依存
出典: MTG Wiki
ある継続的効果(Aとする)が別の効果(Bとする)に対して以下のすべての条件を満たしているとき、AはBに「依存している/Depends On」と言う。そうでない場合、独立であると呼ぶ。
- AとBが同じ種類別(存在するなら種類細別も)である。
- Bを適用することによってAの、テキストが変わったり、効果が発生するかどうかが変わったり、何に適用するかが変わったり、適用するもののどれかに何をするかが変わったりする。
- AB双方が特性定義能力の効果ではない。
以前は特性定義能力の効果も他の効果に依存する可能性があったが、現在のルールでは特性定義能力の効果が他の効果と依存することのないように定義されている。
同じ種類別で他の効果に依存する効果があるなら、その依存先すべての効果が適用された直後にそれを適用する。複数の効果の依存性がループしているのなら、上記のルールを無視してそれらはタイムスタンプ順に適用される。
- 例:機械の行進/March of the Machinesとマイコシンスの格子/Mycosynth Latticeが戦場に出ている場合、どちらが先に出たか関係なく、クリーチャーでないパーマネントは、その点数で見たマナ・コストに等しいパワーとタフネスを持つアーティファクト・クリーチャーになる。なぜなら、マイコシンスの格子を適用することで機械の行進の効果がどのパーマネントに適用されるかが変化するため、機械の行進はマイコシンスの格子に依存しているからである
ある効果が別の効果に依存するか否かは、ゲームの状態に応じて変化する。ゲームのある時点において、ある効果Aが別の効果Bに依存する状況でないのならば、別のゲームでそのような状況があろうがなかろうが、AはBに依存していない。しかしその後、ゲームの状態が変化してそのような状況が生じたならば、AはBに依存するようになる。このため、ゲームの進行に伴って新たなオブジェクトが作られたり、領域を移動したり、特性が変化したり、失われたりすることによって、それまでの依存関係が変化し、継続的効果の適用順序が変化して、他のオブジェクトの特性などが変化することがあり得る。
- 例:生命と枝/Life and Limbと血染めの月/Blood Moonが戦場にあり土地もクリーチャーも戦場にいない場合、これらは独立である。
- この状態で苗木が戦場に出ると、血染めの月は生命と枝に依存するようになる。一方、逆は依存していない。したがって、血染めの月と生命と枝のタイムスタンプ順に関わらず、この苗木は山でもある。
- この状態からさらに草むした墓/Overgrown Tombが戦場に出ると、血染めの月と生命と枝は互いに依存して、依存性がループするようになる。したがって、もしも血染めの月の方が生命と枝よりもタイムスタンプ順が早ければ、草むした墓が戦場に出たときから継続的効果の適用順序が変化し、先ほどの苗木は山ではなく森となる。
- さらにその草むした墓が戦場から離れれば、苗木は再び山となる。
[編集] 参考
[編集] 引用:総合ルール 6.5.0.0
- 6 呪文、能力、効果
- 613 継続的効果の相互作用
- 613.7 種類別、種類細別の中での効果の適用順は、依存関係によって変更される場合がある。依存関係がある場合、タイムスタンプ順のルールは依存のルールによって上書きされる。
- 613.7a ある効果が、(a)別の効果と同じ種類別(存在するなら種類細別も)であり(rule 613.1 および rule 613.3 参照)、(b)別の効果を適用することにより、その文章が変わったり、効果が発生するかどうかが変わったり、何に適用するかが変わったり、適用するもののどれかに何をするかが変わったりし、さらに(c)どちらの効果も特性定義能力によるものでない場合、その効果は他方に「依存している」と言う。そうでない場合、その効果は先の効果と独立である。
- 613.7b 1つまたは複数の効果に依存している効果は、その依存先の効果全てが適用されてからすぐに適用する。このルールによって複数の依存している効果が同時に適用されるようになった場合には、その適用順はお互いのタイムスタンプ順に従う。依存している効果同士によって依存性のループが生成した場合には、このルールを無視し、依存性のループを生成している効果をタイムスタンプ順に適用する。
- 613.7 種類別、種類細別の中での効果の適用順は、依存関係によって変更される場合がある。依存関係がある場合、タイムスタンプ順のルールは依存のルールによって上書きされる。
- 613 継続的効果の相互作用
