逆説の庭園/Paradox Gardens (ストーリー)
逆説の庭園/Paradox Gardensは、アルケヴィオス/Arcaviosのオーリシア/Orrithia大陸の施設。
解説
[編集]血の時代/The Blood Ageに起きた詳細不明のマナの撹乱により、オーリシア/Orrithia大陸南東部に魔力に満ちた地域が生まれた。ここは奇妙な自然現象、つきまとう幻影、形而上学的な異常で知られている。クアンドリクス大学/Quandrix Collegeの研究施設である逆説の庭園は、その強大な魔法エネルギーを活用すべくこの地域の内部に作られた。逆説の庭園はもともと、「最適化された完璧な自然環境」を創造しようとしたクアンドリクスの教授によって設計されたものだが、その後拡張が重ねられ、今では広大な実験場となっている。
クアンドリクスの魔道士たちは、宇宙の境界や法則を押し広げるためにこの庭園を訪れる。ここで彼らは、自然の摂理を曲げてその因果を試し、それによって現実の根底にある原理を真に理解することができる。逆説の庭園では、魔道士自身が生ける実験体となるのだ。庭園は様々な区域に分かれている。教室、事務室、宿泊施設を含む中央エリアはここの中心拠点であり、最も「普通の」区域だ。その外には、突発的な実験、無限のパターンを描く曲がりくねった通路、植物の合間に交じって成長する巨大な建造物など、学生が遭遇し得る様々な危険が待ち受けている。
逆説の庭園は広大な森林で、そこに棲む動植物は奇妙かつあらかじめ定められた形で振る舞う。木々は黄金比の螺旋を描いて成長し、下草は完璧な円形に並び、鳥たちは同じパターンを繰り返しながら飛び、虫たちの群れは完璧な立方体の形を成して飛び交う。逆説の庭園の一部区域は奇妙な重力異常で知られており、そこでは質量が小さくなり、学生たちは軽々と飛び跳ね、宙に浮くことすらできる。また別の場所では、時間の流れがほとんど直線的でないかのようだ――常に間に合っていながら常に遅刻しているのだ。この庭園のどこかでは、再構築可能なあらゆる自然の法則がすでに再構築されている。
重要地点
[編集]- 浮遊講堂/Drifting Auditoriums - 庭園の中心拠点近くに位置する浮遊講堂は、独自の重力法則に従って宙に浮かぶ教室の集合体だ。学生たちは講義室の間を跳ねたり浮かんだりして移動する。この講堂はもともと、重力が学生の重荷となり、真の学びを妨げているという信条に基づいて作られたが、現在では異なる環境とそれが如何に研究の助けとなるかの実験へと発展している。
- 無限螺旋苑/Infinite Spiral - 庭園で最も興味深く、最も危険な区域の一つ。学生たちはこの無限螺旋苑に足を踏み入れ、現実の深淵を探求する。螺旋の奥深くで彼らは、奇妙な幻影、方向感覚を狂わせる体験、危険な生物、可能性の限界に挑む生ける実験体に遭遇する。この無限螺旋苑を彷徨ううちに迷子になり、救助隊に連れ帰ってもらうはめになる学生も少なくないが、その一方で、幸運にも深部にいる間に真の啓示を体験したと報告する学生もいる。
- 格子の梢/Canopy Lattice - 庭園の中で空に向かってそびえ立ち、その景観の大部分よりも高い位置にある壮大な格子状建造物の一つ。学生たちはここから、庭園の絶景を眺めることができる。内部の空間は歪んでねじれた通路の連なりとなっているが、上層階まで辿り着くことができれば、そこにはクアンドリクスの学生のための主要な居住空間や憩いの場がある。
- ジオメトリウム/Geometrium - 庭園内でも最大の不可能図形の集合体。それらは理論や実験を具現化したものであり、記録保管庫であると同時に生きた実験でもある。学生たちは図形の中に入り込んで集められた知識に没入することも、図形の間を縫うように歩きながら距離を取って観察することもできる。この庭園で学ぶ者にとって、自らの理論が幾何学的な実体として永遠のものとなることは、最高の名誉の一つとされている。
登場
[編集]登場カード
[編集]フレイバー・テキストに登場
[編集]- ストリクスヘイヴンの秘密
- 異形のマナワーム/Aberrant Manawurm、腹ぺこグラファロン/Hungry Graffalon、プテラフラクティルス/Pterafractyl
- ストリクスヘイヴンの秘密統率者デッキ
- オーリンの螺旋術師/Owlin Spiralmancer
登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Secrets of Strixhaven/プレインズウォーカーのための『ストリクスヘイヴンの秘密』案内(Magic Story 2026年3月16日 Lauren Bond, Laurel Pratt著)