの一環として、このカードがモンスターとしてゲスト参戦した[3]。特殊技名はカーンの経時隔離遥かなる記憶

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaを完全に滅ぼす古代の遺物を求め、ドミナリア/Dominariaに一時帰還したカーン/Karn。再会したジョイラ/Jhoiraたちとともに再びウェザーライト/Weatherlight号に乗り、ベルゼンロック/Belzenlok打倒に協力する。

詳細はカーン/Karnを参照。

[編集] 脚注

  1. 『ドミナリア』のトークン(Card Preview 2018年4月12日)
  2. 「"This creature gets +1/+1 for each artifact you control"」で英語オラクル検索
  3. カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)

[編集] 参考

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