スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite
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2019年6月22日 (土) 01:18時点における版
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
暴動(このクリーチャーは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)
飛行
(3)(赤):クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー、合わせて1つか2つを対象とする。スカルガンのヘルカイトはそれらの2点のダメージをあなたが望むように分割して与える。スカルガンのヘルカイトの上に+1/+1カウンターが置かれているときにのみ起動できる。
速攻を選べば、1マナ軽い火山のドラゴン/Volcanic Dragonであり上位互換。
強化を選べば、ほぼ5マナのシヴのヘルカイト/Shivan Hellkite。起動型能力のコストはやや重めだが色拘束はそちらより薄い。全体的に非常に汎用性に優れており、クリーチャーの並べ合いならエンドカードでありながら、除去が豊富なコントロール相手なら速攻を持たせて潰しを効かせる事もできる。
ただ、クリーチャー、プレインズウォーカーへの火力を活かせない構築の場合、よりプレイヤーへ高い火力を当てることができる厄介なドラゴン/Demanding Dragonに劣りがちである。
リミテッドでは文句なしのボム。このサイズを乗り越えるのは名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper程度。
スタンダードにおいては、登場時点はあまり注目されていなかったが環境終盤には再評価が進み、包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderから差し替わる形でグルール・ミッドレンジに採用されるようになった。詰めの4点を奇襲的に空からねじ込む役割があるほか、+1/+1カウンターを置いた場合はゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerとのコンボ用に採用されている席次+石像/Status+Statueとも噛み合うようになる。灯争大戦追加後は同マナ域に猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boarや主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterlessなど強力なライバルが存在しつつも、環境に溢れるプレインズウォーカーに対する奇襲性の高さが評価されて一定数採用され続けている。
- スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebirdと同じく、カード名は誤訳。SkarrganはAmericanのように「スカルグの~」という意味なので「の」が重複している。
関連カード
サイクル
- 恩寵の天使/Angel of Grace
- 眩惑する水底種/Mesmerizing Benthid
- 騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
- スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite
- 生体性軟泥/Biogenic Ooze