ザデック/Szadek

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(新規作成)
 
(ラヴニカ・ブロック以降)
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
2行: 2行:
  
 
==解説==
 
==解説==
[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の1つ、[[ディミーア家/House Dimir]]の[[パルンズ/Paruns|パルン/Parun]](創始者)にして指導者である[[吸血鬼 (ストーリー)|吸血鬼]]。男性。ラヴニカ・ブロックのストーリーの黒幕である。
+
[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の1つ、[[ディミーア家/House Dimir]]の[[パルンズ/Paruns|パルン/Parun]](創始者)にして指導者である[[吸血鬼/Vampire]]。男性。ラヴニカ・ブロックのストーリーの黒幕である。
  
 
1万年もの間、平和を脅かす者として地下深くに幽閉されており、ディミーア家同様その存在は一般には知られていない。自分を追放した9のギルドへの復讐として、[[ギルドパクト/Guildpact]]の破壊に乗り出す。
 
1万年もの間、平和を脅かす者として地下深くに幽閉されており、ディミーア家同様その存在は一般には知られていない。自分を追放した9のギルドへの復讐として、[[ギルドパクト/Guildpact]]の破壊に乗り出す。
10行: 10行:
 
==経歴==
 
==経歴==
 
===Ravnica===
 
===Ravnica===
ギルドパクトが締結1万周年を迎えるまさにその年、ザデックはギルドパクトを破壊すべく、行動を開始する。[[ゴルガリ団/The Golgari]]に対しては[[サヴラ/Savra]]を唆して[[スヴォグサー/Svogthir]]を復活させ[[石の死の姉妹/Sisters of Stone Death (ストーリー)|石の死の姉妹/Sisters of Stone Death]]を倒し、[[ボロス軍/Boros Legion]]に対しては[[多相の戦士|シェイプシフター]]のスパイを送り込む。また[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の[[ゴブリン]]に自爆テロを起こさせて[[聖バユル/Saint Bayul]]を殺害。ゴルガリ団と[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]を戦争の道具として利用するなどした。
+
ギルドパクトが締結1万周年を迎えるまさにその年、ザデックはギルドパクトを破壊すべく、行動を開始する。[[ゴルガリ団/The Golgari]]に対しては[[サヴラ・フォド・サーヴォ/Savra vod Savo]]を唆して[[スヴォグサー/Svogthir]]を復活させ[[石の死の姉妹/Sisters of Stone Death (ストーリー)|石の死の姉妹/Sisters of Stone Death]]を倒し、[[ボロス軍/Boros Legion]]に対しては[[多相の戦士|シェイプシフター]]のスパイを送り込む。また[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の[[ゴブリン]]に自爆テロを起こさせて[[聖バユル/Saint Bayul]]を殺害。ゴルガリ団と[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]を戦争の道具として利用するなどした。
  
 
最終的に[[エルフ]]であるサヴラを使って[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave#ストーリー|合唱者/Chorus]]に干渉し、ギルドパクトの根源・[[マトセレズニア/Mat'Selesnya]]を引き出し、牙を突き立てる。しかし間一髪のところで[[ジャラド・フォド・サーヴォ/Jarad vod Savo]]がシェイプシフターを構成する虫を操ってザデックを攻撃し、[[フォン・ズニク/Fonn Zunich]]が聖バユルの宝石を使ってすべてを吹き飛ばす。そして[[アグルス・コス/Agrus Kos]]がザデックへと相対し、その腕に手錠をかけた。
 
最終的に[[エルフ]]であるサヴラを使って[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave#ストーリー|合唱者/Chorus]]に干渉し、ギルドパクトの根源・[[マトセレズニア/Mat'Selesnya]]を引き出し、牙を突き立てる。しかし間一髪のところで[[ジャラド・フォド・サーヴォ/Jarad vod Savo]]がシェイプシフターを構成する虫を操ってザデックを攻撃し、[[フォン・ズニク/Fonn Zunich]]が聖バユルの宝石を使ってすべてを吹き飛ばす。そして[[アグルス・コス/Agrus Kos]]がザデックへと相対し、その腕に手錠をかけた。
24行: 24行:
  
 
===ラヴニカ・ブロック以降===
 
===ラヴニカ・ブロック以降===
時の裂け目の[[大修復/The Mending]]の影響で、アギレムはラヴニカから完全に切り離された変次元/Metaplaneと呼ばれる存在になってしまった。
+
[[時の裂け目/Rift]]の[[大修復/The Mending]]の影響で、アギレムはラヴニカから完全に切り離された変次元/Metaplaneと呼ばれる存在になってしまった。
  
 
ディミーアの新たな指導者となった[[ラザーヴ/Lazav]]は今もなおザデックの霊魂と交信できると主張しているが、その真偽は不明である。
 
ディミーアの新たな指導者となった[[ラザーヴ/Lazav]]は今もなおザデックの霊魂と交信できると主張しているが、その真偽は不明である。
44行: 44行:
 
