殴り合い/Brawl
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クリーチャーに戦闘フェイズ無視でどつき合いさせるようなインスタント。アンタップ状態の全てのクリーチャーが除去になりうるので、膠着状態を打開するのによい。対戦相手の終了ステップに唱えるのが妥当だろう。
カード名の由来は、このカードを使ったら最後、一体がクリーチャーを除去しようとタップすれば、対象となったクリーチャーも死の間際にタップでクリーチャー除去を狙い、その狙われたクリーチャーもと、まさに殴り合いが始まるからであろう。
性質上ファッティ1体よりも小粒なクリーチャーが並んでいる方が、効果を発揮しやすい。
リミテッドでは非常に強力な一枚。対戦相手が総攻撃を仕掛けてきたときなど、対戦相手のクリーチャーがタップ状態であり、こちらのクリーチャーがアンタップ状態のタイミングを狙えば、一方的にアドバンテージを得ることができる。
- 類似のカードとして、対象をタップする突き押しの試合/Shoving Matchが同じくメルカディアン・マスクスに存在する。そちらは青。
- ストーリー上では、酔っ払ったジェラード/Gerrardとターンガース/Tahngarthが本当に殴り合いの喧嘩をしているというシーンであり、情けなくも笑える。
- イラストも後ろで平然と見ているカーン/Karnなどシュールで面白い。
- 後にカード化されたタールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Heroは、納得の能力を持っている。
- このようにクリーチャーがダメージを与え合うこと自体を、俗に殴り合いと言ったりもする。
