幻触を授ける者/Glamer Gifter
*
幻触を授ける者 / Glamer Gifter (1)(青)クリーチャー ─ フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
このクリーチャーが戦場に出たとき、これでないクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーは基本のパワーとタフネスが4/4であり、すべてのクリーチャー・タイプを得る。
1/2
Whisper Gatherer
戦場に出たとき、他のクリーチャーにすべてのクリーチャー・タイプを与えるとともに4/4にするフェアリー・ウィザード。
機能としてはうねる待ち伏せ/Serpentine Ambushの亜種。サイズが縮んだので強化としてはやや弱まったが、対戦相手のファッティを弱体化させる用途ではサイズの低下がメリットにもなり、強化としてもタイプ的シナジーの恩恵を受けやすくした上に1/2飛行が残るので見劣りしない性能。本人と合わせれば合計5/6相当になり、威迫にも対処出来るため、ブロッカー向けのコンバット・トリックとして使う分にはあちらよりも強くなった面も存在している。本人のサイズは変更出来ないが、2枚目以降のこれで先に出ていた側を強化するのは適正。P/Tを変化させるカードの短所である、下地がいなければ機能しない点を自力で多少カバーしているのも特徴的。最悪でも、対象を選ばずに単なる1/2の瞬速フライヤーとして使っていけるため、戦力を落とさずに頭数が欲しい場合には有効なプレイングである。
構築においては、悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmaresとの相性の良さが目立つ。擬似多相+紋章によって対象を5/5に出来る他、瞬速+回避能力により最初の攻撃を通す性能が高く、忍術との相性も良好でマナカーブも綺麗に繋がる。実際にスタンダードではミッドレンジ戦術で併用が見られる他、カードプールの広いフォーマットでは有力な忍術と組み合わせやすくなるため、忍者のタイプ的デッキに一定の採用が確認できる。
リミテッドでは汎用コンバット・トリックとして色の組み合わせを選ばず採用できる良アンコモン。タフネス4以下を咎める除去が多いためクリーチャーを除去から守る手段としては使いづらいが、節くれ皮の楡/Gnarlbark Elmの起動型能力や名も無き転置/Nameless Inversion・毛抜き/Tweezeの射程外に逃れることは最低限可能であり、場合によっては相手の大型クリーチャーのタフネスを下げ自分の除去の射程内に押し込んだり月影/Moonshadowなどの-1/-1カウンターが4個以上置かれているクリーチャーを除去することもできる。1/2の本体も枯朽1に耐えられ召集のために活用できるということで無駄になりづらく、瞬速のアーキタイプを割り当てられた青黒では共に逃走/Run Away Togetherを強く使わせてくれる点も評価できる。タイプ的サポートが多めのカードプールにおいて恩恵を受けづらいフェアリーである点はやや物足りないが、クリーチャー・タイプを度外視して運用できる性能であり、むしろブースター・ドラフトではタイプ的サポートが優先的にピックされた結果遅めに流れてきてくれることもある。タイプ的シナジーを軸にピックを進めている状況でも反射的に忌避するようなことはしないでおきたい。