歴史に刻む物語/A Tale for the Ages

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[[リミテッド]]では前述の通り、役割と組み合わせるのが基本運用。というよりも、オーラで自分のクリーチャーに付けてメリットのあるものが、[[おとぎ話]]と[[獣の血筋/Bestial Bloodline]]しか存在しない以上、組み合わせざるを得ないというのが実際のところ。おとぎ話に収録されているカードもオーラはあまり多くないので、[[ピック]]した場合は積極的に役割を利用するものを探しておきたい。上手く数さえ揃えられれば、[[強化]]の数値は前述の通り抜群、[[構築]]と比較して除去が少なくなる分、折角役割を乗せたクリーチャーが即座に[[死亡]]するケースも減り、クリーチャー同士の[[戦闘]]が主軸となる都合、圧倒的な制圧力を発揮できる。
 
[[リミテッド]]では前述の通り、役割と組み合わせるのが基本運用。というよりも、オーラで自分のクリーチャーに付けてメリットのあるものが、[[おとぎ話]]と[[獣の血筋/Bestial Bloodline]]しか存在しない以上、組み合わせざるを得ないというのが実際のところ。おとぎ話に収録されているカードもオーラはあまり多くないので、[[ピック]]した場合は積極的に役割を利用するものを探しておきたい。上手く数さえ揃えられれば、[[強化]]の数値は前述の通り抜群、[[構築]]と比較して除去が少なくなる分、折角役割を乗せたクリーチャーが即座に[[死亡]]するケースも減り、クリーチャー同士の[[戦闘]]が主軸となる都合、圧倒的な制圧力を発揮できる。
  
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[[エルドレインの森]]の[[注目のストーリー]]の1枚。
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次の目的地である[[ヒルダ/Hylda]]の城が[[僻境/The Wilds#ラレント湖/Loch Larent|ラレント湖/Loch Larent]]にあると知った[[ケラン/Kellan]]と[[ルビー/Ruby]]は、準備のため一旦[[エルドレイン/Eldraine#エッジウォール/Edgewall|エッジウォール/Edgewall]]へと帰還する。だが[[忌まわしき眠り/Wicked Slumber]]は街の中ですら勢力を拡大していた。その衝撃的な光景を目にし、加えてラレント湖が極寒の環境と化したことを耳にしたケランは、英雄の在り方について悩む。そんな中、ルビーの兄[[エルドレインのその他のキャラクター#ピーター/Peter|ピーター/Peter]]は二人にあるものを見せる。それはケランとルビーの冒険を題材にした人形劇({{Gatherer|id=630840}})と、二人の仮装をして劇に見入っている、街の子どもたちの姿であった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-4-ruby-and-the-frozen-heart Wilds of Eldraine | Episode 4: Ruby and the Frozen Heart]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/WOE/0037144/ 第4話 ルビーと凍てついた心](Magic Story [[2023年]]8月11日 [[K. Arsenault Rivera]]著)</ref>。
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{{フレイバーテキスト|[[アガサ/Agatha|アガサ]]の悲劇が形を変えて語られるたびに、ケランの身長が高くなり、ルビーはより強くなった。しかし、物語の核心は変わることがなかった。そして聴衆は弱き者をいじめるとどうなるかを思い知らされた。}}
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==参考==
 
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*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[レア]]

2023年10月25日 (水) 02:10時点における最新版


A Tale for the Ages / 歴史に刻む物語 (1)(白)
エンチャント

あなたがコントロールしていてオーラ(Aura)がついているすべてのクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。


オーラがついているクリーチャー全体強化エンチャント

2マナで+2/+2と効率は抜群だが、カードとして存在するオーラを利用した場合、エンチャント先と合わせて2枚が必要になり、通常の全体強化と同等の効率になる。オーラの性質上、除去によるディスアドバンテージの背負いやすさ、オーラを引きすぎてクリーチャーを引けない、或いはその逆の事故の危険も加味すると、少々不安定。

基本的には同じくエルドレインの森に収録された役割トークンを用いたい。下地となるクリーチャーと、役割の付与を両立できる呪文書売り/Spellbook Vendorなどを使うことで、事故の危険を減らしつつも安定して強化を図れる。登場時のスタンダードの範囲では、降霊によりオーラになるクリーチャーを利用するのも手。カードプールの広いフォーマットで採用するのであれば、クリーチャーとして利用できる上に、オーラとしても除去によるディスアドバンテージをカバーしやすい授与とも相性が良好。

リミテッドでは前述の通り、役割と組み合わせるのが基本運用。というよりも、オーラで自分のクリーチャーに付けてメリットのあるものが、おとぎ話獣の血筋/Bestial Bloodlineしか存在しない以上、組み合わせざるを得ないというのが実際のところ。おとぎ話に収録されているカードもオーラはあまり多くないので、ピックした場合は積極的に役割を利用するものを探しておきたい。上手く数さえ揃えられれば、強化の数値は前述の通り抜群、構築と比較して除去が少なくなる分、折角役割を乗せたクリーチャーが即座に死亡するケースも減り、クリーチャー同士の戦闘が主軸となる都合、圧倒的な制圧力を発揮できる。

[編集] ストーリー

エルドレインの森注目のストーリーの1枚。

次の目的地であるヒルダ/Hyldaの城がラレント湖/Loch Larentにあると知ったケラン/Kellanルビー/Rubyは、準備のため一旦エッジウォール/Edgewallへと帰還する。だが忌まわしき眠り/Wicked Slumberは街の中ですら勢力を拡大していた。その衝撃的な光景を目にし、加えてラレント湖が極寒の環境と化したことを耳にしたケランは、英雄の在り方について悩む。そんな中、ルビーの兄ピーター/Peterは二人にあるものを見せる。それはケランとルビーの冒険を題材にした人形劇(イラスト)と、二人の仮装をして劇に見入っている、街の子どもたちの姿であった[1]

アガサの悲劇が形を変えて語られるたびに、ケランの身長が高くなり、ルビーはより強くなった。しかし、物語の核心は変わることがなかった。そして聴衆は弱き者をいじめるとどうなるかを思い知らされた。

[編集] 脚注

  1. Wilds of Eldraine | Episode 4: Ruby and the Frozen Heart/第4話 ルビーと凍てついた心(Magic Story 2023年8月11日 K. Arsenault Rivera著)

[編集] 参考

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