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| |英名=Partner | | |英名=Partner |
| |種別=[[常在型能力]] | | |種別=[[常在型能力]] |
− | |登場セット=多数 | + | |登場セット=[[統率者2016]] |
| |リーガル=legal | | |リーガル=legal |
| }} | | }} |
− | '''共闘'''(きょうとう)/''Partner''は、[[統率者2016]]で初登場し、[[バトルボンド]]で変種が登場した[[キーワード能力]]。[[統率者戦]]用の[[デッキ]]を[[構築]]するときに機能する[[常在型能力]]である。<nowiki>[</nowiki>[[カード名]]]との[[共闘]]は、さらに[[戦場に出た]]ときの[[誘発型能力]]でもある。 | + | '''共闘'''(きょうとう)/''Partner''は、[[統率者2016]]で登場した[[キーワード能力]]。[[統率者戦]]用の[[デッキ]]を[[構築]]するときに機能する[[常在型能力]]である。 |
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| + | {{#card:Vial Smasher the Fierce}} |
| {{#card:Kydele, Chosen of Kruphix}} | | {{#card:Kydele, Chosen of Kruphix}} |
− | {{#card:Khorvath Brightflame}}
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| ==定義== | | ==定義== |
− | '''共闘'''/''Partner''は、[[統率者戦]][[フォーマット]]のデッキ構築のルールを修整する能力であり、ゲームの開始前に作用する。[[伝説のクリーチャー]]・[[カード]]か伝説の[[プレインズウォーカー]]・カード2枚がそれぞれ共闘を持っているなら、[[あなた]]はそれら2枚を[[統率者]]として指定してもよい(共闘を持つのが片方だけでは不可)。あなたの統率者の[[固有色]]を参照するルールや効果は、あなたの統率者2枚の固有色の組み合わせを参照する。 | + | '''共闘'''/''Partner''は、統率者戦フォーマットのデッキ構築のルールを修整する能力であり、ゲームの開始前に作用する。[[伝説のクリーチャー]]・[[カード]]2枚がそれぞれ共闘を持っているなら、[[あなた]]はそれら2枚を[[統率者]]として指定してもよい(片方だけでは不可)。あなたの統率者の[[固有色]]を参照するルールや効果は、あなたの統率者2枚の固有色の組み合わせを参照する。 |
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| あなたのデッキには、統率者2枚をあわせてちょうど100枚のカードが含まれなければならない。両統率者は、ゲームの開始時点で[[統率]][[領域]]に置かれている。 | | あなたのデッキには、統率者2枚をあわせてちょうど100枚のカードが含まれなければならない。両統率者は、ゲームの開始時点で[[統率]][[領域]]に置かれている。 |
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− | あなたのデッキの固有色を決定する際を除き、統率者2枚は独立に機能する。共闘を持つ統率者1枚を[[唱える]]ときには、あなたの他の統率者が唱えられた回数は無視する([[統率者税]]は個々の統率者で独立して数える)。[[プレイヤー]]1人が同一の統率者によって21点以上の[[戦闘ダメージ]]を与えられているかどうかを判定するとき(いわゆる[[統率者ダメージ]])には、あなたの統率者2体のそれぞれからの[[ダメージ]]をそれぞれ個別に扱う。 | + | あなたのデッキの固有色を決定する際を除き、統率者2枚は独立に機能する。共闘を持つ統率者1枚を[[唱える]]ときには、あなたの他の統率者が唱えられた回数は無視する。プレイヤー1人が同一の統率者によって21点以上の[[戦闘ダメージ]]を与えられているかどうかを判定するときには、あなたの統率者2体のそれぞれからの[[ダメージ]]をそれぞれ個別に扱う。 |
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| あなたの統率者が2枚ある間に、何らかの[[効果]]があなたの統率者を参照するなら、それはいずれか1枚を参照する。何らかの効果があなたに、あなたの統率者に関して何らかの処理を行うように指示し、それが両方に影響し得るなら、その効果の適用時に、あなたはそれが参照するものを選ぶ。 | | あなたの統率者が2枚ある間に、何らかの[[効果]]があなたの統率者を参照するなら、それはいずれか1枚を参照する。何らかの効果があなたに、あなたの統率者に関して何らかの処理を行うように指示し、それが両方に影響し得るなら、その効果の適用時に、あなたはそれが参照するものを選ぶ。 |
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− | ===カード名との共闘===
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− | '''[カード名]との共闘'''/''Partner with [Cardname]''は、共闘の変種能力である。それは2つの能力を表す。
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− | 1つは統率者戦フォーマットのデッキ構築のルールを修整する能力であり、ゲームの開始前に作用する。伝説のクリーチャー・カードか伝説のプレインズウォーカー・カード2枚がそれぞれ互いのカード名との共闘を持っているなら、[[あなた]]はそれら2枚を[[統率者]]として指定してもよい。ただの共闘を持つカードや、カード名が合致しないカード名との共闘を指定することはできない。その他のルールは共闘と同じである。
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− | もう1つは誘発型能力であり「この[[パーマネント]]が戦場に出たとき、プレイヤー1人を[[対象]]とする。そのプレイヤーは『自分の[[ライブラリー]]から[カード名]という名前のカードを[[探す|探し]]、それを公開し、自分の[[手札]]に加え、その後自分のライブラリーを[[切り直す]]。』を選んでもよい。」を意味する。
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− | *[[注釈文]]では[[サーチ]]関連の内容しか書かれておらず、2枚を統率者に指定できる旨は完全に省略されている。勘違いに注意。
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− | ===永遠の友===
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− | '''[[永遠の友]]'''/''Friends Forever''は共闘の変種能力であり、互いに永遠の友を持つ2枚のカードを統率者に指定できる。詳細は[[永遠の友]]の項を参照。
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− | ===背景選択===
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− | '''[[背景選択]]'''/''Choose a Background''は共闘の変種能力であり、背景選択を持つ伝説のクリーチャーを統率者にするなら[[背景]]を追加で統率者に指定できる。詳細は[[背景選択]]の項を参照。
