優しいインドリク/Affectionate Indrik

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気の優しいビースト戦場に出る対戦相手クリーチャーにも構わずじゃれつくほどだが、そのサイズの大きさから結果的に格闘が発生する。

過去のカードで言えば、ソンバーワルドの雄鹿/Somberwald Stagマナ・コストタフネスの増えた上位種的存在。3/4までを一方的に打ち破りながら実用サイズの中堅戦力を残せるため、アドバンテージの観点で見ればそれなりに優秀である。とはいえ内訳としては捕食/Prey Upon内蔵したダークウッドの猪/Durkwood Boars相当で、抱き合わせにしても芳しくないコストパフォーマンス。流石に6マナという重さに見合った効果とは言い難い。

スタンダードでは、同マナ域でも屈指のカードパワーを誇る殺戮の暴君/Carnage Tyrantの存在が大きい。また、同系能力持ちにもより扱いやすい縄張り持ちのアロサウルス/Territorial Allosaurusがいるため、構築で扱うには力不足だろう。

リミテッドでは、多くの場合アドバンテージが取れる貴重な除去内蔵クリーチャー。より危険なクリーチャーにも相討ちによる対処を狙えるため、重ささえクリアできればそうそう腐る事はない。

  • テーロス還魂記では、ダブルシンボルになり挙動が若干変化した下位互換フィーリーズ団の喧嘩屋/Pheres-Band Brawlerが登場。
  • 猛々しい能力に似合わないカード名から、イラストフレーバーテキストに至るまで、ユーモアたっぷりな仕上がりが好評を博した一枚。インドリクの足元には沢山のがすり寄り、当のインドリクもこれまた近くの人間男性に人懐こく(=Affectionate)頬をすり寄せる和ましい構図だが、男性の表情と見事にめり込み傾いだ姿勢が衝撃の程を窺わせて笑いを誘う。
    • 一方で、遠巻きにしている人々も背景に見える事から、この男性が自ら近付いた可能性――すなわち下記の擁護も被害者当人の台詞と思しい節がある。なんとも見上げた愛護精神である。
「問題はインドリクの情熱ではない。ラヴニカに柵がないのがいけないのだ。」

[編集] 参考

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