カイロックス/Kylox

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カイロックス/Kyloxカルロフ邸殺人事件初出のキャラクター。カードとしての初出はカルロフ邸殺人事件先見的発明者、カイロックス/Kylox, Visionary Inventor

目次

解説

ラヴニカ/Ravnicaイゼット団/The Izzetに所属する科学者。ヴィーアシーノ/Viashinoの男性。赤い鱗を持ち、頭部からは無数の短い棘が生えている。顔には拡大鏡を装着している。

天才発明家であるカイロックスは、イゼット団の縄張りから可能な限り離れようとしない神経質な人物でもある。過去にスパイ行為や特許侵害などのトラブルをいくつか経験したことで、彼は嘘の臭いがするものに対して過敏になってしまった。その一方で、彼自身も産業スパイに手を染めていることが示唆されている。

アルキスト・プロフト/Alquist Proftにとって、彼は無条件に信頼できる友人である――秘密が明らかになるということを非常に恐れており、また必要以上の質問をしてこないからである。

経歴

天才炸裂/Explosions of Genius

殺人事件を調査する中で不審な粉を発見したプロフトは、分析を依頼するためカイロックスの元を訪れる。しかし彼の作業場は何者かに荒らされ、もぬけの殻であった。プロフトは作業場の隠し通路を発見し、奥に潜伏しているカイロックスを見つけ出す。だがカイロックスは命を狙われたことで明らかに動揺しており、極秘の仕事に携わっているから捜査には協力できないと主張する。直後、クレンコ/Krenkoの手下がが隠れ家に押し入り、カイロックスは連れ去られてしまう。

クレンコは保身のためにカイロックスから殺人事件の詳細を聞き出そうとするが、カイロックスは何も知らないようであった。プロフトとエトラータ/Etrataはクレンコの手からカイロックスを解放しようとするが、クレンコを殺そうとする暗殺者が乱入し、ターゲットの目の前にいたカイロックスは刺殺されてしまう。

破壊の中の美/Beauty in Destruction

事件の黒幕にとってカイロックスの死は完全な事故であったが、その殺害は正当化された。何故ならば真犯人の目的は新ファイレクシア/New Phyrexiaに魅了された者の抹殺であり、ファイレクシアの設計を盗んでイゼット団でのし上がろうとしたカイロックスは「浄化」されるべき存在だったからだ。

登場

カード名に登場

カルロフ邸殺人事件
カイロックスの電位闊歩機/Kylox's Voltstrider

フレイバー・テキストに登場

カルロフ邸殺人事件
犯行現場の再現/Reenact the Crimeショーケース版)、通電/Galvanize赤ニシン/Red Herring磁力の鼻鳴らし/Magnetic Snuffler(ショーケース版)

登場記事・登場作品

カルロフ邸殺人事件

参考

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