レシュラック/Leshrac
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夜歩みし者レシュラック/Leshrac, Walker of Nightは、長い白髪を天を衝くように逆立たせた髪型で、身体の周りには鬼火のような火の玉を漂わせている、痩せぎすのプレインズウォーカー/Planeswalker。
氷河期にテヴェシュ・ザット/Tevesh Szatと出会い同盟を組む。またリム=ドゥール/Lim-Dulの後援者となりアンデッドの大軍団を編成させる。
Summit of the Null Moon(虚月の頂上会談)では、Faralyn(ファラリン)の真意に気付き、テヴェシュ・ザットと結託して会議場をプレインズウォーカー同士の殺し合いの場と変える。冥界の虚空空間でクリスティナ/Kristinaとテイザー/Taysirの二人を相手に奮戦するが敗退する。レシュラックは他の会談出席者たちと休戦し、彼らと共に再びファラリンの元に集う。そこでRavidel(ラヴィデル)に攻撃されるが、逆に返り討ちにして命を奪う。生き残った会談出席者の目の前で、ファラリンがシャンダラー/Shandalarへのポータル/Portalを開くと、その後を追ってドミナリア/Dominariaを去っていった。その29日後、キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorの真っ只中、世界呪文直前にリム=ドゥールとその軍団をシャンダラーへ迎え入れる。
リム=ドゥールの軍隊を利用してテヴェシュ・ザットとともにシャンダラーへ侵攻するも、守護者サーマル/Sahrmalによって返り討ちに遭い敗走。
しばらく身を隠してはいたが、復活したテイザーに発見され戦うも、倒されてしまう。レシュラックは止めを刺されることもなく、ファイレクシア/Phyrexiaへ封印される。
この機会に彼はヨーグモス/Yawgmothの秘密を暴けると思い接触を試みるものの、第7球層で足止めを受けてしまい、永遠の責め苦を受けることになる。
その後、ラヴィデルの作り出したアーティファクト、Mox Beaconに惹き寄せられファイレクシアを脱出、マナの豊富なコロンドール/Corondor大陸に集結した、テヴェシュ・ザットやガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihada、クリスティナ/Kristina、サンドルー/Sandruuなどのプレインズウォーカーたちと戦う。
コロンドールの戦いからおよそ千年もの時を経て、AR46世紀のドミナリアを再訪する。プレインズウォーカー・ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに敗北し、マダラ帝国の時の裂け目に放り込まれ絶命する。
訳語の変遷
第5版、第6版、第7版のレシュラックの秘儀/Leshrac's Riteのカード名とフレイバー・テキストで「レシュラック」と訳される。
コールドスナップでもレシュラックの伝令/Herald of Leshracでそのまま踏襲。同テーマデッキではアイスエイジ版の闇への追放/Dark Banishing、暗黒の儀式/Dark Ritualが日本語化、そのフレイバー・テキストでも「レシュラック」のまま。また、二つ名の「Walker of Night」も「夜歩みし者」と和訳された。
- 「Leshrac」は、「Charles」のアナグラムから命名された。
関連カード
- レシュラックの秘儀/Leshrac's Rite
- Leshrac's Sigil
- Minion of Leshrac
- 闇への追放/Dark Banishing(アイスエイジ版のフレイバー・テキストに登場)
- レシュラックの伝令/Herald of Leshrac
参考
- アイスエイジ
- アライアンス
- コールドスナップ
- The Twilight Kingdom(アメコミ版アイスエイジvol.1)
- The Shard(アメコミ版アイスエイジvol.3)
- Forever Silent The World(アメコミ版アイスエイジvol.4)
- The Eternal Ice(小説)
- Future Sight(小説)
- 背景世界/ストーリー用語