ゴブリンの試験操縦士/Goblin Test Pilot

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[[イゼット団/The Izzet|イゼット団]]らしい滅茶苦茶な[[カード]]。3[[マナ]]にして2点の[[ダメージ]]を[[与える|与え]]られる[[ティム]]だが、[[対象]]を[[無作為に]]選ぶ。
 
[[イゼット団/The Izzet|イゼット団]]らしい滅茶苦茶な[[カード]]。3[[マナ]]にして2点の[[ダメージ]]を[[与える|与え]]られる[[ティム]]だが、[[対象]]を[[無作為に]]選ぶ。
  
ダメージ効率こそ高いものの、[[あなた|自分]]や自分の他の[[クリーチャー]]に撃ちこんでしまう危険性があり、ひどいときには一発目で自爆して終わってしまう可能性すらある。現実的に運用するならば[[被覆]][[プロテクション]]などを付与するなどの手間が必要。一応[[飛行]]も持っているが、このスペックと能力で役に立つことは稀だろう。
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ダメージ効率こそ高いものの、[[コントローラー]]や自軍の[[クリーチャー]]に撃ち込んでしまう危険性があり、ひどいときには一発目で自爆して終わってしまう可能性すらある。一応[[飛行]]も持っているが、[[P/T]]の低さからそれが役に立つ場面は多くない。
  
あまりの意味不明さでイゼットらしいフレーバーが十二分に出ているが、性能だけでいえば[[構築]]ではもっと確実でマシなカードがいくらでもあり、[[リミテッド]]でも博打性が高すぎる。加えて対象を選ぶのも面倒であり、あまり使いたくはない。(下記[[#ルール]]参照)
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性能だけでいえば[[構築]]ではもっと確実でマシなカードがいくらでもあり、[[リミテッド]]でも博打性が高すぎる。加えて対象を選ぶのも面倒であり(下記[[#ルール]]参照)、あまり使いたくはない。
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*[[紙]]と呼んでも差し支えない無茶苦茶な能力だが、それがイゼットらしい。
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*性能もおかしいが、[[フレイバー・テキスト]]もおかしい。しかし実にイゼット的である。
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{{フレイバーテキスト|操縦士ならびに試作機は全損。甚大な二次的被害を誘発。結論:完全無欠の設計。|[[イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon|メーレク]]の手順書}}
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*[[2017年]]1月の[[オラクル]]更新で、[[カード名]]を反映し[[クリーチャー・タイプ]]に[[操縦士]]が追加された。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[対象]]を指定する際は、ゴブリンの試験操縦士自身を含む各[[クリーチャー]]、各[[プレイヤー]]について、適正な対象すべてが等確率になるような方法で指定しなくてはならない。
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*対象を指定する際は、ゴブリンの試験操縦士自身を含む、[[任意の対象]]として適正な各[[パーマネント]]、各[[プレイヤー]]について、適正な対象候補すべてが等確率で選ばれるような方法で指定しなくてはならない。
**無作為であっても、[[不正な対象]]を対象として指定することはできない。不正な対象は無作為で選ぶ段階から除外する。
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**無作為であっても、[[不正な対象]]を対象として指定することはできない。不正な対象は無作為に選ぶ段階から除外する。
**各対象について番号を振って[[ダイス|サイコロ]]を振る、トランプを無作為に選ぶなどの方法が考えられる。
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**各対象候補に番号を振って[[ダイス]]を振る、トランプを無作為に選ぶなどの方法が考えられる。[[無作為に]]の項も参照。
*対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の指定と同じで、[[起動]]時に行われる。
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*対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の[[起動型能力]]と同じで、[[起動]]時に行われる。
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==開発秘話==
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このカードの発案者は[[Mark Rosewater]]である。会議中に居眠りから目覚め、今の議題(「多色のイゼットのクリーチャー」の穴埋め)を聞いて数秒で閃いたカードであったと語られている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dragon-along-2013-04-22 Dragon Along]/[https://magic.wizards.com/en/node/657596 ドラゴンとともに]([[Making Magic]] [[2013年]]4月22日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references/>
 
*[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]]  - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]]  - [[アンコモン]]

2023年11月1日 (水) 16:11時点における最新版


Goblin Test Pilot / ゴブリンの試験操縦士 (1)(青)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 操縦士(Pilot) ウィザード(Wizard)

飛行
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を無作為に選んで対象とする。ゴブリンの試験操縦士はそれに2点のダメージを与える。

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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を無作為に選んで対象とする」は「無作為に選んだ1つを対象とする」に読み替えてください。

イゼット団らしい滅茶苦茶なカード。3マナにして2点のダメージ与えられるティムだが、対象無作為に選ぶ。

ダメージ効率こそ高いものの、コントローラーや自軍のクリーチャーに撃ち込んでしまう危険性があり、ひどいときには一発目で自爆して終わってしまう可能性すらある。一応飛行も持っているが、P/Tの低さからそれが役に立つ場面は多くない。

性能だけでいえば構築ではもっと確実でマシなカードがいくらでもあり、リミテッドでも博打性が高すぎる。加えて対象を選ぶのも面倒であり(下記#ルール参照)、あまり使いたくはない。

  • と呼んでも差し支えない無茶苦茶な能力だが、それがイゼットらしい。
  • 性能もおかしいが、フレイバー・テキストもおかしい。しかし実にイゼット的である。
操縦士ならびに試作機は全損。甚大な二次的被害を誘発。結論:完全無欠の設計。
メーレクの手順書

ルール

  • 対象を指定する際は、ゴブリンの試験操縦士自身を含む、任意の対象として適正な各パーマネント、各プレイヤーについて、適正な対象候補すべてが等確率で選ばれるような方法で指定しなくてはならない。
    • 無作為であっても、不正な対象を対象として指定することはできない。不正な対象は無作為に選ぶ段階から除外する。
    • 各対象候補に番号を振ってダイスを振る、トランプを無作為に選ぶなどの方法が考えられる。無作為にの項も参照。
  • 対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の起動型能力と同じで、起動時に行われる。

開発秘話

このカードの発案者はMark Rosewaterである。会議中に居眠りから目覚め、今の議題(「多色のイゼットのクリーチャー」の穴埋め)を聞いて数秒で閃いたカードであったと語られている[1]

参考

  1. Dragon Along/ドラゴンとともにMaking Magic 2013年4月22日 Mark Rosewater著)
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