ラマスー

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ラマスー/Lammasuは、クリーチャー・タイプの1つ。



ラヴニカ:ギルドの都狩り立てられたラマスー/Hunted Lammasuが初出。長い間それ専用のクリーチャー・タイプであったが、タルキール覇王譚にて2体目のラマスーとなる尊いラマスー/Venerable Lammasuが登場した。

どちらも大型クリーチャーで、飛行を持つ点が共通している。

  • Lammasu(ラマッス、またはラマスー)は古代メソポタミアの神の一つ。別言語ではラマ。アッシリア帝国では守護聖獣とされる。「人面に雄牛(または獅子)の体に有翼」というスフィンクスによく似た姿を持っており、イラストではそれが反映されている。
    • この生物を率先してファンタジーに取り込んだのは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』であり、マジックに登場したのはその縁があってのものであろう。これらゲームにおける設定としては、ありとあらゆる善のものの幸福と安全を気にかけている高貴な生き物で、人里はなれた古い寺院や廃墟に住み、悪と戦う知恵を考え続ける存在とされる[1]
  • タルキール覇王譚では多くのラマスーがデザインされたが、開発の過程で尊いラマスー1体になってしまったようだ[2]

[編集] ストーリー

いずれの次元/Planeにおいても、非常に謎めいた神秘的な存在として描かれている。カード総数の少なさはもとより、別カードのフレイバー・テキストや背景ストーリーでの登場も少ないため、その印象は一層強いものとなっている。

ラヴニカ/Ravnica
ギルド/Guildが社会的に強い影響力を持つ以前は、平原の支配者だったようだ。
都市が発展する前は、ラマスーが平原を支配していた。今でも彼らはラヴニカの空を飛んでいるが、昔からの敵はそれを忘れてはいない。
タルキール/Tarkir
タルキールでは、歴史の転換点を告げる前兆として姿を現すとされる。そしてまさに、サルカン・ヴォル/Sarkhan Volの来訪はタルキールの歴史を大きく変えることになった
ラマスーは季節を通してタルキール全土の遥か上空を舞う、謎多きタルキールの放浪者である。彼らの真の目的を知る者は誰もいないが、大いなる戦乱や歴史の転換点の前にしばしば出現していると言われている。

[編集] 脚注

  1. D&D3e モンスターマニュアル(WotC社発行)
  2. The M Files: Khans of Tarkir, Part 1/Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート1(Latest Developments 2014年9月19日 Sam Stoddard著)

[編集] 参考

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