森勝洋
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− | + | [[2002年]]シーズンを前後にして不振が続いていたが、[[2005年]]に入り復調し、[[グランプリ新潟05]]で悲願の個人タイトルを獲得。そして、[[世界選手権05]]で日本人初の世界王者へ登りつめた。 | |
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− | [[プロツアー横浜07]] | + | [[プロツアー横浜07]]で、罰則の累積により6ヵ月の[[出場停止]]処分を受ける<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/news-katsuhiro-mori-suspended-2007-04-21 NEWS: KATSUHIRO MORI SUSPENDED]/[https://magic.wizards.com/en/node/540641 森 勝洋選手の資格停止について](Event Coverage)</ref>。 |
− | 出場停止処分後、しばらく表舞台での活躍が途絶えていたが、[[グランプリ北九州09]]で久々にベスト8に入ると、翌年には[[グランプリ横浜10]]優勝、[[日本選手権10]] | + | 出場停止処分後、しばらく表舞台での活躍が途絶えていたが、[[グランプリ北九州09]]で久々にベスト8に入ると、翌年には[[グランプリ横浜10]]優勝、[[日本選手権10]]で2回目の優勝を果たし、衰えぬ実力を見せつけた。[[日本選手権]]を2度制覇したのは、[[1996年]]と[[1998年]]に優勝した[[塚本俊樹]]と、森の2人のみである。 |
[[グランプリ神戸12]]では、日本人初の予選ラウンド全勝(15連勝)のパフォーマンスを魅せた。 | [[グランプリ神戸12]]では、日本人初の予選ラウンド全勝(15連勝)のパフォーマンスを魅せた。 | ||
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*生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が0の段階で(アジア太平洋地域の[[DCI]]ランキング1位により)[[インビテーショナル]]に招待されたという伝説がある。しかし学業上の理由でインビテーショナルは辞退した。 | *生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が0の段階で(アジア太平洋地域の[[DCI]]ランキング1位により)[[インビテーショナル]]に招待されたという伝説がある。しかし学業上の理由でインビテーショナルは辞退した。 | ||
− | * | + | *高速道路で交通事故を起こし、「これがホントの事故った事故った」という迷言を残す。(→[[日本選手権02]] [http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpnat02/draft2b 2nd Draft :モリカツ]参照) |
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*「マジゴッド」という口癖があった。 | *「マジゴッド」という口癖があった。 | ||
*[[オデッセイ・ブロック]]の[[リミテッド]]の[[グランプリ]]で、3[[色]]+[[タッチ]][[よろめく大群/Shambling Swarm]]という[[デッキ]]を見た後、「俺なら回せる」と発言した。 | *[[オデッセイ・ブロック]]の[[リミテッド]]の[[グランプリ]]で、3[[色]]+[[タッチ]][[よろめく大群/Shambling Swarm]]という[[デッキ]]を見た後、「俺なら回せる」と発言した。 | ||
− | * | + | *[[2006年]]4月23日放送の「[https://www.tv-tokyo.co.jp/meisai/ 給与明細]」に出演。「クイックシルバー森」と呼ばれていた。 |
*かつてはカードショップ「勝てる屋」を経営していた。 | *かつてはカードショップ「勝てる屋」を経営していた。 | ||
2021年8月19日 (木) 17:51時点における版
森 勝洋(もり かつひろ)は、日本のマジックプレイヤー。古くからのプレイヤーからは「モリカツ」、親しい仲間からは「かっちん」という愛称で親しまれている。元Hareruya Hopes所属。
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概要
高校生のときにThe Finals99でベスト4に入賞し、強豪に名を連ねることになった。
