刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom

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戦士攻撃するたびそのコントローラーの元に戦士・トークン攻撃している状態で戦場に出す誘発型能力と、5色マナ支払って戦闘フェイズを追加できる起動型能力を持った伝説の戦士。

誘発型能力に関しては、クリーチャー攻撃している状態で戦場に出す能力であり、かつ「自身が攻撃していなくともよい」「トークンでも誘発する」という二点を備えているのは実は初めてのこと。これによりウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkiteのように自身が生成したトークンもまた次のトークンを生み出すため倍々ゲームで増えていく。それでいて攻撃している状態で戦場に出すため打点もかなりの勢いで向上し、単独でも攻撃して4点→6点→10点と、全ての攻撃が通れば3ターンで20点を削り切れる。後述する起動型能力も合わせれば更にキルターンは短くなるだろう。

戦闘フェイズを追加できる起動型能力の方は、同時にトランプル絆魂速攻まで得られる贅沢なもの。アンタップキーワード能力の付与は起動した時点で行われるため、一度目の攻撃の際に起動すれば最初から恩恵を受けられる。これにより破壊不能ブロッカー相手に延々攻撃を止められてもダメージを与えていけるし、ダメージレースも一瞬で引っ繰り返すことが出来る。マナさえあれば起動できるため、後述する無限コンボも可能。更には5色が必要な能力を持つことによって、統率者戦で5色の固有色を持つ統率者となれることは見逃せない点である。

また双頭巨人戦に特化されたバトルボンドカードだけあって、どちらの能力もあなた以外に恩恵を与えることが出来る。チームメイトの戦士が攻撃してもトークンを生成でき、起動型能力はチームでの攻撃の際にチームメイトのクリーチャーもアンタップされてキーワード能力を付与されるため、基本的にはこの為の書式だろう。また選択権はこちらにあるが、対戦相手にも恩恵を与えられる。通常意味はないが、対戦相手のコントロール下でクリーチャーが戦場に出ることを利用したり、多人数戦での駆け引きに用いたりと戦略の幅が広がる。

リミテッドならば単独ですら文句なしのボム。戦士を集めてシナジーを増すことが出来れば更に強力。起動型能力を無視してすら、3マナ3/2の使いやすい基本性能に加えて特化したデッキならば凄まじい打点を誇るため、エターナルにおいても採用の目はある。そして統率者戦では戦士を中心としたデッキなら有力な統率者候補となるだろう。

  • 攻撃クリーチャーにわざわざ速攻を付与するのは一見無意味に見えるが、1番目の能力で生成されたトークンは攻撃している状態ではあるが速攻を持たないため、速攻を付与しないと一回目の攻撃で生成されたトークンが二回目以降の攻撃に参加できなくなるための措置であろう。
  • 攻撃可能な戦士5体に加えてファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altarがあれば無限戦闘フェイズが可能。また少し条件は厳しくなるが、総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha大蛇の葉詠み/Orochi Leafcaller、(それらを含んでもよい)攻撃可能なクリーチャー5体でも無限戦闘フェイズになる。ラーダが戦士であるため、土地からマナか互いに異なる色のマナが出るならば(いずれも召喚酔いしていない)ナジーラ+ラーダ+大蛇の葉詠み+2マナ分でも可能。絆魂を得られるため無限戦闘フェイズと同時に無限ライフにもなるほか、ラーダと大蛇の葉詠みを用いるルートなら無限マナも成立する。
  • あなたが青と黒のパーマネントをコントロールしているなら、フェイ庄の古老/Faeburrow Elder単独でも無限戦闘フェイズを行える。謎の仮面/Mask of Riddlesを装備させれば、条件付きとはいえ回避能力も得られ、ドローもついてくる。

[編集] 参考

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