Caliphear

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Caliphearカリフィアー)はコミック版Nightmareの主役キャラクター。Wayfarerシリーズにも主人公の味方として登場した。

目次

[編集] 解説

夢魔/Nightmareの女性。気位の高いお嬢様気質で身嗜みを常に気にしている。真紅の眼をした漆黒の駿馬で、たてがみと尻尾は燃え盛る炎。地面と同じように空を駆けることができ、その際には蹄からも火を噴き、空中に火炎の道を描く。突撃したり、蹴り倒したり、炎や魔法的な恐怖の波を浴びせるなどの戦い方を得意とする。

コロンドール/Corondor大陸のCasindral(カシンドラル)とGolthonor(ゴルソノア)に挟まれた塩沼地帯(えんしょう:The Salt Marshes)を棲家とする。そこには家臣で世話係を務める年老いた人間男性Laconia(ラコニア)がおり、その他にも人間や凍てつく影/Frozen Shadeなどの住人がいる。

[編集] Altair

プレインズウォーカー/Planeswalker、Altair of Coloni(コロニのアルテア)はカリフィアーの奴隷であり相棒である。主人と奴隷といっても2人は貴婦人と献身的に仕える騎士のような関係が近い。

Ravidel(ラヴィデル)に能力を封じられたアルテアは故郷コロニを救うためカリフィアーに助力を請い、自ら進んで彼女の奴隷となった。カリフィアーは唯の人間の男には興味ないが、アルテアに隠された潜在能力を感じ取ったため、10年間奴隷となって働く忠誠の誓いを受け入れる。その後アルテアはプレインズウォーカーの力を取り戻すものの、10年の奉仕の約束は守ると誓いを新たにする。カリフィアーはアルテアを背に乗せてコロンドールの空を駆け、敵に果敢に挑んでいく。

[編集] エピソード

[編集] Nightmare

ミノラッド賢人暦1281年、強力な魔術師Jamil(ジャミル)に協力するカリフィアーは名も無き次元/Planeで魔術師Nevar(ネヴァー)を打ち負かしたのを最後にコロンドールへ帰還する。しかし、そこには死滅しつつある沼地が広がるばかりで、蒼穹のドレイク/Azure Drakeに襲われていたラコニアを救って事情を聞くと、彼女の不在時に何らかの邪悪な魔術が沼を荒らし、ゴブリン/Goblinシャノーディンのドライアド/Shanodin Dryadsが襲撃してきたという。

事態の解明に乗り出したカリフィアーは故郷を救うという同じ目的のアルテアに出会い、彼を奴隷に迎え入れる。調査の結果、西部ゴルソノアの魔術師Coldraith(コールドレイス)が黒幕と判明し、サマイトの癒し手/Samite Healerらの軍団と共にコールドレイス砦を攻め落とす。この戦いでコールドレイスの放った平穏/Tranquilityが偶然にもアルテアをラヴィデルの呪縛から解放する。

[編集] Lovers & Comrades

同年秋、The Great Salt Marshes of Western Golthonor(西部ゴルソノア大塩沼)で、カリフィアーとアルテアはラヴィデルに対抗するクリスティナ/Kristinaジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalionに合流する。

[編集] Dark Eminence

同年初冬、カリフィアーらはラヴィデル打倒のためゴルソノアのKhone Keep(コーン砦)でコーン家当主に協力を仰ぐが、ゴルソノアはコールドレイスの攻撃から未だ回復に至っておらず中立の立場を取らざるをえない、と断られる。クリスティナを除く3人はThe Dueling Chasm(決闘峡谷)にプレインズウォークすると、程なくラヴィデルが出現し戦いの火蓋が切られる。

ラヴィデルから「Little Pony, Califia(リトル・ポニーのカリフィア)」と侮辱されたカリフィアーはアルテアを危機から助けると、すぐさまラヴィデルに突撃するがWord of Undoingで何処かへ送還されてしまう。逆襲に転じたアルテアはラヴィデルの召喚した堕ちたる者/The Fallen2体と奈落の王/Lord of the Pit1体を巻き込んで自爆、彼の身体は峡谷の底に落ちていった。

[編集] 登場

  • Nightmare(コミック)
  • アメコミWayfarerシリーズ
    • Lovers & Comrades(Wayfarer vol.4)
    • Dark Eminence(Wayfarer vol.5)

[編集] 参考

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