ミラディンの十字軍/Mirran Crusader

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Mirran Crusader / ミラディンの十字軍 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

二段攻撃、プロテクション(黒)、プロテクション(緑)

2/2

ファイレクシア/Phyrexia派閥の濃いに対するプロテクション二段攻撃を併せ持つクリーチャーファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusaderと対を成す。

プロテクションのや、感染先制攻撃の組み合わせにより防御的な面が強いファイレクシアの十字軍に対して、こちらは二段攻撃によって実質4/2である点、そしてクリーチャーの強い緑に対しても積極的に攻めていくことが出来る点から、より前のめりなクリーチャーと言える。

二段攻撃の性質上、パワー強化する手段と併用すればよりアグレッシブな活躍をしてくれる。の得意とする清浄の名誉/Honor of the Pureなどの全体強化ミラディン包囲戦の新キーワード能力喊声装備品などが候補。色が限定されるとはいえ、除去耐性回避能力と二段攻撃とを兼ね揃えたクリーチャーは珍しく、色が噛み合う相手に対する爆発力は驚愕である。ただしプロテクションの関係上、白緑ビートダウンに採用した場合、怨恨/Rancor巨大化/Giant Growthなどの緑の単体強化の恩恵を受けられないのはややマイナス。

基本的に装備品全般と相性がよいが、中でも戦争と平和の剣/Sword of War and Peaceとの組み合わせは強烈。4色に対するプロテクションにより対処が極めて困難となるうえ、プレイヤー攻撃通れば剣の能力が2度誘発するので、相手の手札が1枚でも(十字軍本人の戦闘ダメージを含めて)10点、6枚なら20点でそのまま人が死ぬ大型アーティファクト・クリーチャーで止める、剣を破壊するなど、限られた方法でしか止められないフィニッシャーとなる。

スタンダードエクステンデッドにおいて、白を含むビートダウンおよびクロック・パーミッションで広く使われている。スタンダードでは特にイニストラード参入後の人間デッキでの活躍が顕著。またエクステンデッドでは青黒フェアリー苦花/Bitterblossomトークンを突破でき、ジャンドの強力な多色カードをシャットアウトできるためメタゲームに合致している。ただしに耐性を持たず稲妻/Lightning Bolt紅蓮地獄/Pyroclasmで簡単に対処されうる点には注意が必要。

  • 英語のカード名は「Mirran Crusader」である。日本語版の印象で「Mirrodin Crusader」と書くと間違いなので注意。
    • 誤植誤訳ではない。「Japanese」で「日本人」「日本語」「日本の」を意味するように、「Mirran」で「ミラディン/Mirrodin人」や「ミラディンの」を意味しているのである。
  • 過去のヴェクの聖騎士/Paladin en-Vecと比べると、プロテクションの数が同じだが先制攻撃が二段攻撃に強化されている。ただし除去耐性として考えると、プロテクション()で火力を防げるヴェクの聖騎士が上。
  • 過去の3マナ二段攻撃持ちの炉火のホブゴブリン/Hearthfire Hobgoblin空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisherと比べると使い勝手は歴然。
  • 通称「ミラクル」。ただし同じスタンダード環境に奇跡(Miracle)という能力が登場したので、若干紛らわしい。

[編集] 参考

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