カープルーザンの森/Karplusan Forest

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[[第5版]]から[[第7版]]まで基本セットに収録されており、[[第8版]]では[[タップインデュアルランド]]の[[シヴのオアシス/Shivan Oasis]]と交代したものの、次の[[第9版]]では再び基本セットに戻ってきた。
 
[[第5版]]から[[第7版]]まで基本セットに収録されており、[[第8版]]では[[タップインデュアルランド]]の[[シヴのオアシス/Shivan Oasis]]と交代したものの、次の[[第9版]]では再び基本セットに戻ってきた。
  
*第9版[[再録]]時、10種のペインランドのうちこれだけイラストが差し替えられた。
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*第9版[[再録]]時、10種のペインランドのうちこれだけイラストが差し替えられた。({{Gatherer|id=11366|第7版のイラスト}}、{{Gatherer|id=84559|第9版のイラスト}})
*[[未来予知]]では「逆カープルーザンの森(自分が[[ダメージ]]を受けるのではなく、[[対戦相手]]に[[ライフ]]を与える)」と言える能力を持つ[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]が登場している。
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*[[未来予知]]では「逆カープルーザンの森(自分が[[ダメージ]]を受けるのではなく、[[対戦相手]]に[[ライフ]]を与える)」と言える[[能力]]を持つ[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]が登場している。
  
==[[サイクル]]==
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==関連カード==
[[アイスエイジ]]の[[友好色]][[ペインランド]]。
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===サイクル===
*[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]
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{{サイクル/アイスエイジの友好色ペインランド}}
*[[地底の大河/Underground River]]
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{{サイクル/アポカリプスの対抗色ペインランド}}
*[[硫黄泉/Sulfurous Springs]]
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<!-- -[[カープルーザンの森/Karplusan Forest]] -->
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*[[低木林地/Brushland]]
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[[第9版]]に[[対抗色]]の[[ペインランド]]とともに[[再録]]された。以下に対抗色のペインランドのリストを記す。
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==ストーリー==
*[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]
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'''カープルーザンの森'''/''Karplusan Forest''は、[[アイスエイジ|氷河期]][[テリシア/Terisiare]]大陸の森林。[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]に含まれる地域であると思われる。
*[[シヴの浅瀬/Shivan Reef]]
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*[[ラノワールの荒原/Llanowar Wastes]]
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*[[戦場の鍛冶場/Battlefield Forge]]
+
*[[ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast]]
+
  
==参考==
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===訳語と考察===
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
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「Karplusan Forest」は[[カード名]]として「カープルーザンの森」と訳されている。
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[[カード個別評価:7版(7th)]]
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*[[カード個別評価:クラシック(6th)]]
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*[[カード個別評価:5版(5th)]]
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*[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
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「カープルーザンの〜」を誤訳とする説がある。というのは、英語の「-an」は名詞や形容詞の後ろに付いて、「…の」や「…人」といった意味を持たせる接尾語であり、「Karplusan」の場合でも同様に「何らかの元の言葉」+「-an」から成る言葉では、という疑問が生じるためだ。
=カープルーザンの森/Karplusan Forest(ストーリー) [#story]=
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[[アイスエイジ|氷河期]][[テリシア/Terisiare]]大陸の森林。
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しかし、その「元の言葉」は、カード名、[[フレイバー・テキスト]]、小説では見当たらない。通常は「Karplusan Mountains」などのように後ろに別の語を従えて用いられている。例外は、[[Wild Aesthir]]のフレイバー・テキストでの「the Karplusans」と、短編Vannemir's Choiceでの「the Karplusians」、Card of the Day (Wednesday, October 25, 2006)での「Karplusans」の三例が在るだけである。<!-- 他の例をご存知の方がいらっしゃいましたら、追記・変更等お願いします。 -->
[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]に含まれる地域であると思われる。
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==訳語と考察 [#translate]==
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英語以外の言語を見てみると、「Karplusan」はイタリア語とフランス語版ではそれぞれ「di Karplus(Karplusの〜)」、「de Karpluse(Karpluseの〜)」と訳されていたが、[[コールドスナップ]]では全て「di Karplusan」と「karplus&eacute;an」に訳語が改められている。
「Karplusan Forest」は[[カード名]]として「カープルーザンの森」と訳されている。
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「カープルーザンの〜」を誤訳とする説がある。
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以上の事から、「Karplusan」は形容詞であり、大抵は地名や生物名を修飾して用いられるが、まれに定冠詞付きで名詞としても用いられる。また、「the Karplusians」や「di Karplus」、「de Karpluse」の例は、「元の言葉」の存在を示唆するものだが、その「元の言葉」自体は不明である。ゆえに「Karplusan(カープルーザン)」だけで「・・・の」という意味も含んでいるものの、「元の言葉」が明らかでない以上、「カープルーザンの〜」と訳していても、誤りではないと考えられる。<!-- 敢えて「カープルーズの〜」という新規訳を作る必要もないのではないだろうか? -->
というのは、英語の「-an」は名詞や形容詞の後ろに付いて、「・・・の」や「・・・人」といった意味を持たせる接尾語であり、「Karplusan」の場合でも同様に「何らかの元の言葉」+「-an」から成る言葉では、という疑問が生じるためだ。
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しかし、その「元の言葉」は、カード名、[[フレイバー・テキスト]]、小説では見当たらない。通常は「Karplusan Mountains」などのように後ろに別の語を従えて用いられている。例外は、[[Wild Aesthir]]のフレイバー・テキストでの「the Karplusans」と、短編Vannemir's Choiceでの「the Karplusians」、Card of the Day (Wednesday, October 25, 2006)での「Karplusans」の三例が在るだけである。
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<!-- 他の例をご存知の方がいらっしゃいましたら、追記・変更等お願いします。 -->
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英語以外の言語を見てみると、「Karplusan」はイタリア語とフランス語版ではそれぞれ「di Karplus(Karplusの〜)」、「de Karpluse(Karpluseの〜)」と訳されていたが、[[コールドスナップ]]では全て「di Karplusan」と「karplus&eacute;an」に訳語が改められている。
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以上の事から、「Karplusan」は形容詞であり、大抵は地名や生物名を修飾して用いられるが、まれに定冠詞付きで名詞としても用いられる。また、「the Karplusians」や「di Karplus」、「de Karpluse」の例は、「元の言葉」の存在を示唆するものだが、その「元の言葉」自体は不明である。
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ゆえに「Karplusan(カープルーザン)」だけで「・・・の」という意味も含んでいるものの、「元の言葉」が明らかでない以上、「カープルーザンの〜」と訳していても、誤りではないと考えられる。
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<!-- 敢えて「カープルーズの〜」という新規訳を作る必要もないのではないだろうか? -->
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==参考==
 
