Rebecca Guay
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− | ''' | + | '''レベッカ・ゲイ'''(''Rebecca Guay'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[アーティスト]]。女性。マサチューセッツ(Massachusetts)北部に生まれる。年齢は[[Duelist]]誌16号([[1997年]]4月号)において26歳と紹介されている。 |
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<!-- (年齢については、2000年の[[USナショナルズ:http://www.wizards.com/Sideboard/article.asp?x=USNAT00/999factsheet]]において26歳とのこと? '''より正確な情報を求めています''') | <!-- (年齢については、2000年の[[USナショナルズ:http://www.wizards.com/Sideboard/article.asp?x=USNAT00/999factsheet]]において26歳とのこと? '''より正確な情報を求めています''') | ||
↑リンク先の彼女の履歴情報はDuelist誌16号の丸写しのようですね。この号の時点で26歳と紹介されています。 --> | ↑リンク先の彼女の履歴情報はDuelist誌16号の丸写しのようですね。この号の時点で26歳と紹介されています。 --> | ||
− | 初出は[[アライアンス]]で、当時の代表作は[[Kaysa]] | + | 初出は[[アライアンス]]で、当時の代表作は[[Kaysa]]({{Gatherer|id=3145}})である。水彩を主とした淡い色彩と、柔らかなタッチ、[[Wikipedia:ja:アルフォンス・ミュシャ|ミュシャ]]を思わせるようなデザインで全世界の[[プレイヤー]]や[[コレクター]]に人気が高い。しかし、そのために[[コレクション]]の競争もことに熾烈である。 |
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− | + | ゲストアーティストとしての初来日は[[2002年]]のショップ主催の大会([[Big Cup レベッカ杯]])であった。公式イベントでの来日は、10年後の[[グランプリ名古屋12]]で初めて実現することとなる。過去に[[グランプリ京都99]]のゲストアーティストとして招かれたことがあるが、ハネムーンの予定とかち合ってしまい、来日は実現しなかった。 | |
− | + | *グランプリ名古屋12の最終日にチャリティオークションが開催され、[[鼓舞の滝/Invigorating Falls]]({{Gatherer|id=29907}})の[[原画]]が25万円で落札された。([https://web.archive.org/web/20121212005053/http://www.bigmagic.net/gpnagoya2012/coverage/017.html 参考]) | |
− | [[スカージ]] | + | [[スカージ]]以降では他のマジックのイラストと雰囲気が合わないとのことで解雇騒動が勃発。プレイヤーたちからの反響はすさまじく、数日でこの不採用は一時的なものであると[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|WotC]]が発表。「解雇反対」の声は本人からも感謝のメッセージが届くほどだった(mtgnews)。ただし、この解雇騒動は一部ファンが煽った結果の誇張であったようで、公式には否定されている([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-february-2003-2003-02-03 参考] 2/7記事参照)。それでもアートディレクターの更迭にまで発展し、彼女も[[神河物語]]以降無事に復帰している。 |
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− | + | [[基本セット2010]]の[[再びの生/Regenerate]]({{Gatherer|id=193739}})、[[From the Vault:Exiled]]の[[チャネル/Channel]]({{Gatherer|id=194967}})からは長らく、マジック向けの新規イラストは披露されていなかった。しかし、[[2012年]]にゲストアーティストとして参加していること、[[統率者2016]]で[[基本土地]]のイラストを描き下ろした事などから、WotCとの関わりが再び絶たれたわけではないようである。 | |
− | [[神河物語]] | + | |
彼女のイラストはマジックだけでなくWotC製の他のカードゲームや、ファンタジー小説のカバーイラスト、RPG関連書籍の挿絵などで見ることができる。洋書を扱う本屋で購入できるものもあるようだ。 | 彼女のイラストはマジックだけでなくWotC製の他のカードゲームや、ファンタジー小説のカバーイラスト、RPG関連書籍の挿絵などで見ることができる。洋書を扱う本屋で購入できるものもあるようだ。 | ||
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*Duelist誌 No.16のインタビューによれば、彼女の名字は"Gay"と発音するとのこと。[[Creature Guy|Guy]]ではないようだ。 | *Duelist誌 No.16のインタビューによれば、彼女の名字は"Gay"と発音するとのこと。[[Creature Guy|Guy]]ではないようだ。 | ||
*実は、[[ミラディン・ブロック]]のイラスト製作と重なる時期に自分の娘のための絵本を製作していた。画風に合わない仕事を無理強いして回されるよりは、いい気分転換になったのではないかと想像する次第。 | *実は、[[ミラディン・ブロック]]のイラスト製作と重なる時期に自分の娘のための絵本を製作していた。画風に合わない仕事を無理強いして回されるよりは、いい気分転換になったのではないかと想像する次第。 | ||
− | *彼女がイラストを担当した[[アンヒンジド]]の[[Persecute Artist]] | + | *彼女がイラストを担当した[[アンヒンジド]]の[[Persecute Artist]]({{Gatherer|id=74238}})は、彼女がイラストを描いたカードだけは捨てさせることができない。そのことに関して、FAQでは以下のように書かれている。 |
'''Q.どうしてレベッカ・ゲイを選べないんですか?''' | '''Q.どうしてレベッカ・ゲイを選べないんですか?''' | ||
'''A.まだ迫害したいの?''' | '''A.まだ迫害したいの?''' | ||
