収穫の火/Harvest Pyre
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Harvest Pyre / 収穫の火 (1)(赤)
インスタント
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この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの墓地にあるカードをX枚追放する。
クリーチャー1体を対象とする。収穫の火はそれにX点のダメージを与える。
墓地のカードを追放した数だけダメージを与える、対クリーチャー火力。
墓地が十分に肥えていれば、2マナとは思えない威力を発揮する。イニストラードでは墓地も貴重なリソースとなるので追放しすぎるのは考え物だが、追放するカードと枚数は自由に選べるので、なるべく損失が小さいものだけを選べばよい。
その強みの裏返しで、墓地が肥えていないと威力を発揮できない。必然的に、序盤や、あるいは2枚目以降は腐りがち。
プレイヤーを対象にでき、また威力も安定している灼熱の槍/Searing Spearなどの存在もあり、スタンダード以上の構築環境で使うには力不足だった。ボロスの反攻者/Boros Reckoner登場後は、それを介してプレイヤーにもダメージを与えられるようになったため、条件付きながら高効率が望める火力としてトリコフラッシュなどに採用されている。リミテッドではコモンの除去であり、お世話になることも多いだろう。
- イニストラードの黒の死体の突進/Corpse Lungeとは、墓地の肥え具合に威力が依存する対クリーチャー火力で、レアリティもコモンと、多くの共通点を見出せる。
- つきまとう寒け/Chill Hauntingと比べると条件がかなり緩くなっている。
- 「ゾンビに苦しめられているのなら、人が死んだらその死体を焼けばいいのでは?」という疑問の答えが、このカード(上段)及び怒れるポルターガイスト/Raging Poltergeist(下段)のフレイバー・テキストである。
火によって滅ぼされた死体は、最も破壊的な霊となる。
グール呼びを押しとどめるために死者を火葬にしようとする者もいた。それでも死者は蘇り、己の境遇に怒り狂っていた。