リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault

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2マナライブラリー操作ができるインスタントライブラリーの一番上から5枚の順番を入れ替えることができるが、その5枚が気に入らなければライフ支払って交換できる。

手札こそ増えないが、ライフによる検索続行が非常に魅力的。3、4点のライフを支払えばデッキの半分くらいはサーチできる。最終的に選んだ5枚の内容によっては、事実上数枚分の教示者を使ったのとほとんど変わらない。

これによって自滅するようなことはないが、教示者と違って1枚挿しカードをサーチすることは当然向かない。多くの枚数を割いているコンボパーツを同時に揃えたいときなどに特に力を発揮するカードである。

当時のトーナメントである程度使用されていた他、コンボデッキではキーカードを引っ張ってくるのに役立つため、ヴィンテージ等でも長く使われ続けている。

  • 5枚をキープするまではライブラリーの一番下に望む順番で置けるのもポイント。ライブラリーが5の倍数でなければ、大量のライフを支払う事で2周目以降に突入して望む5枚の組み合わせにすることも可能。
    • その場合でも、積み込むまでの間に膨大な時間が掛かるので遅いプレイに引っかかりかねない。
  • 実際の英語カード名は曲折アクセント記号付きの《Lim-Dûl's Vault》。
  • アライアンスには日本語版が存在しないが、統率者2013に収録された際に日本語名と新規イラストが与えられた。

[編集] オラクルの変遷

一時期、「最後に見たカードを一旦ゲームから取り除き切り直した後に取り除いたカードをライブラリーの一番上に置く」ようにするエラッタが出されていたが、Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新で、ゲーム外領域を用いないように戻された。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アライアンスアンコモン2の多色カードサイクル。いずれも友好色2色の組み合わせである。

[編集] ストーリー

リム=ドゥールの櫃/Lim-Dûl's Vaultはその名の通りリム=ドゥール/Lim-Dulの蔵書蔵(イラスト1,2)。小説The Eternal Iceによると、リム=ドゥールの居城、トレッサーホーン/Tresserhornにはこのように貴重な書物が収められている。

[編集] 参考

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