The Cinematic Phoenix
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The Cinematic Phoenix (3)(黒)(赤)伝説のクリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻、プロテクション(赤)
(1),(T):あなたの墓地から伝説のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを6体タップする:あなたの墓地からThe Cinematic Phoenixを戦場に戻す。これによりあなたが伝説のクリーチャーを6体タップしたなら、あなたはこのゲームに勝利する。
アーティスト:Chuck Lukacs
2019年のHeroes of the Realmとして製作された伝説のクリーチャー。灯争大戦およびエルドレインの王権の公式トレーラーを作ったシネマティック・チームに送られた[1]。各種キーワード能力、伝説のクリーチャーのリアニメイト、勝利条件付きの自己リアニメイトと、多彩な能力を持った伝説のフェニックス。
5マナ4/4飛行、速攻、プロテクション(赤)と伝説であることを加味しても高い戦闘能力を持つ。タップ能力も強力で、戦線強化だけでなく勝利条件を満たすための布石にもなる。
注目すべきは自己リアニメイト能力。トークンを使い、単純に戦力としてこれを蘇生するのも悪くないが、6体の伝説のクリーチャーをタップすれば即座に勝利することができる。タップ・アウトレットなので召喚酔いに影響されない点も見逃せない。これをあらかじめ墓地に送っておく必要があるので、墓地を肥やしてから先祖の結集/Rally the Ancestors(X=4以下)や死者起こし/Wake the Deadなどで伝説のクリーチャーを大量にリアニメイトすれば無駄がない。
その他、特殊勝利を狙う手段としてアクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akrosや今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaなどの軽い伝説のクリーチャーを並べたり、伝説のアーティファクトを銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem等でクリーチャー化するなどの手法もあり、実際に使用可能だったなら色々と運用が考えられるカード。
特性上、特殊勝利を目指す場合は名前の異なる伝説のクリーチャーを大量に採用する必要があるので、ハイランダールールである統率者戦での利用が面白いか。多人数戦においては特殊勝利の価値も高い。
- アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizierや穢れた血、ラザケシュ/Razaketh, the Foulbloodedをタップ能力でリアニメイトすれば、これを生け贄に捧げつつ、他のコンボパーツへアクセスできる。
- 公式フォーマットでは使用不可能ではあるものの、初の伝説のフェニックス。
- 後のニューカペナの街角統率者デッキでは初の通常のフォーマットで使用可能な伝説のフェニックス、炎を運ぶ者、サイリクス/Syrix, Carrier of the Flameが登場した。何の因果かあちらも黒赤である。
[編集] 参考
- ↑ 17 Magic Cards Rarer than a Black Lotus: The Heroes of the Realm! | Good Morning Magic(Gavin VerheyのYouTubeチャンネル 2021年4月28日)