ネズミの群棲/Rat Colony

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*4枚制限ルールを無視する能力については、[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]も参照。
 
*4枚制限ルールを無視する能力については、[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]も参照。
 
**その執拗なネズミの[[リメイク]]ともいえる。[[コモン]]になったので数を集めやすくなった反面、タフネスは上がらないため[[微震/Tremor]]のようなわずか1点の[[全体火力]]でも絶滅してしまう。
 
**その執拗なネズミの[[リメイク]]ともいえる。[[コモン]]になったので数を集めやすくなった反面、タフネスは上がらないため[[微震/Tremor]]のようなわずか1点の[[全体火力]]でも絶滅してしまう。
*[[Magic: The Gathering Arena]]のオープンβリリース初週を経験した[[プレイヤー]]にとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されている[[コモン]]の[[Magic: The Gathering Arena#ワイルドカード|ワイルドカード]]4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。[[サイドボード]]の無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。
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==[[MTGアリーナ]]において==
**アリーナから[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を始めたという初心者も多く、正しい対処法を取れるプレイヤーが少なかったことも流行を後押ししていた。全体除去の有用性・必要性を思い知らされるデッキであり、逆に経験者はネズミデッキを[[メタゲーム|食える]]デッキを好んで組んでいたとか。
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[[Magic: The Gathering Arena]]のオープンβリリース初週を経験した[[プレイヤー]]にとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されている[[コモン]]の[[Magic: The Gathering Arena#ワイルドカード|ワイルドカード]]4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。[[サイドボード]]の無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。
**これがすべて[[ブロックされない|ブロックされなくなる]][[逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive]]をワイルドカードで追加入手し、より凶悪に仕上げたデッキも少数存在していた。
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*アリーナから[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を始めたという初心者も多く、正しい対処法を取れるプレイヤーが少なかったことも流行を後押ししていた。全体除去の有用性・必要性を思い知らされるデッキであり、逆に経験者はネズミデッキを[[メタゲーム|食える]]デッキを好んで組んでいたとか。
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*これがすべて[[ブロックされない|ブロックされなくなる]][[逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive]]をワイルドカードで追加入手し、より凶悪に仕上げたデッキも少数存在していた。
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*通常のフォーマットではほぼ絶滅したネズミの群棲デッキだが、[[ヒストリック・ブロール]]では低予算でそれなりに戦える[[貧乏デッキ]]として組まれることがある。[[カードプール]]が広い上に[[ハイランダー]]での100枚構築なので、プレイヤーによっては非常に負担の大きい[[フォーマット]]だが、コモン4枚とアンコモン1枚([[統率者]]として使用する[[混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos]])だけで形になるため、大量のカードを精製せずとも不定期開催の[[イベント]]を戦えるのである。追加で[[バントゥの碑/Bontu's Monument]]などを加えた、単なる間に合わせに留まらないネズミの群棲デッキも研究されている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2020年#Year of the Rat|Secret Lair Drop Series: Year of the Rat]]

2022年9月24日 (土) 16:53時点における最新版


Rat Colony / ネズミの群棲 (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

ネズミの群棲は、あなたがコントロールしている他のネズミ(Rat)1体につき+1/+0の修整を受ける。
デッキには《ネズミの群棲/Rat Colony》という名前のカードを何枚入れてもよい。

2/1

4枚制限ルールを無視できるネズミ。いくら数が増えてもパワーしか上がらないが、2マナという軽さを考えれば十分だろう。

ネズミであればなんでも参照してくれるが、ドミナリアに収録されているネズミはこれ1種類だけ。登場時のスタンダードでも亢進するネズミ/Thriving Rats廃墟ネズミ/Ruin Ratを加えた3種類しか存在しない。やはりこれ自身を大量にかき集めてデッキを作るのが、このカードの醍醐味と言える。

[編集] MTGアリーナにおいて

Magic: The Gathering Arenaのオープンβリリース初週を経験したプレイヤーにとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されているコモンワイルドカード4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。サイドボードの無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。

[編集] 参考

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