===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/ravnica/dimir House Dimir]([[WotC]] ラヴニカ:ギルドの都特設サイト)
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/ravnica/dimir House Dimir]([[WotC]] ラヴニカ:ギルドの都特設サイト)
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mc12 The House That Lies Built]/[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mc12b The House That Lies Built(隠しページ)](Savor the Flavor 2005年11月9日 [[Matt Cavotta]]著)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/house-lies-built-2005-11-09 The House That Lies Built]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/house-lies-built-2005-11-09-0 The House That Lies Built(隠しページ)](Savor the Flavor 2005年11月9日 [[Matt Cavotta]]著)
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/210a Ravnica, Then and Now]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/003805/ ラヴニカ、その過去と現在](Feature Article 2012年8月29日 文:[[Adam Lee]] 訳:[[若月繭子]])
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-then-and-now-2012-08-29 Ravnica, Then and Now]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/003805/ ラヴニカ、その過去と現在](Feature Article 2012年8月29日 文:[[Adam Lee]] 訳:[[若月繭子]])
 
*[[Ravnica]](小説)
 
*[[Ravnica]](小説)
 
*[[Dissension]](小説)
 
*[[Dissension]](小説)

2018年4月19日 (木) 13:20時点における最新版

ザデック/Szadekは、ラヴニカ・ブロックのキャラクター。カードとしてはラヴニカ:ギルドの都秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secretsが初出。

目次

[編集] 解説

ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildの1つ、ディミーア家/House Dimirパルン/Parun(創始者)にして指導者である吸血鬼/Vampire。男性。ラヴニカ・ブロックのストーリーの黒幕である。

1万年もの間、平和を脅かす者として地下深くに幽閉されており、ディミーア家同様その存在は一般には知られていない。自分を追放した9のギルドへの復讐として、ギルドパクト/Guildpactの破壊に乗り出す。

他の吸血鬼と同じく牙を持ち、襲った相手を噛むが、彼が吸い取るのは血ではなく、対象の知識や記憶である。噛み傷を残さず、噛まれた記憶自体も奪うため、対象は襲われたことに一切気づかない。

[編集] 経歴

[編集] Ravnica

ギルドパクトが締結1万周年を迎えるまさにその年、ザデックはギルドパクトを破壊すべく、行動を開始する。ゴルガリ団/The Golgariに対してはサヴラ・フォド・サーヴォ/Savra vod Savoを唆してスヴォグサー/Svogthirを復活させ石の死の姉妹/Sisters of Stone Deathを倒し、ボロス軍/Boros Legionに対してはシェイプシフターのスパイを送り込む。またラクドス教団/The Cult of Rakdosゴブリンに自爆テロを起こさせて聖バユル/Saint Bayulを殺害。ゴルガリ団とセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveを戦争の道具として利用するなどした。

最終的にエルフであるサヴラを使って合唱者/Chorusに干渉し、ギルドパクトの根源・マトセレズニア/Mat'Selesnyaを引き出し、牙を突き立てる。しかし間一髪のところでジャラド・フォド・サーヴォ/Jarad vod Savoがシェイプシフターを構成する虫を操ってザデックを攻撃し、フォン・ズニク/Fonn Zunichが聖バユルの宝石を使ってすべてを吹き飛ばす。そしてアグルス・コス/Agrus Kosがザデックへと相対し、その腕に手錠をかけた。

こうしてザデックは逮捕され、ギルドパクトの破壊という大計画は未然に阻止された…はずであった。

[編集] Dissension

実は、ザデックがコスに自身を逮捕させたのは彼の計画のうちであった。ギルドパクトには自身を壊そうとする者を止める魔法的な力があり、通常はどうやっても破壊することができない。しかしギルドパクトはディミーア家を条約自身に対する敵役、秘密の存在として制定しており、その当主ザデックを逮捕することは条約に対する違反である。そしてザデックを止めなければマトセレズニアが殺されてしまう。この矛盾を突いたからこそ、ギルドパクトはコスを止めることができず、逮捕のその瞬間、まさにギルドパクトは崩壊したのである。だがこれを達成するためにザデックはコスに対して無防備になる必要があり、コスはザデックに害をなすことのできる唯一の存在となっていた。

逮捕されたザデックはアゾリウス評議会/The Azorius Senateの手に渡って殺される。その幽霊はアウグスティン四世/Augustin IVに支配され、ボロスの空中要塞・パルヘリオン/Parhelionラジア/Raziaたち天使と戦わされていた。最後にはパルヘリオンへ入ってきたコスに出会い、幽霊捕獲装置・ゴロ/Grounderによって再び捕らえられ、パルヘリオンの爆発が迫る中、アウグスティンの足元へと投げつけられた。

しかしこれでもなお消滅することも束縛されることもなかったようで、その後は幽霊街アギレム/Agyremに潜んでいる。

[編集] ラヴニカ・ブロック以降

時の裂け目/Rift大修復/The Mendingの影響で、アギレムはラヴニカから完全に切り離された変次元/Metaplaneと呼ばれる存在になってしまった。

ディミーアの新たな指導者となったラザーヴ/Lazavは今もなおザデックの霊魂と交信できると主張しているが、その真偽は不明である。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

ラヴニカ:ギルドの都
紺碧のスフィンクス/Cerulean Sphinx不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable疑念の影/Shadow of Doubt
ギルドパクト
浸透者の魔法印/Infiltrator's Magemark
ディセンション
破滅の印章/Seal of Doom機知の終わり/Wit's End

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

QR Code.gif