魔道士の競演/Mages' Contest

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呪文打ち消すかどうかの競りを行う不確定カウンター

単色カウンターには珍しく、どんな呪文でも対象にできる。からカウンターが飛び出してくる意外性があり、対戦相手がこれを想定していることはまずないだろう。

ライフが優勢であれば、大量のライフをつぎ込んで確定カウンターのように使うこともできる。後に命がけのカウンターとしてはより優秀な否定の契約/Pact of Negationが登場したが、こちらは対戦相手のターン唱えてもすぐには敗北しないため防御的な使い方ができる。

しかし3マナに加えライフロスとやや重く、対戦相手に潤沢なライフがあると打ち消すのは困難。ライフロス呪文として見た場合、後の溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge血の手の炎/Flames of the Blood Handと比べると、4点は失わせないと割に合わない(ダメージとライフロスの違いはあるが)。もっとも、本体火力として期待すると、あっさり競りを投げられてこちらが1点失って終わりになる可能性が高い。

競りといっても、結局は相手に選択権があるというやつで、「(1)(赤)(赤)の対抗呪文」以上の存在にはなり得ない。カウンターは赤の色の役割から逸脱しているため、このあたりが限界か。

  • 「通れば勝ち」の呪文にこれを撃たれたからといって、ライフをつぎ込みすぎると火炎破/Fireblastが飛んできて負け、なんてことになりかねない。プレイヤーの判断力が問われるカードである。

[編集] 参考

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