オジュタイ/Ojutai

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オジュタイ/Ojutaiタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては運命再編冬魂のオジュタイ/Ojutai, Soul of Winterが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkirの5つの龍種のうちの1つを統べるジェスカイ道/The Jeskai Wayが称える龍の「狡知/Cunning」の相を体現する存在であり、彼らが唯一崇める龍である。雄(イラスト)。

冷気を好み、高山の峰に縄張りを主張するオジュタイと彼の種は、同じ地に居住するジェスカイと対立している。彼らは羽毛の生えた鳥のような翼で音もなく滑空し、氷のブレスで獲物を凍らせ、弱者を摘み取る。氏族/Clanとの戦いでは我慢強い戦略で相手を心理的に揺さぶり、向こうが致命的な過ちを犯すのを待つ。

経歴

カンの落日/Khanfall

サルカン・ヴォル/Sarkhan Volウギン/Uginの命を助けてから数年後、龍の嵐/Dragon tempestsは激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。氏族と龍のパワーバランスは崩れた。

ジェスカイのカン/Khanシュー・ユン/Shu Yunはこの事態を受け、5氏族のカンによる頂上会談を主催した。彼の呼びかけに応じ、レイハン/Reyhan、タシグル/Tasigurアリーシャ/Aleshaヤソヴァ/Yasovaディルガー要塞/Dirgur Strongholdに集まった。しかしその会談の最中に、龍の襲来を告げる鐘が鳴らされた。

東からシルムガル/Silumgar率いる龍たちが、さらに北からオジュタイ率いる龍たちが現れた。オジュタイの群れは侵入者を追い払うかと思われたが、意外なことに彼らは合流し、ディルガー要塞へと向かってきた。龍は通常他の種の龍と共闘することはないが、カンを一網打尽にできるというなら話は別だ――タシグルがいつの間にか姿を消していたことから、彼がシルムガルと何らかの取引をし、この会談の情報を漏らしていたことは明白であった。アリーシャたちは龍と戦う覚悟を決めた。

要塞の中庭に出たシュー・ユンの目の前にオジュタイが降り立った。彼は訴えた、どうしてもそうしなければならないのなら、私の命を、龍殺しの証である幽霊火/Ghostfireの戦士の刺青を持つ者全員の命を差し出そう。しかし氏族は助けてほしいと。オジュタイはエイヴン/Avenの従者による龍詞/Draconicの通訳を介し、了承の意を伝えた。彼は凍てつく氷のブレスを吐き、シュー・ユンの命を奪った。

オジュタイはその場にいるジェスカイの民に宣言した。今よりジェスカイは存在しない。シュー・ユンと戦死者の死体はすべて葬儀を行うことなく処分され、幽霊火の戦士の刺青を持つ者は全員処刑されると。さらに彼はジェスカイの書記クーアン/Quanに対し、すべての記録から氏族の名と、カンという言葉を抹消するよう命じた。クーアンは願った――師シュー・ユンが死の直前に隠した秘密の巻物が無事に保存されることを、そしていつの日か誰かがそれを見つけてくれることを。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

運命再編
払いのけ/Whisk Away、冬魂のオジュタイ/Ojutai, Soul of Winter

イラストに登場

運命再編
僧院の包囲/Monastery Siege、払いのけ/Whisk Away
CHAMPSプロモ
奪取の形態/Supplant Form

登場作品・登場記事

参考

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