魔女のかまど/Witch's Oven

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[[リミテッド]]でも前述の大釜の使い魔や[[不死の騎士/Deathless Knight]]との[[コンボ]]や他の食物シナジー・カードと合わせると強力。[[黒緑]]系以外でも[[チャンプブロック]]要員を食物に変えてライフに余裕を作ることができ、[[環境]]には[[パイ包み/Bake into a Pie]]や[[焼尽の連射/Searing Barrage]]、[[フェイ隠し/Stolen by the Fae]]などオマケ付きの[[除去]]が多いのでそれらを[[立ち消え]]させることができる利点もある。
 
[[リミテッド]]でも前述の大釜の使い魔や[[不死の騎士/Deathless Knight]]との[[コンボ]]や他の食物シナジー・カードと合わせると強力。[[黒緑]]系以外でも[[チャンプブロック]]要員を食物に変えてライフに余裕を作ることができ、[[環境]]には[[パイ包み/Bake into a Pie]]や[[焼尽の連射/Searing Barrage]]、[[フェイ隠し/Stolen by the Fae]]などオマケ付きの[[除去]]が多いのでそれらを[[立ち消え]]させることができる利点もある。
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残忍な騎士や砕骨の巨人といった対象を取る出来事に対応して起動することで、自分は食物トークンを生成しつつ対戦相手にはクリーチャーとして唱えなおすことを防ぐといった使い方が可能。(対象が立ち消えになるため追放されず墓地に置かれる)
  
 
*何らかの手段で[[クリーチャー化]]していれば自身を[[生け贄に捧げる]]こともできる。
 
*何らかの手段で[[クリーチャー化]]していれば自身を[[生け贄に捧げる]]こともできる。

2019年11月13日 (水) 01:24時点における版


Witch's Oven / 魔女のかまど (1)
アーティファクト

(T),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:食物(Food)トークンを1つ生成する。その生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスが4以上であったなら、代わりに食物トークンを2つ生成する。(それらは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)


自軍のクリーチャーを調理して食物トークンに変えてしまうアーティファクト

サクり台としては、クリーチャー限定とはいえ食物・トークンという形で間接的にライフに変換するギックスのかぎ爪/Claws of Gixの系譜と言えるか。ただし食物には他の用途も存在するので様々なギミックに活用できる。起動マナは不要だがタップを必要とするので、そのままでは1ターンに1度しか起動できない一方で序盤から気軽に使え、複数枚引いても無駄にならないメリットもある。

基本的にはチャンプブロック除去に対応することで無駄なく食物を生成できるが、食物の用途次第では積極的に起動することもあるだろう。特に同セットにおける大釜の使い魔/Cauldron Familiarとはシンプルかつ強力なシナジーを形成する。

スタンダードではアリストクラッツのメインエンジンとして活躍する。

リミテッドでも前述の大釜の使い魔や不死の騎士/Deathless Knightとのコンボや他の食物シナジー・カードと合わせると強力。黒緑系以外でもチャンプブロック要員を食物に変えてライフに余裕を作ることができ、環境にはパイ包み/Bake into a Pie焼尽の連射/Searing Barrageフェイ隠し/Stolen by the Faeなどオマケ付きの除去が多いのでそれらを立ち消えさせることができる利点もある。

残忍な騎士や砕骨の巨人といった対象を取る出来事に対応して起動することで、自分は食物トークンを生成しつつ対戦相手にはクリーチャーとして唱えなおすことを防ぐといった使い方が可能。(対象が立ち消えになるため追放されず墓地に置かれる)

開発秘話

モチーフは、グリム童話ヘンゼルとグレーテル』に登場する「魔女の家のかまど」。森の奥に捨てられた兄妹お菓子の家の悪い魔女に捕らえられ、兄ヘンゼルが食べられそうになってしまう。妹グレーテルは魔女を騙してパンを焼くかまどに押し込み、魔女はそのまま焼け死んだ。

最初のデザインではクリーチャー除去だったが、少しばかり恐ろしすぎたので、自軍クリーチャーを食物に変えるものになった[1]

脚注

  1. Eldraine Check, Part 3/エルドレイン・チェック その3Making Magic 2019年10月7日 Mark Rosewater著)

参考

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