跳躍の達人/Leaping Master
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構築では3マナもかけて飛行を得るだけというのは重すぎるし、スペッド・レッドの頃とは異なり火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyrや僧院の速槍/Monastery Swiftspearなどがいるため特に低マナ域のアタッカーに困っているというわけでもないので、さすがに厳しい。よって主な活躍の場はリミテッドということになる。
2マナ2/1と赤の序盤のアタッカーとしては最低限の能力があり、マナが余ったころにはフライヤーになれるので、地上が膠着した場面ではなかなか役に立つ。ただしタルキール覇王譚ではコモンの飛行クリーチャーが白、青、黒の各色に存在する上、やや重めな代わりサイズの大きい飛行クリーチャーが多いため対飛行用ブロッカーとしては頼りない。またそれらに加えて緑にも到達持ちのコモンカードが2枚(内1枚は+1/+1カウンターが必要)存在するので攻撃も阻まれることが少なくなく、状況次第ではチャンプブロッカーとしてしか役に立てないことも。むしろ白マナにこだわらずに変異中心の遅めの環境であることを逆用し、2マナパワー2と緑の強化呪文などをかき集めた高速デッキの方が活躍しやすいかもしれない。
- 似た性質の飛行術の探求/Pursuit of Flightやカード名が共通した跳躍/Leapなどのイメージがあると、起動コストを青マナだと勘違いしやすいので注意。
- 実は白マナで飛行付与の起動型能力はかなり珍しい。無論白は飛行の得意な色なので色の役割破りではないが、起動型能力での飛行付与は大半が青マナによるものであり、白の飛行付与は力強い跳躍/Mighty Leapや雨雲の翼/Nimbus Wingsのようにインスタントやエンチャントなどのような形を取ることが多い。
関連カード
サイクル
タルキール覇王譚の対抗色の色マナを含む起動コストを持つコモンのクリーチャーのサイクル。
- マルドゥの悪刃/Mardu Hateblade
- 湯熱の精/Scaldkin
- ケルゥの戦慄の大口/Kheru Dreadmaw
- 跳躍の達人/Leaping Master
- 煙の語り部/Smoke Teller
- 炎蹄の騎兵/Firehoof Cavalry
- 春の具象化/Embodiment of Spring
- 不撓のクルーマ/Unyielding Krumar
- 沸血の導師/Bloodfire Mentor
- 射手の胸壁/Archers' Parapet