刑務所破り/Prison Break
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを追加の+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。
大混乱(3)(黒)(このターンにあなたがこのカードを捨てていたなら、墓地にあるこれを(3)(黒)で唱えてもよい。タイミングのルールは適用される。)
大混乱付きのリアニメイトカード。+1/+1カウンターのオマケ付き。
素の状態では邪悪の再覚醒/Evil Reawakenedの下位互換となるので、構築で使う場合は大混乱を積極的に活用できるデッキで使うことになる。この場合は逆にゾンビ化/Zombifyの上位互換となり、サイズが必要なクリーチャーを利用している場合は強化が嬉しい。リアニメイトを狙うデッキは通常ならルーターなどで手札を墓地に置く手段を併用するので、大混乱についても比較的狙いやすいのも強みと言える。
一方でリアニメイトを戦術として使うデッキの場合、多少の修整は必要無い程のファッティや、サイズが一切関係ないシステムクリーチャーの蘇生を狙うケースも多く、この場合は大混乱を経由することで間接的にカード・アドバンテージも狙えるとはいえど、手札から唱える際に重いだけのゾンビ化と成り下がってしまう危険も残ってしまい、またリアニメイト戦術を使うデッキが墓地を肥やす手段として利用することの多い切削では大混乱が誘発しないのも惜しい点。登場直後の時点ではコストの安定したあちらの枠を奪うには至っていない。
リミテッドでは扱いが難しいカード。マーベル スパイダーマンは6マナ以上のクリーチャーの層が薄く、サイクリングのような自力で捨てられるクリーチャーも元から5マナの恐竜人間ステグロン/Stegron the Dinosaur Man程度なので、唱え直す手間を考えても立身出世の犯罪者、トゥームストーン/Tombstone, Career Criminalなどの墓地回収の方が結果的に小回りが利いて扱いやすいことが多い。高レアリティにはミスターネガティブ/Mister Negativeやマスタープランナー、ドクター・オクトパス/Doctor Octopus, Master Plannerといった重く強力なクリーチャーも僅かながら存在するので、それらが取れた場合には価値が上がる。幸いにして同セットは謀議などのルーティング手段が多く、リアニメイト先の仕込みも大混乱で唱えることも狙いやすい。
- 領界路の彼方でも名前は変わらず収録されている。イラストではアゾリウス評議会/The Azorius Senateの刑務所が脱獄されている。