「目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno」を編集中

{{#card:Chandra, Awakened Inferno}}

[[基本セット2020]]の[[神話レア]]の[[チャンドラ]]。[[打ち消されない]][[能力]]を持ち、[[忠誠度能力]]は[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を与える[[紋章]]の付与、[[全体火力]]、[[追放]]つき[[X火力]]。

;+2能力
:1[[ターン]]あたり1点と微々たる効果で、[[重い]]ので付与から十分な[[ターン]]数を稼げるとも限らないが、プラス能力でありながら紋章として与える点が凶悪。1回ではさすがに頼りないが、複数回[[起動]]できれば[[勝利]]が大きく近づくだろう。初期[[忠誠度]]6からの+2は[[ダメージ]]に対してはかなり堅牢で、相手の対応手段が[[打ち消し]]やダメージに偏っているタイミングでは着実に勝利に近づける。
:[[放浪者/The Wanderer]]などを維持されると止まってしまうことは留意しておく必要がある。

;-3能力
:[[エレメンタル]]を除く3点全体火力。
:シンプルかつ十分な性能。しかし、同セットに存在する各種エレメンタルや[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]の＋1能力による土地、[[野茂み歩き/Wildgrowth Walker]]や[[遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin]]など登場時の[[スタンダード]]において効かない相手は多く、そういった相手は下の能力で対処することになる。
:逆に自分がそういった[[カード]]を使えば[[クリーチャー]]を立たせつつ全体を焼き払うことができるので、全体火力としては一長一短と言えるだろう。

;-X能力
:[[山伏の炎/Yamabushi's Flame]]系の火力。ただし[[プレイヤー]]には飛ばない。
:-3能力では対処できない脅威はこちらで[[除去]]することになり、特に+2能力から入っていれば対応できる範囲はかなり広い。

[[重い]]が打ち消されずに継続ダメージ紋章を設置できるという独自の長所を持つ[[フィニッシャー]]。[[タフネス]]4以上が複数並んだ展開に弱いため基本的には対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]用カードだが、[[環境]]や[[フォーマット]]によってはそれほど太いクリーチャーは並ばずに2つの-能力でほぼカバーし得る事も多い。

登場直後の[[スタンダード]]では[[エレメンタル (デッキ)#基本セット2020期|ティムール・エレメンタル]]や[[青黒赤コントロール#イクサラン・ブロック～基本セット2020期#基本セット2020後|グリクシス・コントロール]]、[[ビッグ・レッド#イクサラン・ブロック～基本セット2020期#基本セット2020後|ビッグ・レッド]]などで採用されている。

下環境でも特に打ち消されない性質を買って扱われる事もある。登場以後、重さをある程度カバーできる[[レガシー]]の[[赤単プリズン]]では敵の動きを締め付けてからの勝利手段として少数枚挿される事が多い。

==ルール==
;+2能力
*ダメージの発生源は紋章である。紋章は色を持たず、またその[[コントローラー]]は[[対戦相手]]自身である。
*[[ルール適用度]]が競技以上の大会では[[誘発忘れ]]に注意すること。対戦相手のチャンドラによってあなたに紋章を与えられた場合でも、ダメージの誘発は[[あなた]]が管理する必要がある。
*[[多人数戦]]で目覚めた猛火、チャンドラの[[オーナー]]がゲームから除外されても、対戦相手が得た紋章は消滅することはない。紋章のオーナーは対戦相手自身である。
**リリース・ノートのカード別注釈では「多人数戦では、あなたも《目覚めた猛火、チャンドラ》もゲームから除外された後にも、対戦相手は燃え続けるのである。」と表現されている<ref>[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0032677/ 『基本セット2020』リリースノート](Daily MTG 2019年6月25日)</ref>。

==関連カード==
{{キャラクターを表すカード/チャンドラ・ナラー}}

===サイクル===
{{サイクル/基本セット2020のチャンドラ}}
{{サイクル/基本セット2020の神話レアのプレインズウォーカー}}

==ストーリー==
詳細は[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)]]を参照。

==参考==
<references />
*[[カード個別評価：基本セット2020]] - [[神話レア]]
__NOTOC__