マジック:ザ・ギャザリング

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'''マジック'''''Magic: The Gathering'')は、[[Richard Garfield]]氏によって生み出され、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]] ([[WotC]]) 社により製作されているカードゲームである。
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'''マジック:ザ・ギャザリング'''(英:''Magic: The Gathering''、公式の略称:'''マジック'''、'''Magic'''、その他の略称に'''M:TG'''、'''MtG'''、'''ギャザ'''など)は、ゲームデザイナー[[Richard Garfield]]によって考案され、アメリカの企業[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]が製造・販売している[[トレーディングカードゲーム]]である。わが国における現在の販売代理店はウィザーズ社の日本支社である。現在、「最もよく遊ばれているTCG」などで[[ギネス世界記録]]に認定されている。
日本では、現在は[[タカラトミー]]が販売代理店になっている。
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[[トレーディングカードゲーム]] (TCG) の元祖といわれ、1993年8月[[アルファ]]以降、[[基本セット]]や[[エキスパンション]]を次々と発売。
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現在なお新規[[カード]]を追加しており、“アン”セットと呼ばれる[[銀枠]]のカードを含めれば、[[時のらせんブロック]]完結時に1万種突破している。
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トレーディングカードゲームのトップと言っても良い。
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*とは言うものの、売り上げで言えば子供にアピールする『遊戯王OCG』や『ポケモンカードゲーム』、そしてWotC社自らが手掛ける『デュエル・マスターズ』に大きく水を空けられているのが現状。売り上げ金額にして10倍以上の差がある。あちらはテレビアニメなどにフォローされているのが大きいようだ。本国であるアメリカ合衆国でも事情はあまり変わらない。
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[[プレイヤー]]はこれらカードを自由に組み合わせることで1人1人が[[デッキ]]を作り、それらを持ち寄って1対1または[[多人数戦|多人数]]で対戦を行う。
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== 概要 ==
カードに書かれた様々な[[呪文]]や[[クリーチャー]]を用いて、[[対戦相手]]を倒すことがゲームの目的である。
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[[1993年]]に発売が開始された世界初のTCGであり、あらゆるTCGの元祖ともいえる。同年8月の[[リミテッド・エディション]]以来、現在に至るまで新しい[[基本セット]]や[[エキスパンション]]を継続的に発売し続けており、[[カード]]の種類は([[アン・カード]]を含めて)[[テーロス還魂記]]時点で2万種を突破している。現在、世界11か国語、70か国以上で発売されている。
(ゲームの[[ルーリング|ルール]]は、[[Comprehensive Rules]]で定められている。日本語訳は[[総合ルール]]の項を参照)
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マジックは世界9ヶ国語・60カ国で発売され、いまなお、世界的な広がりをみせている。
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[[DCI]]のもとで公式競技の制度が定められており、[[プロツアー]]を始めとする[[トーナメント]]が世界各地で行われている。また、ゲーム性のみならずその美麗な[[イラスト]]も魅力の一つであり、[[コレクター]]としてマジックを楽しむ人も少なくない。
[[DCI]]のもとで公式競技の制度が定められており、[[世界選手権]]をはじめとする[[トーナメント]]が世界各地で行われている。
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*元々はウィザーズ社のデッキマスター・シリーズの中の1カードゲームという位置付けであった。カード[[裏面]]の"DECK MASTER"の表記はその名残である。
  
またゲーム性のみならず、その美麗な[[絵|イラスト]]も愛されている理由の1つ。
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== 遊び方 ==
[[コレクター]]としてマジックを楽しむ人も少なくない。
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[[プレイヤー]]がそれぞれ[[カード]]を自由に組み合わせて作った[[デッキ]]を持ち寄り、2人以上で[[ゲーム]]を行う。最も一般的なのは2人のプレイヤーが1対1でゲームを行う[[2人対戦]]だが、[[多人数戦|3人以上のプレイヤーによるゲーム]]も可能である。
*正式名称は「Magic: the Gathering」。日本語では「マジック:ザ・ギャザリング」または「マジック・ザ・ギャザリング」である。
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*「Magic」「マジック」は公式の略称でもある。略称など別に何を使ってもかまわないのだが、一応ということで。なお他の略表記としては、M:tG、MTG、Mtg、M:TGといったものも。
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*そもそもはWotC社の「DECK MASTER」シリーズの1カードゲームという位置付けだった(カードの裏面参照)。
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==参考==
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各プレイヤーは決められた点数の[[ライフ]]を持ち、自分のカードで[[対戦相手]]を[[攻撃]]する事によってそのプレイヤーのライフを減らす。
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各プレイヤーがこれを繰り返し、ライフが0点になったプレイヤーが負けとなる。
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その他ルールの詳細は[[総合ルール]]の頁を参照。
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== 販売 ==
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売り上げでは低年齢層にアピールし、メディアミックスを行っている『[[遊戯王OCG]]』や『ポケモンカードゲーム』、またウィザーズ社自らが手がける『[[デュエル・マスターズ]]』などに大きく水をあけられており、売り上げ額にして10倍以上の差がある。マジックの母国であるアメリカ合衆国においても事情はあまり変わらない。
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== 参考 ==
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*[[Wikipedia:ja:マジック:ザ・ギャザリング]]
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*[[マジックの歴史]]
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*[[デュエル・マスターズ]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2022年12月21日 (水) 22:41時点における最新版

マジック:ザ・ギャザリング(英:Magic: The Gathering、公式の略称:マジックMagic、その他の略称にM:TGMtGギャザなど)は、ゲームデザイナーRichard Garfieldによって考案され、アメリカの企業ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが製造・販売しているトレーディングカードゲームである。わが国における現在の販売代理店はウィザーズ社の日本支社である。現在、「最もよく遊ばれているTCG」などでギネス世界記録に認定されている。

[編集] 概要

1993年に発売が開始された世界初のTCGであり、あらゆるTCGの元祖ともいえる。同年8月のリミテッド・エディション以来、現在に至るまで新しい基本セットエキスパンションを継続的に発売し続けており、カードの種類は(アン・カードを含めて)テーロス還魂記時点で2万種を突破している。現在、世界11か国語、70か国以上で発売されている。

DCIのもとで公式競技の制度が定められており、プロツアーを始めとするトーナメントが世界各地で行われている。また、ゲーム性のみならずその美麗なイラストも魅力の一つであり、コレクターとしてマジックを楽しむ人も少なくない。

  • 元々はウィザーズ社のデッキマスター・シリーズの中の1カードゲームという位置付けであった。カード裏面の"DECK MASTER"の表記はその名残である。

[編集] 遊び方

プレイヤーがそれぞれカードを自由に組み合わせて作ったデッキを持ち寄り、2人以上でゲームを行う。最も一般的なのは2人のプレイヤーが1対1でゲームを行う2人対戦だが、3人以上のプレイヤーによるゲームも可能である。

各プレイヤーは決められた点数のライフを持ち、自分のカードで対戦相手攻撃する事によってそのプレイヤーのライフを減らす。

各プレイヤーがこれを繰り返し、ライフが0点になったプレイヤーが負けとなる。

その他ルールの詳細は総合ルールの頁を参照。

[編集] 参考

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