酸化/Oxidize

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調整版[[崩壊/Crumble]]。というかほぼ[[上位互換]]
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調整版[[青サビ/Verdigris]]であり、その[[上位互換]]。当時最強の[[アーティファクト]][[除去]]で、[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]対策として[[メインデッキ]]からよく使われた。
当時最強の[[アーティファクト]][[除去]]で、[[親和#親和/Affinity(デッキ)|親和デッキ]]対策として[[メインデッキ]]からよく使われた。
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[[溶接の壺/Welding Jar]]による[[再生]]を防ぐので、環境的な面で[[帰化/Naturalize]]や[[粉砕/Shatter]]よりも数段優秀。1[[マナ]][[インスタント]]と[[軽い|軽く]]て使い易いのも長所。
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[[溶接の壺/Welding Jar]]による[[再生]]を防ぐので、[[環境]]柄[[帰化/Naturalize]]や[[粉砕/Shatter]]よりも数段優秀。1[[マナ]][[インスタント]]と[[軽い|軽く]]て使いやすいのも長所。[[マイアの処罰者/Myr Enforcer]]などを1マナで確実に除去することができた。
[[マイアの処罰者/Myr Enforcer]]なんかを1マナで確実に除去してくれていた。
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[[]][[カード・タイプ]]も違うが、[[複製]]で1対多交換をとったり、[[再生]][[打ち消し]]にも強引に対処できる[[破壊放題/Shattering Spree]]とは比較できる。状況に応じて使い分けよう。
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*[[]]には、[[複製]]で間接的に再生に対処できる[[破壊放題/Shattering Spree]]が存在する。1対多交換をとることもでき、[[打ち消す|打ち消し]]にも耐性がある。ただし[[ソーサリー]]
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*{{Gatherer|id=46012|イラスト}}で酸化しているのは[[白金の天使/Platinum Angel]]({{Gatherer|id=48580|白金の天使のイラスト}})。プラチナは金に次いで酸化し難い金属であるが、それを錆びさせるほどの強烈な酸化の呪文である。
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*[[フレイバー・テキスト]]はRustをDustと掛けた言葉遊びになっている。[[灰は灰に/Ashes to Ashes]]も参照。
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{{フレイバーテキスト|"Ashes to ashes, rust to rust."|Viridian shaman}}
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{{フレイバーテキスト|灰は灰に、錆は錆に。|ヴィリジアンのシャーマン}}
  
*{{日本語画像|Oxidize~DST}}で酸化しているのは[[白金の天使/Platinum Angel]]({{日本語画像|Platinum Angel~MRD}})。プラチナは金に次いで酸化し難い金属であるが、錆びている。
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==関連カード==
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[[]]のアーティファクト除去呪文。特記しない限り[[インスタント]]。
  
*英語版[[フレイバー・テキスト]]はRustをDustと掛けた言葉遊びになっている。
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[[ETB]]能力で内蔵している緑の[[クリーチャー]]は[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]の項を、エンチャントも除去できる亜種は[[帰化/Naturalize]]の項を、同系統の赤い亜種は[[粉砕/Shatter]]の項をそれぞれ参照。
*:'''"Ashes to ashes, rust to rust." ―Viridian shaman'''
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*[[崩壊/Crumble]] - 1マナ。再生を許さない。破壊したアーティファクトの[[コントローラー]]はその[[マナ・コスト]]の点数だけ[[ライフ]]回復。([[アンティキティー]])
*::[[灰は灰に/Ashes to Ashes]]も参照。
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**[[無垢への回帰/Seeds of Innocence]] - [[ダブルシンボル]]3マナソーサリー。崩壊の全体版。([[ミラージュ]])
<!-- ↑Dustは出てないようなんですが…。
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*[[青サビ/Verdigris]] - 3マナの[[下位互換]]。([[テンペスト]])
元ネタ:Ashs to ashs, Dust to dust/灰は灰に、塵は塵に
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*[[木っ端みじん/Splinter]] - 4マナダブルシンボルソーサリー。対象のアーティファクトに加え、同名のカードを[[手札]]、[[墓地]]、[[ライブラリー]]から全て[[追放]]。([[ウルザズ・デスティニー]])
dustをrustに変えた洒落なんです。 -->
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*[[秘宝の突然変異/Artifact Mutation]] - [[赤緑]]2マナ。再生を許さない。破壊したアーティファクトのマナコストの数だけ1/1[[苗木]]・[[トークン]]を生成。([[インベイジョン]])
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*[[空想+現実/Illusion+Reality]] - 3マナ。[[分割カード]]の片側。([[アポカリプス]])
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**[[バントの魔除け/Bant Charm]] - [[緑白青]]3マナの[[魔除け]]。[[モード]]の内の1つ。([[アラーラの断片]])
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**[[押し潰す蔦/Crushing Vines]] - 3マナ。モードの内の片方。([[闇の隆盛]])
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*[[解体/Deconstruct]] - 3マナソーサリー。(緑)(緑)(緑)を加える。([[ミラディン]])
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*[[灰塵化/Turn to Dust]] - 1マナインスタント。[[装備品]]しか対象にできない。(緑)を加える。(ミラディン)
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*[[テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice]] - 2マナ。[[占術]]2付き。([[フィフス・ドーン]])
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*[[忍び寄る腐食/Creeping Corrosion]] - 4マナダブルシンボルソーサリー。全体版。([[ミラディン包囲戦]])
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*[[グリッサの嘲笑/Glissa's Scorn]] - 2マナ。対象のアーティファクトのコントローラーは1点のライフを失う。([[新たなるファイレクシア]])
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*[[自然廃退/Natural Obsolescence]] - 2マナ。ライブラリーの1番下に戻す。([[霊気紛争]])
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*[[造反者の解放/Dissenter's Deliverance]] - 2マナ。[[サイクリング]](緑)付き。([[アモンケット]])
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb106 酸化の進化―軽くて単純なアーティファクト除去](Wizards社;英語)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/evolution-oxidize-2004-01-16 The Evolution of Oxidize](Latest Developments [[2004年]]1月16日 [[Randy Buehler]]著)
*[[カード個別評価:ミラディンブロック]]
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*[[カード個別評価:ダークスティール]] - [[アンコモン]]

2021年12月21日 (火) 02:15時点における最新版


Oxidize / 酸化 (緑)
インスタント

アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


調整版青サビ/Verdigrisであり、その上位互換。当時最強のアーティファクト除去で、親和デッキ対策としてメインデッキからよく使われた。

溶接の壺/Welding Jarによる再生を防ぐので、環境帰化/Naturalize粉砕/Shatterよりも数段優秀。1マナインスタント軽くて使いやすいのも長所。マイアの処罰者/Myr Enforcerなどを1マナで確実に除去することができた。

"Ashes to ashes, rust to rust."
Viridian shaman
灰は灰に、錆は錆に。
ヴィリジアンのシャーマン

[編集] 関連カード

のアーティファクト除去呪文。特記しない限りインスタント

ETB能力で内蔵している緑のクリーチャーウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutanの項を、エンチャントも除去できる亜種は帰化/Naturalizeの項を、同系統の赤い亜種は粉砕/Shatterの項をそれぞれ参照。

[編集] 参考

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