世界選手権
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世界選手権(World Championship / Worlds)は、プロツアーの1つであり、1年に1度開かれる公式トーナメントの最高峰。2012年はプレイヤー選手権と称された。
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概要
個人戦で最強のプレイヤーは誰か?を決める趣旨で行われ、世界でたった24人しか招待されない、極めて出場難度の高いイベント。代わりに参加者には往復の交通手段・参加期間中の宿泊施設と食事・イベントで使用するサプライ品などさまざまな物が提供され、最高峰の大会に相応しい待遇を受けることができる。
招待される条件
- 前年度プレイヤー・オブ・ザ・イヤー
- 前年度ルーキー・オブ・ザ・イヤー(2014年新設枠)
- 前年度世界選手権優勝者
- 前年度ワールド・マジック・カップ優勝国のキャプテン(2014年新設枠)
- 前年度Magic Online Championship Series優勝者
- 指定された各プロツアーの優勝者
- 当該期間における各地域(北米、ヨーロッパ、日本、中南米、アジア太平洋)のプロ・ポイントによるランキング2位以内(2013年までは1位)
- 上記に該当しないプレイヤーの中で、当該期間におけるプロ・ポイント全世界ランキング上位から選出
2013年まで招待選手の総数が16人になるまでが、2014年に地域・プロツアー枠に増加し、ルーキー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・マジック・カップ枠の新設に伴う、招待選手の総数は24名に拡張される。(参考)
褒章
- プロツアー級の賞金(2012年度は優勝報酬$40000)
- プロツアー・ポイント 1勝1ポイント。Top4によるプレイオフは1勝2ポイント
2011年までの概要
基本的に予選ラウンドではスタンダードとその他の構築フォーマットおよびリミテッド(ブースター・ドラフト)、決勝ラウンドではスタンダードが採用される。
その他の構築フォーマットは、近年ではエクステンデッドが採用されることが多いが、世界選手権07ではレガシーが、世界選手権11ではモダンが採用されている。
以前は、1年交代でブースター・ドラフトとロチェスター・ドラフト、ブロック構築とエクステンデッドが交互に行われていた。しかし世界選手権06はその例に漏れ、2年連続でブースター・ドラフトとエクステンデッドが行われた。これはロチェスター・ドラフトがプロツアーの採用フォーマットから外されたため、また、世界選手権の開催時期が年末に移行したことで、ブロック構築ではエキスパンションが1つしかなく、採用しづらくなったためである。
2012年のイベント再編により、国別対抗戦がワールド・マジック・カップに独立された。当初は別会場で行われていたが、2013年からはワールズ・ウィークとして世界選手権と同時進行で行われる。