− | * | + | *彼女の描いた作品にはオーバーサイズドカードと呼ばれるカードに[[セラの天使/Serra Angel]]がある。このカードは[[定形外のマジックのカード|定形外サイズ]]なうえに、入手が難しいこともあり、コレクターの中では最も人気のあるものとなっている。([http://www.magiclibrarities.net/466-5839-rarities-serra-angel-zoom-card.html#return カード画像]) |
− | + | **後に[[From the Vault:Angels]]にてこのイラストのセラの天使が通常サイズで[[カード]]化された。 | |
+ | **彼女の描いたセラの天使の原画は[[加藤英宝]]が所有している。 | ||
+ | *手掛けた作品は「自然」の[[色]]たる[[緑]]のカードが最も多く、(彼女のタッチとは正反対であろう)「激情」の色たる[[赤]]のカードは数えるほどしか描いていない。 | ||
− | + | ==手がけた有名なカード== | |
+ | *[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]({{Gatherer|id=4517}}) | ||
+ | *[[豊穣/Abundance]]({{Gatherer|id=5551}}) | ||
+ | *[[エルフの笛吹き/Elvish Piper]]({{Gatherer|id=129535}}) | ||
+ | *[[不可思議/Wonder]]({{Gatherer|id=33720}}) | ||
+ | *[[苦花/Bitterblossom]]({{Gatherer|id=152648}}) | ||
+ | *[[Little Girl]]({{Gatherer|id=74257}}) | ||
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+ | ==来日記録== | ||
+ | *[[Big Cup レベッカ杯]] | ||
+ | *[[グランプリ名古屋12]] | ||
+ | *[[プレイヤーズコンベンション横浜24]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*{{WHISPER検索/絵師|Rebecca+Guay|Rebecca Guay}} | *{{WHISPER検索/絵師|Rebecca+Guay|Rebecca Guay}} | ||
*[[実在の人物]] | *[[実在の人物]] | ||
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+ | [[Category:イラストレーター|Rebecca Guay]] |
2024年2月12日 (月) 00:00時点における最新版
レベッカ・ゲイ(Rebecca Guay)は、マジックのアーティスト。女性。マサチューセッツ(Massachusetts)北部に生まれる。年齢はDuelist誌16号(1997年4月号)において26歳と紹介されている。
初出はアライアンスで、当時の代表作はKaysa(イラスト)である。水彩を主とした淡い色彩と、柔らかなタッチ、ミュシャを思わせるようなデザインで全世界のプレイヤーやコレクターに人気が高い。しかし、そのためにコレクションの競争もことに熾烈である。
ゲストアーティストとしての初来日は2002年のショップ主催の大会(Big Cup レベッカ杯)であった。公式イベントでの来日は、10年後のグランプリ名古屋12で初めて実現することとなる。過去にグランプリ京都99のゲストアーティストとして招かれたことがあるが、ハネムーンの予定とかち合ってしまい、来日は実現しなかった。
- グランプリ名古屋12の最終日にチャリティオークションが開催され、鼓舞の滝/Invigorating Falls(イラスト)の原画が25万円で落札された。(参考)
スカージ以降では他のマジックのイラストと雰囲気が合わないとのことで解雇騒動が勃発。プレイヤーたちからの反響はすさまじく、数日でこの不採用は一時的なものであるとWotCが発表。「解雇反対」の声は本人からも感謝のメッセージが届くほどだった(mtgnews)。ただし、この解雇騒動は一部ファンが煽った結果の誇張であったようで、公式には否定されている(参考 2/7記事参照)。それでもアートディレクターの更迭にまで発展し、彼女も神河物語以降無事に復帰している。
基本セット2010の再びの生/Regenerate(イラスト)、From the Vault:Exiledのチャネル/Channel(イラスト)からは長らく、マジック向けの新規イラストは披露されていなかった。しかし、2012年にゲストアーティストとして参加していること、統率者2016で基本土地のイラストを描き下ろした事などから、WotCとの関わりが再び絶たれたわけではないようである。
彼女のイラストはマジックだけでなくWotC製の他のカードゲームや、ファンタジー小説のカバーイラスト、RPG関連書籍の挿絵などで見ることができる。洋書を扱う本屋で購入できるものもあるようだ。
- Duelist誌 No.16のインタビューによれば、彼女の名字は"Gay"と発音するとのこと。Guyではないようだ。
- 実は、ミラディン・ブロックのイラスト製作と重なる時期に自分の娘のための絵本を製作していた。画風に合わない仕事を無理強いして回されるよりは、いい気分転換になったのではないかと想像する次第。
- 彼女がイラストを担当したアンヒンジドのPersecute Artist(イラスト)は、彼女がイラストを描いたカードだけは捨てさせることができない。そのことに関して、FAQでは以下のように書かれている。
Q.どうしてレベッカ・ゲイを選べないんですか? A.まだ迫害したいの?
- 彼女の描いた作品にはオーバーサイズドカードと呼ばれるカードにセラの天使/Serra Angelがある。このカードは定形外サイズなうえに、入手が難しいこともあり、コレクターの中では最も人気のあるものとなっている。(カード画像)
- 後にFrom the Vault:Angelsにてこのイラストのセラの天使が通常サイズでカード化された。
- 彼女の描いたセラの天使の原画は加藤英宝が所有している。
- 手掛けた作品は「自然」の色たる緑のカードが最も多く、(彼女のタッチとは正反対であろう)「激情」の色たる赤のカードは数えるほどしか描いていない。
[編集] 手がけた有名なカード
- ガイアの祝福/Gaea's Blessing(イラスト)
- 豊穣/Abundance(イラスト)
- エルフの笛吹き/Elvish Piper(イラスト)
- 不可思議/Wonder(イラスト)
- 苦花/Bitterblossom(イラスト)
- Little Girl(イラスト)
[編集] 来日記録
[編集] 参考
- Rebecca Guay(本人のwebpage)
- 絵師「Rebecca Guay」で検索
- 実在の人物