コーの地図作り/Kor Cartographer

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[[白]][[ウッド・エルフ/Wood Elves]]とでも言うべき[[クリーチャー]]
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[[白]][[マナ加速]][[クリーチャー]]である[[コー]][[スカウト]]
[[サーチ]]できるのが[[平地]]となり[[タップイン]]で[[戦場に出る]]ようになった。または、平地しか探せなくなった白い[[彼方地のエルフ/Farhaven Elf]]とも。
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それらと比べて1[[マナ]][[重い|重く]]なり[[サイズ]]も大きくなったが、白のクリーチャーとしての質はよろしくない。
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[[ブロック (総称)|ブロック]][[オンドゥの巨人/Ondu Giant]]と比べると[[サイズ]]面で、少し前の[[彼方地のエルフ/Farhaven Elf]]と比べると[[軽い|軽さ]]で、かつての[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]と比べると[[色マナ]]が必要な点と[[カード・アドバンテージ]]面で劣るが、[[平地]]の[[土地タイプ]]を持つ[[土地]]ならば[[基本土地]]に限らず[[探す|探せる]]というそれらにはない利点がある。
  
[[リミテッド]]では[[マナ加速]]や[[上陸]]のサポートのほか、若干の[[デッキ圧縮]]にもなるため、有り難い存在だろう。
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[[リミテッド]]ではマナ加速や[[上陸]]のサポートの他、若干の[[デッキ圧縮]]にもなるため、有り難い存在だろう。
  
一応、「平地を[[探す|探さ]]ない」ことも選択できる。[[ライブラリー]]を[[シャッフル]]したくない時に影響する。
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*白には[[税収/Tithe]]などの、条件付きで土地カードを[[手札に加える]]ものは多くあるが、直接[[戦場に出す]]ものは珍しい。
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*[[ライブラリー]]を[[切り直す|切り直し]]たくない場合は、「平地カードを探さない」ことを選択できる。また、平地カードを「[[探す]]」ので、平地を戦場に出さずにライブラリーを切り直すことも可能である。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''コーの地図作り'''/''Kor Cartographer''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[コー/Kor]]({{Gatherer|Kor Cartographer}})。[[フレイバー・テキスト]]によると、コーには探検の概念はなく、遺跡や未踏の地の探検は故郷に帰ることと同じだという。日本語版では「They return to homelands forgotten.」を「故郷に戻ったときには忘れ去っているからだ。」と訳しているがこれは誤り、「忘れ去られた故郷に帰っているだけなのだ。」くらいの意味合い。
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[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[コー/Kor#ゼンディカー|コー/Kor]]({{Gatherer|id=203829}})。[[フレイバー・テキスト]]によると、コーに探検の概念はなく、遺跡や未踏の地の探検は故郷に帰ることと同じだという。
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[[ゼンディカー]]の日本語版のフレイバー・テキストは[[誤訳/名訳|誤訳]]。後半は「忘れ去られた故郷に帰っているだけなのだ。」くらいの意味合い。[[ヴェンセールvsコス]][[再録]]時もそのままだったが、[[ゼンディカーの夜明け統率者デッキ]]で再録された際はその通りに訂正された。
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{{フレイバーテキスト|Kor have no concept of exploration. They return to homelands forgotten.}}
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{{フレイバーテキスト|コーには探検という概念が存在しない。 故郷に戻ったときには忘れ去っているからだ。||ゼンディカー}}
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{{フレイバーテキスト|コーには探検という概念が存在しない。忘れられた故郷に帰っているだけなのだ。||ゼンディカーの夜明け統率者デッキ}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]]

2020年11月8日 (日) 11:26時点における最新版


Kor Cartographer / コーの地図作り (3)(白)
クリーチャー — コー(Kor) スカウト(Scout)

コーの地図作りが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから平地(Plains)カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

2/2

マナ加速クリーチャーであるコースカウト

ブロックオンドゥの巨人/Ondu Giantと比べるとサイズ面で、少し前の彼方地のエルフ/Farhaven Elfと比べると軽さで、かつての真面目な身代わり/Solemn Simulacrumと比べると色マナが必要な点とカード・アドバンテージ面で劣るが、平地土地タイプを持つ土地ならば基本土地に限らず探せるというそれらにはない利点がある。

リミテッドではマナ加速や上陸のサポートの他、若干のデッキ圧縮にもなるため、有り難い存在だろう。

  • 白には税収/Titheなどの、条件付きで土地カードを手札に加えるものは多くあるが、直接戦場に出すものは珍しい。
  • ライブラリー切り直したくない場合は、「平地カードを探さない」ことを選択できる。また、平地カードを「探す」ので、平地を戦場に出さずにライブラリーを切り直すことも可能である。

[編集] ストーリー

ゼンディカー/Zendikarコー/Korイラスト)。フレイバー・テキストによると、コーに探検の概念はなく、遺跡や未踏の地の探検は故郷に帰ることと同じだという。

ゼンディカーの日本語版のフレイバー・テキストは誤訳。後半は「忘れ去られた故郷に帰っているだけなのだ。」くらいの意味合い。ヴェンセールvsコス再録時もそのままだったが、ゼンディカーの夜明け統率者デッキで再録された際はその通りに訂正された。

Kor have no concept of exploration. They return to homelands forgotten.
コーには探検という概念が存在しない。 故郷に戻ったときには忘れ去っているからだ。
(出典:ゼンディカー)
コーには探検という概念が存在しない。忘れられた故郷に帰っているだけなのだ。
(出典:ゼンディカーの夜明け統率者デッキ)

[編集] 参考

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