テフェリー/Teferi

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テフェリー/Teferiは、ドミナリア/Dominaria出身のプレインズウォーカー/Planeswalker

出自

AR33世紀、ジャムーラ/Jamuraa大陸のザルファー/Zhalfir国に生を受ける。

魔術の才能を見出されたテフェリー少年はトレイリア/Tolariaアカデミー/Academyに入学する。この時から才能の片鱗を見せていたものの、バリン/Barrin先生も扱いかねるトラブルの絶えない生徒であったようだ。あるとき、学園の創設者ウルザ/Urzaが行った時間旅行実験の失敗により生成された「異なる時間の流れの泡」の中に取り残されてしまうが、ジョイラ/Jhoiraたちの努力により救助される。彼は泡の中で数十年の時を過ごしたが、泡の外の現実世界ではわずか10年程度しか経っていなかった。

その後ザルファーの宮廷魔術師としての地位を得る。「時間の泡」での経験から時間を操る魔術に関する研究を続け、魔術師ギルドの設立(後の魔法国家フェメレフ/Femeref)を見届け、彼は自分の島とともに50年以上も次元/Planeの彼方へ消えてしまう。

プレインズウォーカーとして

いつプレインズウォーカーになったのかは不明だが、ミラージュでジャムーラ中を巻き込む戦が起こる頃にはすでに次元を操る術を身につけていたものと思われる(フェイジング現象の原因でもある)。ジャムーラの戦では直接的な関与をせず、フェメレフ、ザルファー、スークアタ/Suq'Ataの各指導者たちに幻視を送ることで事態の収拾に動いた。

ファイレクシア/Phyrexiaとの大戦においては、犠牲を厭わず徹底抗戦を主張するウルザ/Urzaとは、考え方が根本的に異なるため協力を拒む。そして彼は独自の手段フェイズ・アウトを用いて、ザルファーとシヴ/Shivを別次元へ転移させ、戦禍から守った。

スカージでは小説にゲスト出演し、カローナ/Karonaと会談を行っている。このカローナとの会談の際、カローナが言った第一声は「其方は、神か?」という問いだった。そしてそれに対しテフェリーは意味深な、それでいて眩しそうな笑みを浮かべながら「子供の頃はそうなれると思っていた。でも、今は違うと判っている。」と答えた。

  • この時に彼はの門から現れたが、カード化された彼は全てのカード。
  • ウルザズ・サーガ版の押収/Confiscate問題児/Disruptive Studentフレイバー・テキストによると、テフェリーの幼き日の師である大魔導師バリン曰く「(テフェリーは)せっかくの優れた才能をイタズラやくだらないガラクタ作りに費やし、いつも授業に遅れてくる問題児」とのこと。だがその当の問題児本人は、その胸中で本当に「神になれる」と思っていたのだろうか?だとすれば、問題児のくせになんと豪傑で世間知らずの微笑ましいうぬぼれやだろうか。

時のらせんブロック

AR46世紀、ジョイラと共にドミナリアに帰還した彼は、荒廃したドミナリアを目の当たりにすることとなる。

ドミナリア中を巡る旅の末に、その身をもってシヴに生じた時の裂け目/Time Riftを塞ぐ。命までは落とさなかったものの、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを失い「ただの人」となってしまう。とはいえ1300年積み重ねてきた知識は健在であり、その後も仲間達の助けとなった。

ジェスカ/Jeskaオタリア/Otariaの裂け目を塞いでドミナリアの時間の混乱が収まるのを見届けると、長い付き合いであったジョイラに別れを告げ、「自分の足で歩いてゆく」旅に出た。

登場カード

カード名に登場

参考

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