羽ばたき飛行機械/Ornithopter

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(発音記号はɔɹ.nɪであるため誤り。特記の必要性もない)
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:機械じかけの[[構築物]]が生活に密着してるこの次元では、羽ばたき飛行機械の存在は特別なものではない。[[高層都市パリアノ/Paliano, the High City]]随一の発明家である[[ムッツィオ/Muzzio]]への弟子入りを志す[[工匠]]の卵にとっては、飛行機械はさながら試験の答案用紙といった扱いなのだ。
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:機械じかけの[[構築物]]が生活に密着しているこの次元では、羽ばたき飛行機械の存在は特別なものではない。[[高層都市パリアノ/Paliano, the High City]]随一の発明家である[[ムッツィオ/Muzzio]]への弟子入りを志す[[工匠]]の卵にとっては、飛行機械はさながら試験の答案用紙といった扱いなのだ。
  
 
{{フレイバーテキスト|年に一度、工匠ムッツィオの弟子となることを希望する者たちの作り出した飛行機械がパリアノ上空を埋め尽くす。||[[基本セット2015]]}}
 
{{フレイバーテキスト|年に一度、工匠ムッツィオの弟子となることを希望する者たちの作り出した飛行機械がパリアノ上空を埋め尽くす。||[[基本セット2015]]}}

2015年3月1日 (日) 15:41時点における版


Ornithopter / 羽ばたき飛行機械 (0)
アーティファクト クリーチャー — 飛行機械(Thopter)

飛行

0/2

アンティキティー初出のアーティファクト・クリーチャークリーチャーである0マナアーティファクトの代名詞ともいえる。

タフネスが2あるのでパワー1の飛行クリーチャーを止めることができる。パワーは0だが、回避能力を持っているので、パワーを上げる手段と組み合わせれば、強力なアタッカーになれる。

利用

クリーチャーでもアーティファクトでもあり、何より0マナであるため、昔からいろいろなコンボデッキやアーティファクト主体のデッキで採用されてきた。以下は利用方法の一例。

  1. アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar生け贄に捧げ永劫の輪廻/Enduring Renewalで手札に戻してを繰り返し無限マナ
  2. 卑怯/Cowardice手甲/Shuko無限サイクル。あとはストームでも。
  3. 唱えた後に撤収/Retractしてまた唱えなおしてストームを稼ぐ。
  4. クリーチャーもしくはアーティファクトが戦場に出るたび誘発する能力を持つカードと組み合わせる。

コンボパーツとしてではなく、単純に軽量フライヤーとして採用される例もある。特にアーティファクト・クリーチャーであることを活かせるデッキ、例えばミラディン再録時の親和デッキ基本セット2011再録時の白単鍛えられた鋼などでの活躍が顕著だが、アーティファクトのシナジーを得られないデッキでもしばしば使われる(忍術を多用するエラヨウ忍者など)。

その他

ストーリー

羽ばたき飛行機械/Ornithopterは最もシンプルな設計の飛行機械多元宇宙/Multiverseのいくつかの次元/Planeで存在を確認できる。

ドミナリア/Dominaria
遥か大昔のドミナリアに存在した古代スラン/Thran文明が残した遺物のひとつとして登場。栄華を誇ったスラン文明の時代に数多く作られたであろうこの飛行機械の内の一つがAR16年頃、キャラバン隊によって発掘される。発掘されたこの飛行機械は、数千年の時を超えてなお運良く良好な状態であった。その後、キャラバン隊のキャンプにいたウルザ/Urzaらの手によって修理・復元されたこの飛行機械は、ウルザ、ミシュラ/Mishraトカシア/Tocasiaの3人を、かつてスラン帝国の首都ハルシオン/Halcyonだった遺跡コイロスの洞窟/Caves of Koilosへと導いた。
多くの学者が信じる説によれば、この羽ばたき飛行機械こそ、ウルザが機械生命に挑戦した最初の試みの結果であるという。恐らく、トカシアの見習いであった青年時代に作られたのだろう。
(出典:第4版
スラン帝国の遺物の改良を任せていただき、これほど光栄なことはありません。この業績によって、わたしの名が歴史の片隅に残ることになれば、それは望外の幸せ。
徒弟時代のウルザ

(出典:第5版
それから約40年後のAR55年、兄弟戦争の時代にも羽ばたき飛行機械/Ornithopterは登場している。横風/Crosswindsイラストとフレイバー・テキストにて、ウルザの息子のハービン/Harbinの操縦する『羽ばたき飛行機械/Ornithopter』が登場している。
ハービンの羽ばたき飛行機械は嵐の中に2日間閉じこめられた。空が晴けてみると、見えるのは木々の地平線だけだった。
(出典:横風/Crosswinds)
また、氷河期時代(AR450年~AR2934年)の末期に生きた機械魔術師/Machinist・アーカム・ダグスン/Arcum Dagssonに作られたアーティファクト、鯨骨の滑空機/Whalebone Gliderのフレイバー・テキスト中にも『羽ばたき飛行機械/Ornithopter』の名前が登場する。
確かにこれは羽ばたき飛行機械じゃないが、私だってウルザじゃない。
ソルデヴィの機械技師、アーカム・ダグソン

(出典:鯨骨の滑空機/Whalebone Glider)
ミラディン/Mirrodin
金属次元ミラディンにも存在する。これと上記のドミナリアの飛行機械との関係は不明であるものの、ミラディンの成り立ちを思えば何らかの繋がりはあるかもしれない(カーン/Karnヨーティアの兵/Yotian Soldierのページも参照)。だがフレイバー・テキストによれば、それとは無関係にミラディンで独自に発明されたものであるらしい。多元宇宙全体でみれば比較的ありふれた機械なのだろう。
時代や次元や種族にかかわらず、発展途上の工匠というものは必ず羽ばたき飛行機械を発明するものだ。
(出典:ミラディン
フィオーラ/Fiora
機械じかけの構築物が生活に密着しているこの次元では、羽ばたき飛行機械の存在は特別なものではない。高層都市パリアノ/Paliano, the High City随一の発明家であるムッツィオ/Muzzioへの弟子入りを志す工匠の卵にとっては、飛行機械はさながら試験の答案用紙といった扱いなのだ。
年に一度、工匠ムッツィオの弟子となることを希望する者たちの作り出した飛行機械がパリアノ上空を埋め尽くす。
(出典:基本セット2015

参考

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