Merchant Ship

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
8行: 8行:
  
 
*現在の[[色の役割]]の観点から見ると不自然な[[能力]]であるが、フレイバー性を重視した結果であろう。それに限らずとも、当時は色の役割が十分整備されておらず、こういったカードも珍しくなかった。
 
*現在の[[色の役割]]の観点から見ると不自然な[[能力]]であるが、フレイバー性を重視した結果であろう。それに限らずとも、当時は色の役割が十分整備されておらず、こういったカードも珍しくなかった。
*印刷時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[船]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]に変更され、船は[[銀枠]]を除き廃止された。
+
*印刷時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[船]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]に変更され、船は[[アン・ゲーム]]を除き廃止された。
  
 
==参考==
 
==参考==

2022年12月23日 (金) 19:20時点における版


Merchant Ship (青)
クリーチャー — 人間(Human)

Merchant Shipは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていないかぎり、攻撃できない。
Merchant Shipが攻撃してブロックされないたび、あなたは2点のライフを得る。
あなたが島をコントロールしていないとき、Merchant Shipを生け贄に捧げる。

0/2

海商を行う(=攻撃に送り出しへ辿り着く)ことで利益を得る(=ライフ回復)という、フレイバー感あふれるクリーチャー

ターン安定して回復できるなら1マナのクリーチャーとしてはまずまずといったところなのだが、いわゆる生息条件()を持つ点がかなりやっかい。対戦相手が島をコントロールしていないと攻撃に行けず、ブロックされてはだめで、かつ戦闘でまず生き残れない0/2というサイズとあって、制約が非常に多い。コントロールデッキ同士の対戦なら回復できる機会もそれなりにあるのだが、そういったミラーマッチではライフは重要とは言えず、アドバンテージに主眼を置いて放置されるだろう。

マジックというゲームのルール内だけで商船というフレイバーが成り立っており、その再現性は見事。しかしそれが仇となり、総合的に見て極めて使いづらいクリーチャーとなってしまった。フレイバー性を重視するあまり、カードパワーを蔑ろにしてしまった悪例と言える。

参考

QR Code.gif