バスリ・ケト/Basri Ket

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索


基本セット2021で新たに登場したプレインズウォーカー/Planeswalker忠誠度能力+1/+1カウンター破壊不能の付与、攻撃に応じたトークン生成、継続的にトークン生成と全体強化を行う紋章

+1能力
確証/Assure
ソーサリー・タイミングの忠誠度能力になったため、除去対応してクリーチャーを保護することはできないが、永続的なサイズ修整とともに相討ちを恐れず攻撃に向かわせることができる。パワーが高く警戒や攻撃誘発能力持ちのクリーチャーと相性が良い。
-2能力
トークンを除いた全体に船団の出航/Launch the Fleet
ある程度クリーチャーを並べておく必要はあるが、実質的に頭数を2倍にできる能力。出てくるトークンは攻撃している状態で戦場に出るため、即効性も高い。トークンからは増えず、船団の出航のように倍々ゲームとはいかない。
攻め手の数を増やせるがトークンで誘発できないため序盤から爆発的に…とはいかず、初期忠誠度が低めなため-2は中々に重い。リスクがやや高い能力となっている。
クリーチャーが戦場に出た時に何か効果を発揮するカードと組み合わせていきたい。
-6能力
毎ターン、兵士を集めてバスリの結束/Basri's Solidarityに加える紋章を獲得する。
あなたターン戦闘開始ステップ誘発するため、起動したターンから即座に2/2の戦力を生み出しつつ打点を向上してくれる。戦線を横に広げながらサイズもどんどん大きくなっていくため、撃ってしまえば地上はすぐ制圧され勝利は時間の問題。
都合4ターンかかるが3マナプレインズウォーカーの奥義としてはかなり勝利に直結する部類で、立ち上がりが遅い相手に万が一立ち続けてしまった場合の終着点としては馬鹿にならない。紋章を得たターンにも誘発し、他の2つの能力を持続的に使うよりも効果が高いので即撃っても全く構わない。

全体としての初代3マナプレインズウォーカーである群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Prideを思わせる概観を持ち、そのアレンジ版ともいえる。そちら同様に+1能力で盤面補強を行えるが、-2能力を活かすのにクリーチャーの攻撃が必要であるがゆえバスリ本体への守りが甘くなるという欠点も同じ。頭でっかちなクリーチャーからスタートできるデッキであれば有効な打点を稼ぎ続けやすいのが特長となる。ただし全体的な忠誠度の保持力が低く、探索する獣/Questing Beastなどが跋扈する基本セット2021期のスタンダードでは注意が必要。

いずれの能力もクリーチャーを必要とするため、構築では伝統的な白ウィニーに採用されている。信心も高めなのでそれに目配せする事もできる。

リミテッドでは非常に強力なボムレアダブルシンボルさえ乗り越えて最速で戦場に出せれば盤面を掌握できる。

[編集] ルール

+1能力
-2能力

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

基本セット2021バスリ・ケト/Basri Ketに関連したカードの垂直サイクルの各稀少度に存在する。基本土地平地/Plainsも含め、ショーケース・フレーム版が存在する。

基本セット2021神話レアプレインズウォーカーサイクル

無色精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon再録されている。

[編集] ストーリー

バスリ・ケト/Basri Ket人間の男性。アモンケット/Amonkhet出身のプレインズウォーカー/Planeswalker。詳細はバスリ・ケト/Basri Ket (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

  1. 週刊マジックニュース 2021年3月17日号(マジック日本公式サイト)
QR Code.gif