消尽
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| 消尽/Exhaust | |
|---|---|
| 種別 | 起動型能力 |
| 登場セット | 霊気走破 霊気走破統率者デッキ アバター 伝説の少年アン |
| CR | CR:702.177 |
消尽/Exhaustとは、霊気走破で制定されたキーワード能力。パーマネントが持つ起動型能力である。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)
消尽 ― (2)(赤):カード最大2枚を捨て、その後、その枚数に等しい枚数のカードを引く。このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。(消尽能力はそれぞれ1回しか起動できない。)
2/1伝説のクリーチャー — ビースト(Beast) 貴族(Noble)
二段攻撃、警戒、速攻
消尽 ― (緑),(T):好きな色1色のマナ3点を加える。(消尽能力はそれぞれ1回しか起動できない。)
消尽 ― (青),(T):カード3枚を引く。
消尽 ― (赤),(T):1つを対象とする。これはそれに3点のダメージを与える。
[編集] 定義
消尽 ─ [コスト]:[効果]/Exhaust ─ [cost]:[effect]とは、「[コスト]:[効果]。1回しか起動できない。」を意味する。
[編集] 解説
レースで機体に限界を超えた速度を出させるように、一度切りしか使用できない切り札を表すキーワード能力。
霊気走破では青、赤、緑と無色のアーティファクト(多色を含めれば黒にも)に割り当てられており、赤緑や緑青のリミテッド・アーキタイプにもなっている。霊気走破ではサポートのために起動型能力にしか支払えない代わりに多くのマナを加えられる能力を持つカードが多い。アバター 伝説の少年アンでも数は少ないが再登場し、火の技とシナジーするようになっている。こちらでは黒単色のイノザル/Hog-Monkeyも登場している。
消尽能力を参照するカードとして、消尽能力をまだ起動していないかのように起動できるエルフの補給者/Elvish Refueler、消尽能力のコストを減少させる起爆学者/Boom Scholar、消尽能力をコピーするピットストップの自動機械/Pit Automatonの他、あなたが消尽能力を起動するたびにドローできるレインジャーズの給油機/Rangers' Refueler、強化される大興奮の乗り手/Adrenaline Jockey、墓地から手札に戻るアフターバーナーの専門家/Afterburner Expert、飛行機械・トークンを生成するレインジャーズの霊気蜂巣/Rangers' Aetherhiveがある。
- MTGアリーナではアルケミー:霊気走破より後でもオリジナルカードにしばしば採用されており、戦隊輸送艦/Squadron Carrierや毅然たる宇宙艦長/Stoic Star-Captainといった白の消尽持ちも存在する。
- 霊気走破収録のレアリティがアンコモン以下のカードにおける消尽能力は、いずれも自身に+1/+1カウンターを置く効果を含む。これは記憶問題を和らげるための工夫である[1]。
- マーベル スーパー・ヒーローズでは類似能力として、条件付きでコスト減少が働くパワーアップが登場した。
[編集] ルール
- 「1回しか起動できない。」とは、そのオブジェクトのその能力のみに掛けられた制限である。
- 開拓者、おたから/Loot, the Pathfinderは3つの消尽能力を持つが、それぞれの能力を各1回のみ起動できる。
- そのオブジェクトが1回戦場を離れて戻ってきたなら、それは新しいオブジェクトになるためその消尽能力はもう1回起動できるようになる。
- アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronによって機首乗りの専門家/Prowcatcher Specialistが2枚追放されている場合、+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーは「消尽 ─ (3)(赤):このクリーチャーの上に+1/+1カウンター2個を置く。」能力を2つ得る。それぞれの消尽能力を各1回のみ起動できる。
- 消尽能力が打ち消されたり立ち消えたりしても消尽能力を起動した事実は残り、その能力はもう起動できなくなる。怪物化のように解決時に状態が変わるわけではない。
- 「消尽能力を起動した」という情報はコピー可能な値ではない。
- あなたがこのターンに消尽能力を起動していないかぎり特定の行動を可能にする効果が存在する。このような効果は、あなたがこのターンに消尽能力の起動を開始していない場合にのみ特定の行動を可能にする。
- エルフの補給者/Elvish Refuelerは「あなたのターンの間、このターンにあなたが消尽能力を起動していないかぎり、あなたは消尽能力をまだ起動していないかのように起動してもよい。」という能力を持つ。開拓者、おたからはマナ能力でもある消尽能力を持つ。あなたがその双方の消尽能力を前のターンに起動していたなら、あなたはエルフの補給者の「消尽 ─ (1)(緑):このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。」という消尽能力を起動する過程でおたからのマナ能力を起動することは出来ない。既に別の消尽能力の起動を始めているからである。
[編集] 開発秘話
この能力の原点はエネルギー・カウンターにまで遡る。霊気走破の展望デザインは「アヴィシュカー/Avishkar(旧カラデシュ/Kaladesh)への再訪」と「デス・レース」という2つのテーマを扱うにあたり、エネルギーの再登場が重要な要素であると判断した。しかし展望デザイン最後のプレイ・テストにおいて、機体・エンジン始動!・エネルギーの組み合わせは複雑すぎ、互いに噛み合いも薄いという指摘を受けた。セット・デザイン・リードのYoni Skolnikは、エネルギーの役割を単純化するため大量のエネルギーを要求し大きな効果をもたらす用途に絞ったが、すぐにエネルギーである必要性はないと判断され、現在の形となった[2]。
- 当初はターボ/Turboという名称であったが、将来的にレース以外のセットでも使用できるようにするため「消尽/Exhaust」に改名された[2]。
- Exhaustは「(力などを)使い果たす」という意味の他、「排気」という意味もある。汎用的な意味を持たせつつ、デスレースをテーマにした霊気走破らしいネーミングにもなっている。
[編集] 脚注
- ↑ Was there any concern about the memory load for...(Blogatog 2025年1月21日 Mark Rosewater著)
- ↑ 2.0 2.1 You Get the Aetherdrift, Part 2/『霊気走破』を走り切る その2(Making Magic 2025年1月27日 Mark Rosewater著)
[編集] 参考
- 『霊気走破』のメカニズム(Daily MTG 2025年1月21日)
- Aetherdrift Release Notes/『霊気走破』リリースノート(PDF文書)(Daily MTG 2024年1月31日)
- 「消尽」でテキスト検索
- ルーリング
[編集] 引用:総合ルール 20260619.0
総合ルールビューアが未対応のため、日本公式サイトより引用(注:一部の誤字を訂正して記載しています)
- 702.177. 消尽/Exhaust
- 702.177a 消尽能力は、その後に続く起動型能力に追加のルールを加えるキーワードである。「消尽 - [コスト]:[効果]/Exhaust — [Cost]: [Effect]」は、「[コスト]:[効果]。この能力は1回しか起動できない。」を意味する。
- 702.177b このターンにあなたが消尽能力を起動していないかぎり、ある行動をすることを許可する効果がある。そのような効果は、あなたがまだこのターンにあなたが消尽能力を起動し始めていない場合にのみ、指定された行動を許可する。