当初はチーム戦で目覚しい活躍を見せ、藤田修、石田格と結成した「アンチャンズ」でグランプリ台北01準優勝、森田雅彦、黒田正城と結成した「P.S.2(Poor Shark 2)」ではマスターズヴェニス03優勝に加え、グランプリ名古屋02とグランプリ大阪05の国内チーム戦グランプリを連覇している。上記のチーム「アンチャンズ」は、彼のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得のために結成され、見事GPで準優勝を達成し、そのおかげもあって2000-01シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
2002年シーズンを前後にして不振が続いていたが、2005年に入り復調し、グランプリ新潟05で悲願の個人タイトルを獲得。そして、世界選手権05で日本人初の世界王者へ登りつめた。
その後、日本選手権06でも優勝。世界選手権06でも2年連続の個人戦ベスト8入りに加え、団体戦でも決勝進出を果たし、年末のThe Finals06も制するなど、2000年代中盤のプレミアイベントシーンを代表する活躍を見せた。
プロツアー横浜07で、罰則の累積により6ヵ月の出場停止処分を受ける[1]。
出場停止処分後、しばらく表舞台での活躍が途絶えていたが、グランプリ北九州09で久々にベスト8に入ると、翌年にはグランプリ横浜10優勝、日本選手権10で2回目の優勝を果たし、衰えぬ実力を見せつけた。日本選手権を2度制覇したのは、1996年と1998年に優勝した塚本俊樹と、森の2人のみである。
グランプリ神戸12では、日本人初の予選ラウンド全勝(15連勝)のパフォーマンスを魅せた。
デッキチューナーとしての才能も素晴らしく、対策されたトリックスに変異種/Morphlingをメイン搭載した通称「モリカツ型」、けちコントロール対決を意識して山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordをサイドに忍ばせた「Godo's Gift(伍堂型けちコン)」など、メタゲームを的確に読み成功を収めている。
- 海外ではそのプレイングが「熱狂的」などと評価されている。彼のプレイングは非常に素早くかつ正確で、傍から見ているとほかの日本人プレイヤーへの評価「おとなしく、礼儀正しい」からは軌を逸すプレイヤーである。(→Wise Words - Goodbye 2001!(Gary Wiseによる森勝洋のプレイングに対するコメント)参照)
- 素早いプレイングと鋭い判断力から「ライトニング(稲妻)」の異名を持つ。
- 生涯獲得プロツアー・ポイントが0の段階で(アジア太平洋地域のDCIランキング1位により)インビテーショナルに招待されたという伝説がある。しかし学業上の理由でインビテーショナルは辞退した。
- 高速道路で交通事故を起こし、「これがホントの事故った事故った」という迷言を残す。(→日本選手権02 2nd Draft :モリカツ参照)
- 「マジゴッド」という口癖があった。
- オデッセイ・ブロックのリミテッドのグランプリで、3色+タッチよろめく大群/Shambling Swarmというデッキを見た後、「俺なら回せる」と発言した。
- 2006年4月23日放送の「給与明細」に出演。「クイックシルバー森」と呼ばれていた。
- かつてはカードショップ「勝てる屋」を経営していた。
主な戦績
プロツアー
マスターズ
- マスターズヴェニス03 チーム戦優勝(P.S.2)
グランプリ
- グランプリ千葉15 ベスト4
- グランプリ京都13 チーム戦ベスト4
- グランプリ神戸12 ベスト8
- グランプリ横浜10 優勝
- グランプリ北九州09 ベスト8
- グランプリ山形06 ベスト4
- グランプリ北京05 ベスト4
- グランプリ新潟05 優勝
- グランプリ大阪05 チーム戦優勝(P.S.2)
- グランプリ名古屋02 チーム戦優勝(P.S.2)
- グランプリ台北01 チーム戦準優勝(アンチャンズ)
- グランプリ静岡01 ベスト8
- グランプリ仙台01 ベスト8
- グランプリ広島01 ベスト8
- グランプリ札幌00 ベスト8
- グランプリ京都00 ベスト4
その他
- 日本選手権10 優勝
- The Finals06 優勝
- 日本選手権06 優勝
- アジア太平洋選手権01 ベスト4
- 日本選手権00 ベスト8
- The Finals99 ベスト8
代表的なデッキ
- 赤単スライ(日本選手権10 優勝)
- DDT(グランプリ横浜10 優勝)
- 黒緑エルフ(世界選手権07 ベスト8)
- 刈り痕ストーム(日本選手権07)
- 青白トロン型ピクルス(The Finals06 優勝)
- トリスケトロン(世界選手権06 ベスト8)
- ストラクチャー・アンド・フォース(日本選手権06 優勝)
- セレズニア対立(世界選手権05 優勝)
- 伍堂型けちコン(グランプリ新潟05 優勝)
- トリックス(グランプリ仙台01 ベスト8)
- ターボタクシー(世界選手権01)
- ネザーゴー(アジア太平洋選手権01 ベスト8)
- 青茶単(日本選手権00 ベスト8)
- 黒コントロール(強襲デルレイッチ型)(The Finals99 ベスト4)
脚注
- ↑ NEWS: KATSUHIRO MORI SUSPENDED/森 勝洋選手の資格停止について(Event Coverage)