偏頭痛/Megrim

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[[対戦相手]]が[[ディスカード]]すると、2点[[ダメージ]]を与える[[エンチャント]]。
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[[対戦相手]]が[[カード]]を[[捨てる]]たびに、その対戦相手に2点の[[ダメージ]]を与える[[エンチャント]]。
  
[[手札破壊]]を多数搭載した[[デッキ]]で細々と使用されていたが、[[記憶の壺/Memory Jar]]の登場により歴史に残る凶悪デッキ[[メグリムジャー]]を産み出す。
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[[手札破壊]]を多数搭載した[[デッキ]]のダメージ源として使われるのが基本。大量手札破壊を行う[[悪疫/Pox]]、恒久的に手札破壊を行う[[屍気の霧/Necrogen Mists]](→[[メグリム・ミスト]])などと組み合わせるとダメージを与えやすい。
また[[記憶の壺/Memory Jar]]以外にも、[[悪疫/Pox]][[ウルザの罪/Urza's Guilt]]などと強烈な[[シナジー]]を形成。
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地味ながら[[メグリム・ミスト]]といった[[コンボ]]も知られている。
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手札を捨てることが能力に含まれるカード群に対するアンチカードとしても有用。
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欠点は、手札破壊自体にも言えることだが、対戦相手の[[手札]]が無くなると機能しなくなってしまうこと。そこで、対戦相手に[[引く|ドロー]]させつつ捨てさせるようなカードと組み合わせると、無駄になりづらく大ダメージを与えやすい。最も有名な例は[[記憶の壺/Memory Jar]]との[[コンボ]]であり、歴史に残るほどの凶悪デッキ[[メグリムジャー]]を生み出した。メグリムジャーほど有名ではないが、[[ウルザの罪/Urza's Guilt]]と組み合わせた[[メグリム・ギルト]]も知られている。
[[MoMa]][[精神力/Mind Over Matter]][[サイクリング]]などに対するサイドとして採用された実績がある。[[マッドネス]][[変成]]にも効果的だろう。
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*[[ディスカード]]してダメージを受けるのは[[対戦相手]]だけである。
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手札破壊と組み合わせるのではなく、手札を捨てることが[[コスト]][[効果]]に含まれるカード群への対策カードとしても有用。[[MoMa]]の[[精神力/Mind Over Matter]]や[[サイクリング]]などに対する[[サイドボード]]として採用された実績がある。[[マッドネス]]や[[変成]]にも効果的だろう。
*日本語としては「へんとうつう」と読んでも間違いではないが、少なくともマジックでの公式読みは「へんずつう」。
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*カードを捨てることによってダメージを受けるのは対戦相手のみである。
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*日本語としては偏頭痛を「へんとうつう」と読むのは誤りではないが、[[第9版]]以降の振り仮名は「へんずつう」である。
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**解剖学では原則として「頭」は「とう」と読む(例:「頭蓋骨」=「とうがいこつ」)。
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**一方、医学では「頭痛」は「ずつう」、「偏頭痛(片頭痛)」は「へんずつう」と読む決まりである。(これは、医療者同士が口頭で医療情報を交換する際、「疼痛」(とうつう)や「扁桃痛」(へんとうつう)等と区別できない場合、大問題となる可能性があるためである。)
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*[[第7版]]から[[基本セット2010]]まで[[基本セット]]に収録されていた。しかし[[基本セット2011]]では[[再録]]されず、ダメージではなくライフを[[失う|失わ]]せる効果の2マナの[[リリアナの愛撫/Liliana's Caress]]に置き換えられた。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:テンペストブロック]]
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*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
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*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
+
*[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
+
*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[アンコモン]]

2020年5月31日 (日) 02:05時点における最新版


Megrim / 偏頭痛 (2)(黒)
エンチャント

対戦相手がカードを1枚捨てるたび、偏頭痛はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。


対戦相手カード捨てるたびに、その対戦相手に2点のダメージを与えるエンチャント

手札破壊を多数搭載したデッキのダメージ源として使われるのが基本。大量手札破壊を行う悪疫/Pox、恒久的に手札破壊を行う屍気の霧/Necrogen Mists(→メグリム・ミスト)などと組み合わせるとダメージを与えやすい。

欠点は、手札破壊自体にも言えることだが、対戦相手の手札が無くなると機能しなくなってしまうこと。そこで、対戦相手にドローさせつつ捨てさせるようなカードと組み合わせると、無駄になりづらく大ダメージを与えやすい。最も有名な例は記憶の壺/Memory Jarとのコンボであり、歴史に残るほどの凶悪デッキメグリムジャーを生み出した。メグリムジャーほど有名ではないが、ウルザの罪/Urza's Guiltと組み合わせたメグリム・ギルトも知られている。

手札破壊と組み合わせるのではなく、手札を捨てることがコスト効果に含まれるカード群への対策カードとしても有用。MoMa精神力/Mind Over Matterサイクリングなどに対するサイドボードとして採用された実績がある。マッドネス変成にも効果的だろう。

  • カードを捨てることによってダメージを受けるのは対戦相手のみである。
  • 日本語としては偏頭痛を「へんとうつう」と読むのは誤りではないが、第9版以降の振り仮名は「へんずつう」である。
    • 解剖学では原則として「頭」は「とう」と読む(例:「頭蓋骨」=「とうがいこつ」)。
    • 一方、医学では「頭痛」は「ずつう」、「偏頭痛(片頭痛)」は「へんずつう」と読む決まりである。(これは、医療者同士が口頭で医療情報を交換する際、「疼痛」(とうつう)や「扁桃痛」(へんとうつう)等と区別できない場合、大問題となる可能性があるためである。)
  • 第7版から基本セット2010まで基本セットに収録されていた。しかし基本セット2011では再録されず、ダメージではなくライフを失わせる効果の2マナのリリアナの愛撫/Liliana's Caressに置き換えられた。

[編集] 参考

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