サウロンの交換条件/Sauron's Ransom

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「{{#card:Sauron's Ransom}} {{未評価|指輪物語:中つ国の伝承}} ==参考== *カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承 - レア」)
 
 
(1人の利用者による、間の2版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Sauron's Ransom}}
 
{{#card:Sauron's Ransom}}
  
{{未評価|指輪物語:中つ国の伝承}}
+
[[青黒]]の3[[マナ]]になった[[偏った幸運/Fortune's Favor]]。さらに[[指輪があなたを誘惑する]]。
 +
 
 +
偏った幸運は[[モダン]]以下の[[フォーマット]]では[[嘘か真か/Fact or Fiction]]が使用可能なため採用理由に乏しいが、こちらは[[軽い]]ため差別化は容易。[[ライブラリー]]の上4枚はよほど偏った強さでなければ2枚-2枚の[[束]]に分けられることが多いため、3マナで手札を2枚増やせる[[インスタント]]として考えるとマナ効率はなかなか良い。[[引く|ドロー]]でないため同時登場した[[オークの弓使い/Orcish Bowmasters]]に引っかからないことも利点。
 +
 
 +
指輪により[[回避能力]]を与えられることを考えると、[[クロック・パーミッション]]的な[[デッキ]]に向いたカードと言える。[[墓地]]が肥える点を活かし、[[探査]]などの墓地利用要素と併用すればなおのこと良い。
 +
 
 +
*この[[呪文]]は[[対象]]を取らない。どの[[対戦相手]]に束を分けさせるかは[[解決]]時に決定され、[[プロテクション]]や[[呪禁]]を持つ対戦相手を選ぶことも適正である。
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
「王の帰還」の一幕({{Gatherer|id=618360}})。
 +
 
 +
指輪所持者が[[冥王、サウロン/Sauron, the Dark Lord#ストーリー|サウロン/Sauron]]を滅ぼすことに一縷の望みを掛け、囮となるためにモルドール/Mordorに決死行を仕掛ける[[一行のリーダー、アラゴルン/Aragorn, Company Leader#ストーリー|アラゴルン/Aragorn]]らゴンドール/Gondor軍。宣戦布告を挙げるアラゴルンらに対し出てきた使者は[[サウロンの口/The Mouth of Sauron]]を名乗り、[[ミスリルの胴着/Mithril Coat]]など[[フロド・バギンズ/Frodo Baggins#ストーリー|フロド/Frodo]]達の所持品を出し、ゴンドールの領地をすべて明け渡し隷属するなら人質を返してやるとあざ笑う。絶望する面々だったが、実際フロド達が敵の手に堕ちたのなら、サウロンは[[一つの指輪/The One Ring]]を手にしているはずでありこのような揺さぶりなど必要無いはずだった。[[灰色のガンダルフ/Gandalf the Grey#ストーリー|ガンダルフ/Gandalf]]はサウロンの口を一喝し、フロド達の装備を奪い返す。サウロンの口は這う這うの体で逃げ帰り、代わりに[[オーク]]達が[[黒門/The Black Gate]]から雪崩出した。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[山分けカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[レア]]

2023年7月19日 (水) 20:16時点における最新版


Sauron's Ransom / サウロンの交換条件 (1)(青)(黒)
インスタント

対戦相手1人を選ぶ。そのプレイヤーはあなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、裏向きの束1つと表向きの束1つに分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に、もう一方をあなたの墓地に置く。指輪があなたを誘惑する。


青黒の3マナになった偏った幸運/Fortune's Favor。さらに指輪があなたを誘惑する

偏った幸運はモダン以下のフォーマットでは嘘か真か/Fact or Fictionが使用可能なため採用理由に乏しいが、こちらは軽いため差別化は容易。ライブラリーの上4枚はよほど偏った強さでなければ2枚-2枚のに分けられることが多いため、3マナで手札を2枚増やせるインスタントとして考えるとマナ効率はなかなか良い。ドローでないため同時登場したオークの弓使い/Orcish Bowmastersに引っかからないことも利点。

指輪により回避能力を与えられることを考えると、クロック・パーミッション的なデッキに向いたカードと言える。墓地が肥える点を活かし、探査などの墓地利用要素と併用すればなおのこと良い。

[編集] ストーリー

「王の帰還」の一幕(イラスト)。

指輪所持者がサウロン/Sauronを滅ぼすことに一縷の望みを掛け、囮となるためにモルドール/Mordorに決死行を仕掛けるアラゴルン/Aragornらゴンドール/Gondor軍。宣戦布告を挙げるアラゴルンらに対し出てきた使者はサウロンの口/The Mouth of Sauronを名乗り、ミスリルの胴着/Mithril Coatなどフロド/Frodo達の所持品を出し、ゴンドールの領地をすべて明け渡し隷属するなら人質を返してやるとあざ笑う。絶望する面々だったが、実際フロド達が敵の手に堕ちたのなら、サウロンは一つの指輪/The One Ringを手にしているはずでありこのような揺さぶりなど必要無いはずだった。ガンダルフ/Gandalfはサウロンの口を一喝し、フロド達の装備を奪い返す。サウロンの口は這う這うの体で逃げ帰り、代わりにオーク達が黒門/The Black Gateから雪崩出した。

[編集] 参考

QR Code.gif