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− | ===ドクターのコンパニオン===
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− | '''[[ドクターのコンパニオン]]'''/''Doctor's companion''は共闘の変種能力であり、[[タイムロード]]・[[ドクター]]であり他の[[クリーチャー・タイプ]]を持たない伝説のクリーチャーを統率者にするならこの能力を持つ伝説のクリーチャーを追加で統率者に指定できる。詳細は[[ドクターのコンパニオン]]の項を参照。
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| ==解説== | | ==解説== |
− | 統率者を2枚指定できるキーワード能力。デッキの固有色は2枚の色の組み合わせで決まるため、これまで統率者の選択肢が少なかった3色以上の[[色の組み合わせ]](特に4色の組み合わせ)でも多様な統率者で組むことができる。また、[[ゲーム開始時の手札]]を実質1枚水増しできるため、[[アドバンテージ]]の観点でも優秀。
| + | 統率者を2枚指定できるキーワード能力。デッキの固有色は2枚の色の組み合わせで決まるため、これまで統率者がほぼ固定だった3色以上の[[色の組み合わせ]]でも多様な統率者で組むことができる。 |
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− | ===通常の共闘===
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− | 統率者2016では[[友好色]]2色の伝説のクリーチャーが各1種計5枚、[[対抗色]]2色の伝説のクリーチャーが各2種計10枚収録された。[[統率者レジェンズ]]で再登場し、[[単色]]各8枚、[[無色]]1枚の計41枚が収録された。[[神河:輝ける世界統率者デッキ]]では[[永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful]]の1枚が収録された。[[Unfinity]]では[[アン・ゲーム|どんぐりシンボル]]が付いた単色の5枚が登場した。[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]では[[黒]]の[[鸚鵡の匪賊、フランシスコ/Francisco, Fowl Marauder]]1枚のみ追加された。
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− | ===カード名との共闘===
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− | [[バトルボンド]]で初登場。[カード名]との共闘は統率者の組み合わせが固定された代わりに、戦場に出たときにもう一方のカードをライブラリーから探してくる[[効果]]を持つ。自分以外のプレイヤーも選べるため、[[双頭巨人戦]]での[[チームメイト]]とペアを分け合うこともできるようになっている。
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− | バトルボンドでは[[単色]]で[カード名]との共闘を持つカードが、[[対抗色]]の組み合わせで[[アンコモン]]にクリーチャー5組、[[レア]]に伝説のクリーチャー5組、[[神話レア]]に[[プレインズウォーカー]]1組が収録された。[[統率者2020]]では、単色と、その色の対抗色2色の組み合わせ、すなわち[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]になるペアが5組収録された。[[イニストラード:真紅の契り統率者デッキ]]では2種の[[構築済みデッキ]]に1組ずつ、2組が収録された。[[ドクター・フー統率者デッキ]]でも2組、[[イクサラン:失われし洞窟#ジュラシック・ワールド・コレクション/Jurassic World Collection|ジュラシック・ワールド・コレクション]]でも1組が追加された。
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− | *バトルボンドには「[カード名]との共闘」を持つ伝説でないクリーチャーが収録されている。伝説のクリーチャーではないペアは当然統率者としては指定できない。
| + | 統率者2016では[[友好色]]の伝説のクリーチャーが各1種計5枚、[[対抗色]]の伝説のクリーチャーが各2種計10枚収録されている。 |
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− | *[[開発部]]において、「[カード名]との共闘」は組み合わせ全体の[[固有色]]が3色を越えてはいけないという制約がある<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/the-challenges-of-making-universes-beyond The Challenges of Making Universes Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037278/ 「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題]([[Making Magic]] [[2023年]]10月3日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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− | ==脚注==
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− | <references />
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| ==参考== | | ==参考== |
| *{{WHISPER検索/カードテキスト|共闘|共闘(Partner)}} | | *{{WHISPER検索/カードテキスト|共闘|共闘(Partner)}} |
− | **{{WHISPER検索/カードテキスト|共闘&&!との共闘|共闘(Partner)(『~との共闘(Partner with)』を含まない)}}
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− | *{{WHISPER検索/カードテキスト|との共闘|~との共闘(Partner with)}}
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| *[[キーワード能力]] | | *[[キーワード能力]] |
| *[[ルーリング]] | | *[[ルーリング]] |
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− | {{#cr:{{キーワード能力のCR番号|共闘}}}}
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| [[Category:キーワード能力|きようとう]] | | [[Category:キーワード能力|きようとう]] |
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