==参考==
*[[アイスエイジ]]
 
*[[アライアンス]]
 
*[[コールドスナップ]]
 
 
*[[テリシア/Terisiare]]
 
*[[テリシア/Terisiare]]
 
*[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]
 
*[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
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*[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第6版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
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2022年9月2日 (金) 21:12時点における最新版


Karplusan Forest / カープルーザンの森
土地

(T):(◇)を加える。
(T):(赤)か(緑)を加える。カープルーザンの森はあなたに1点のダメージを与える。


赤マナ緑マナの出るペインランドデュアルランドが強すぎたため、調整の取られたTaiga

ステロイドなどで重宝される。

第5版から第7版まで基本セットに収録されており、第8版ではタップインデュアルランドシヴのオアシス/Shivan Oasisと交代したものの、次の第9版では再び基本セットに戻ってきた。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アイスエイジ友好色ペインランドサイクル第5版以降、第8版を除き第10版まで基本セット再録され続けた。

アポカリプス対抗色ペインランドサイクル第9版から第10版まで友好色のペインランドとともに基本セット再録されている。基本セット2015マジック・オリジンでは対抗色のサイクルのみ再録された。

[編集] ストーリー

カープルーザンの森/Karplusan Forestは、氷河期テリシア/Terisiare大陸の森林。カープルーザン山脈/Karplusan Mountainsに含まれる地域であると思われる。

[編集] 訳語と考察

「Karplusan Forest」はカード名として「カープルーザンの森」と訳されている。

「カープルーザンの〜」を誤訳とする説がある。というのは、英語の「-an」は名詞や形容詞の後ろに付いて、「…の」や「…人」といった意味を持たせる接尾語であり、「Karplusan」の場合でも同様に「何らかの元の言葉」+「-an」から成る言葉では、という疑問が生じるためだ。

しかし、その「元の言葉」は、カード名、フレイバー・テキスト、小説では見当たらない。通常は「Karplusan Mountains」などのように後ろに別の語を従えて用いられている。例外は、Wild Aesthirのフレイバー・テキストでの「the Karplusans」と、短編Vannemir's Choiceでの「the Karplusians」、Card of the Day (Wednesday, October 25, 2006)での「Karplusans」の三例が在るだけである。

英語以外の言語を見てみると、「Karplusan」はイタリア語とフランス語版ではそれぞれ「di Karplus(Karplusの〜)」、「de Karpluse(Karpluseの〜)」と訳されていたが、コールドスナップでは全て「di Karplusan」と「karpluséan」に訳語が改められている。

以上の事から、「Karplusan」は形容詞であり、大抵は地名や生物名を修飾して用いられるが、まれに定冠詞付きで名詞としても用いられる。また、「the Karplusians」や「di Karplus」、「de Karpluse」の例は、「元の言葉」の存在を示唆するものだが、その「元の言葉」自体は不明である。ゆえに「Karplusan(カープルーザン)」だけで「・・・の」という意味も含んでいるものの、「元の言葉」が明らかでない以上、「カープルーザンの〜」と訳していても、誤りではないと考えられる。

[編集] 参考

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